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トロンフォーラムメールマガジン | TRONWARE VOL.193「2021 TRON Symposium “Rebooting”」

トロンフォーラムメールマガジン | TRONWARE VOL.193「2021 TRON Symposium “Rebooting”」

トロンフォーラムが毎月お送りするメールマガジンの2022年2月号をお送りします。

TRONWARE VOL.193「2021 TRON Symposium “Rebooting”」

TRON & IoT技術情報マガジンのTRONWAREは、最新号となるVOL.193を2月15日(火)に発売いたします。

本号の特集1は「2021 TRON Symposium “Rebooting”」です。トロンフォーラムでは、2021年12月8日(水)から10日(金)までの3日間、東京・六本木の東京ミッドタウンにおけるリアルと、オンラインで基調講演や各セッションの様子を配信するハイブリッド方式で、TRONSHOWを開催いたしました。

TRONWARE VOL.193では、TRONプロジェクトの1年間の研究・活動成果をご紹介するTRONSHOW展示会場内での主催者や出展者の様子を詳しくご紹介しているほか、TRONSHOWの初日に行われた基調講演「Rebooting-2021年のTRONプロジェクトと今後の展望-」をはじめ、開催期間中に行われた各セッションを完全網羅してご紹介いたしました。TRONWARE VOL.193を読んでいただくことで、リアルの会場に参加できなかった方や、オンライン配信の聴講ができなかった方も、会場の様子や各講演及びセッションの様子をつぶさに知ることができます。

また、TRONSHOW開催前の2021年12月4日(土)に、INIADホールで行ったTEPS 34th(TRONイネーブルウェアシンポジウム)は、「デジタル技術を活用した聴覚障碍者への情報保障とその課題」というテーマのもと、こちらもハイブリッド方式で開催いたしました。本号では、TEPSの基調講演やパネルセッションについても詳しくご紹介しています。なお、リアルに行われた会場では、駅のホームからの転落防止などを想定して開発された、株式会社 的による「視覚障害者向け支援装置(仮名)」のデモ展示が行われました。

そして本号の特集2は「第4回東京公共交通オープンデータチャレンジ」です。2019年11月18日(月)から2021年10月15日(金)に実施されたこのチャレンジには、約1,500件の開発者登録が行われ、公共交通オープンデータ協議会の会員である鉄道、バス、航空、フェリーの各交通事業者による時刻表データなどの静的データや在線位置情報などの動的データ、さらに国土交通省や東京都で整備が進められた駅構内関連データ、そして新型コロナウイルスのまん延に伴って重視されている流動人口データ等が公開されました。

これらのデータを用いて開発が行われ、応募された、さまざまなwebアプリやスマホアプリの中から、厳正なる審査の結果、最優秀賞3作品をはじめとする各賞が選ばれました。本号ではこれらの作品について、開発者によるコメントや画面例をご紹介しています。また、今回のチャレンジでは営利目的での利用も可能でしたので、Google マップなどチャレンジのデータを活用した商用の乗換案内サービスもご紹介しました。

TRONWARE VOL.193の詳細は以下をご参照ください。
https://www.personal-media.co.jp/book/tw/tw_index/359.html

2月21日-22日「【実習】ITRON初級」開催

トロンフォーラムでは2022年2月21日(月)-22日(火)にINIAD(東洋大学情報連携学部)のある東洋大学赤羽台キャンパスで開催する予定の「【実習】ITRON初級」の受講申込を受付中です。

受講申込は有償会員の方を優先とし、定員枠に満たない場合のみ、学術会員及び会員以外の方の受講を受け付けます。皆様のご参加をお待ち申し上げます。

2月21日(月)-22日(火) 【実習】ITRON初級
https://www.tron.org/ja/seminar/schedule2021/

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2月24日-25日「【実習】μT-Kernel入門(協力:ルネサス エレクトロニクス)」開催

トロンフォーラムでは2022年2月24日(木)-25日(金)にINIAD(東洋大学情報連携学部)のある東洋大学赤羽台キャンパスで開催する予定の「【実習】μT-Kernel入門(協力:ルネサス エレクトロニクス)」の受講申込を受付中です。

受講申込は有償会員の方を優先とし、定員枠に満たない場合のみ、学術会員及び会員以外の方の受講を受け付けます。皆様のご参加をお待ち申し上げます。

2月24日(木)-25日(金) 【実習】μT-Kernel入門(協力:ルネサス エレクトロニクス)
https://www.tron.org/ja/seminar/schedule2021/

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パーソナルメディアがμT-Kernel 3.0とIEEE 2050-2018の両方の仕様に準拠した「PMC T-Kernel 3.0」を発売開始

トロンフォーラム幹事会員のパーソナルメディアは、2022年1月5日(水)から、「μT-Kernel 3.0」と「IEEE 2050-2018」の2つの仕様に準拠したマルチコア対応リアルタイムOS「PMC T-Kernel 3.0」の機器メーカー向けの受注を開始しました。本製品はユーザが指定する組込み機器やハードウェア上で動作するカスタム製品ですが、開発評価用として市販の評価ボード上で動作する「PMC T-Kernel 3.0評価キット」を3月1日(火)から発売します。

本製品の詳細につきましては、以下をご参照ください。

パーソナルメディア
http://www.t-engine4u.com/press/pmctk3.html

pmc

3月17日及び18日にパーソナルメディアがT-Kernelセミナーを開催

トロンフォーラム幹事会員のパーソナルメディアでは、T-Kernelを使った開発について、より詳しく学びたい方を対象に、有料の実習セミナーを実施しています。

3月17日(木)に実施する「T-Kernel導入実習セミナー」では、T-Kernelの基礎から、ソフトウェア部品の組合せ、メモリモデル、デバッグ手法などを説明したうえで、プロセスベースおよびT-Kernelベースのソフト開発からデバッグまでの流れをご体験いただきます。

また3月18日(金)に実施する「T-Kernelドライバ開発実習セミナー」では、T-Kernelのデバイスドライバの開発を担当されるT-Kernel経験者を対象に、ドライバの内部構造およびインタフェースなどを説明します。また実習を通じて、ドライバの開発の流れを一通りご体験いただきます。各セミナーの詳細につきましては、以下の公式webサイトをご参照ください。

パーソナルメディア セミナー紹介ページ
http://www.t-engine4u.com/seminar/index.html

pmc

トロンフォーラム設立20周年 T-Kernel/ITRONの採用事例募集中

トロンフォーラムは、旧称のT-Engineフォーラムとして2002年に設立され、活動を続けてまいりました。いよいよ2022年6月で設立20周年を迎えます。

この間、2010年にITRON仕様やBTRON仕様などの仕様策定を行ってきたトロン協会の事業や各種WG活動を継承し、2015年4月にトロンフォーラムと名称を変更して現在に至ります。多くの企業や技術者の方々のご支援をいただき、ITU-TでのユビキタスIDアーキテクチャをベースにしたITU-T勧告「H.642」が成立したり、μT-Kernel 2.0がベースのIEEE 2050-2018がIEEE標準として成立したりするなど、トロンフォーラムの標準化活動の成果は国際的にも高く評価をいただいています。

また、トロンフォーラムではさまざまなワーキンググループによる標準化活動の成果として、T-Engineボードやその上で動作するT-Kernel、μT-Kernelといった組込み用リアルタイムOSの仕様策定と仕様書の作成、及びその仕様に基づいたリファレンスソースコードの一般公開を行ってきました。これらはいずれも無償で行われています。さらに近年では、トロンフォーラムのwebサイトだけでなく、GitHubといったオープンソースソフトウェアの公開を行うリポジトリでのμT-Kernelの最新版「μT-Kernel 3.0」のバージョンアップ版のリリースを継続して実施しています。

こうした活動の成果は多くの分野で製品に採用されています。そこでトロンフォーラムでは、T-KernelやITRONの採用事例を募集中です。T-KernelやITRONを採用された事例をご紹介いただける場合は、入力フォームにご記入ください。T-KernelやITRONは、航空宇宙分野から産業機器、カーナビ、多機能プリンタ、電子楽器、デジタルカメラなど、さまざまな分野で多くの採用事例があります。

お送りいただいた採用事例は、トロンフォーラムのwebサイトやメールマガジンでご紹介させていただいたり、坂村会長の講演やTRONプロジェクトの技術情報誌「TRONWARE」などでご紹介させていただいたり、トロンフォーラムが主催または共催、協賛するイベント等でご紹介させていただく予定です。

是非、この機会に採用事例をご紹介ください。詳しくは以下のページにある入力フォームをご参照ください。
https://www.tron.org/ja/tron-project/provide-the-use-case/

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