トロンフォーラムが「2018年度組込みシステムにおけるリアルタイムOSの利用動向に関するアンケート調査報告書」を会員に公開、法人向けに4月中旬から一般発売
オープンソース、オープンデータおよびオープンAPIで、組織や応用に縛られないオープンIoTの実現を目指す、TRONプロジェクトの推進母体であるトロンフォーラム(東京都品川区、会長:坂村健・東洋大学情報連携学部INIAD学部長)は、「2018年度組込みシステムにおけるリアルタイムOSの利用動向に関するアンケート調査報告書」をまとめました。その結果、「組込みシステムに組み込んだOSのAPI」で、T-Kernel仕様API(μT-Kernel仕様API等を含む) とITRON仕様APIの合計で約60%の圧倒的シェアを達成しました。これにより、調査開始以来23年連続でTRON系OSが利用実績トップのOSとなりました。また、アプリケーション分野別の組込みOSのAPIにおいて、IoT関連機器の利用事例が増えており、かつTRONの利用割合が増えている結果となりました。
このアンケート調査活動は、Embedded Technology(組込み総合技術展、略称ET、主催:一般社団法人組込みシステム技術協会)およびその前身となる展示会の会場で定点観測的に実施しており、今回で23回目となります。2018年度の調査報告書は、2018年11月14日から16日にパシフィコ横浜で行われたET2018の会場および本アンケートのための特設webサイトにおいて実施したアンケートの結果を集計した最新の情報です。
トロンフォーラムではこのアンケート結果の全文を、幹事/A/i/B/学術の各会員専用ページ内で公開いたします。法人および上記以外の会員が閲覧を希望する場合は、トロンフォーラム幹事会員のパーソナルメディア社が運営するウェブショップ( http://www.personal-media.co.jp/webshop/ )で、「購入部署限定版(10万円+税)」および、「購入法人限定版(20万円+税)」の2種類を4月中旬からお求めいただけます。
本発表に関する報道関係者からのお問い合わせ先
トロンフォーラム事務局(担当: 柏)
TEL: 03-5437-0572 FAX: 03-5437-2399
Email: press@tron.org
URL: https://www.tron.org/ja/
2018 年度組込みシステムにおけるリアルタイムOS の利用動向に関するアンケート調査報告概要
1.アンケート実施方法
- 日時:2018 年11 月14 日~16 日
- 場所:Embedded Technology2018「パシフィコ横浜」
- アンケート方法:来場者による紙版アンケートへの記入、および、特設web サイトでの入力
- 回答者数:154 人(内有効回答数124 人)