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トロンフォーラムメールマガジン | TRONWARE VOL.181 「スーパー&セーフシティ 2019 TRON Symposium」

トロンフォーラムメールマガジン | TRONWARE VOL.181 「スーパー&セーフシティ 2019 TRON Symposium」

トロンフォーラムが毎月お送りするメールマガジンの2020年2月号をお送りします。

TRONWARE VOL.181 「スーパー&セーフシティ 2019 TRON Symposium」

TRON & IoT技術情報マガジンのTRONWAREは、最新号となるVOL.181を2月15日に発売いたします。本号の特集記事は、2019年12月11日から13日まで、東京ミッドタウン(東京・六本木)で開催された「2019 TRON Symposium」です。

主催者展示や出展者展示についてご紹介しているほか、坂村会長による基調講演「スーパー&セーフシティ」をはじめ、「未来都市―スマートシティ実現に向けて」や、「TRON IoT脆弱性センター開設記念 IoTのセキュリティ―IoTの脆弱性とその防御のために」など、TRONSHOW2019の全セッションを網羅して、余すところなくお伝えいたします。また、TRONSHOW2019開始前に実施したTRONイネーブルウェアシンポジウム TEPS 32nd「IoT+AI時代の災害医療」についてもご紹介しました。これ1冊で、TRONSHOW2019とTEPS 32ndのすべてがわかります。

TRONWARE VOL.181の詳細は以下をご参照ください。
https://www.personal-media.co.jp/book/tw/tw_index/346.html

「第3回東京公共交通オープンデータチャレンジ」表彰式を開催

坂村トロンフォーラム会長が会長を務める公共交通オープンデータ協議会では、第3回東京公共交通オープンデータチャレンジの表彰式を、1月30日にINIADホール(北区赤羽台)で開催しました。このチャレンジでは、鉄道、バス、航空機に関連するオープンデータを用いてアプリ開発やアイデアを競いました。表彰式では、最優秀賞を受賞した草薙昭彦様の「Mini Tokyo 3D」と大澤達蔵様の「UpNext」の2作品が選出されたこと等が発表され、坂村会長から表彰されました。また、共催として参加いただいた東京都を代表して、小池百合子東京都知事も出席され、コメントをいただきました。第3回チャレンジの入賞作品は、東京公共交通オープンデータチャレンジのページでご紹介しております。是非、ご覧ください。

第3回東京公共交通オープンデータチャレンジ 結果
https://tokyochallenge.odpt.org/2019/award/index.html

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「第4回東京公共交通オープンデータチャレンジ」開催中

公共交通オープンデータ協議会(会長 : 坂村 健 INIAD 東洋大学情報連携学部 学部長)では、2019年11月18日から2020年10月15日まで「第4回東京公共交通オープンデータチャレンジ」の作品を受付中です。第4回チャレンジは賞金総額が300万円となり、これまでのチャレンジの賞金に比べて増額されただけでなく、規約に従ってご利用いただくことで、営利目的利用でのデータ利用も可能となりました。

公共交通オープンデータ協議会は、世界一複雑とも言われる「東京」の公共交通を、訪日外国人の方、障碍を持つ方、高齢者の方を含む、誰もがスムーズに乗りこなせるようにすることを目指し、公共交通データのオープン化を進めてきました。

2020年の東京では、東京マラソンの開催、東京国際クルーズターミナルのオープン、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催など、国際的に注目を集めるイベントが多数予定されています。第4回の東京公共交通オープンデータチャレンジでは、多様な来訪者が訪れる2020年の東京におけるスムーズな移動と快適な滞在を実現するアプリケーションを、広く募集しています。

なお、東京公共交通オープンデータチャレンジで提供されるデータの配信技術には、uIDアーキテクチャが採用されています。本コンテストの詳細は、以下のページをご参照ください。

第4回東京公共交通オープンデータチャレンジ
https://tokyochallenge.odpt.org/

odc

ルネサスが3月のリアルタイムOS入門セミナーの受講申込を受付中

トロンフォーラム幹事会員のルネサスエレクトロニクスでは、マイコン応用システムにリアルタイムOSを導入するための基礎知識が習得できる「リアルタイムOS入門コース」を開催しています。μITRON4.0仕様に準拠したOSをRX62Nトレーニングボードで動作させる実習形式の3日間コースのセミナーで、イベントの通知や時間要件にあわせた並行処理を実現するマルチタスクプログラミング技術についてわかりやすく解説します。

リアルタイムOSをご利用される方、導入をご検討されている方が対象で、受講にあたってマイコンの基礎知識とC言語の基礎知識が必要です。

現在、3月3日から3月5日の新大阪会場、3月9日から3月11日の東京・豊洲会場の各会場の受講申し込みを受付中です。費用はお一人様49,500円(税込)です。本セミナーの詳細及び受講のお申し込みは以下の公式webサイトをご参照ください。

ルネサス半導体セミナー
リアルタイムOS入門コース
https://www.renesas.com/jp/ja/support/training/seminar/individual/basic-technology-seminar/rtos-intro-course.html

3月12日及び13日にパーソナルメディアがT-Kernelセミナーを開催

トロンフォーラム幹事会員のパーソナルメディアでは、T-Kernelを使った開発について、より詳しく学びたい方を対象に、有料の実習セミナーを実施しています。3月12日(木)に実施する「T-Kernel導入実習セミナー」では、T-Kernelの基礎から、ソフトウェア部品の組合せ、メモリモデル、デバッグ手法などを説明したうえで、プロセスベースおよびT-Kernelベースのソフト開発からデバッグまでの流れをご体験いただきます。

3月13日(金)に実施する「ドライバ開発実習セミナー」では、T-Kernelのデバイスドライバの開発を担当されるT-Kernel経験者を対象に、ドライバの内部構造およびインタフェースなどを説明します。また実習を通じて、ドライバの開発の流れを一通りご体験いただきます。各セミナーの詳細につきましては、以下の公式webサイトをご参照ください。

パーソナルメディア セミナー紹介ページ
http://www.t-engine4u.com/seminar/index.html

pmc

旧・Interpeak社製IP Stackの脆弱性「URGENT/11」に関するご注意

旧・Interpeak社製IP Stackの脆弱性「URGENT/11」に関するご注意

トロンフォーラムでは、旧・Interpeak社製IP Stackの脆弱性「URGENT/11」に限らず、T-Kernel、μT-Kernel及びT2EXといったTRON系OSやミドルウェア、さらにITRON仕様準拠OS及びその他の組込みRTOSやミドルウェアに関する脆弱性情報を告知し、集約するため「脆弱性情報特設サイト」を設置しました。

特にITRONにつきましては、トロンフォーラムから提供しているのは仕様だけであり、インプリメントは各社によってさまざまです。このため、トロンフォーラムがそれらの各社によって実装されたITRON仕様準拠OSに対する責任を持つわけではございませんが、それらのOSを利用されている方の利便性向上のため、このサイトをご用意いたしました。
なお、トロンフォーラムから提供しております T-Kernel 2.0 Extension(T2EX) に含まれるTCP/IPプロトコルスタックは NetBSD の実装をもととしており、URGENT/11 の対象となる旧・Interpeak社製IP Stackとは関係ありません。

しかしながら、各種サードパーティから提供されるTCP/IPプロトコルスタックを利用されている場合は、TRON系OSの利用の有無にかかわらず、最新のセキュリティ情報をご確認のうえ適切にご対応いただくことをご案内いたします。

また、TRON系OSに関するサードパーティ製品につきまして、URGENT/11やその他の脆弱性に関する情報がありましたら、ぜひトロンフォーラム事務局まで、情報提供をいただきますようお願い申し上げます。

トロンフォーラム「脆弱性情報特設サイト」
https://www.tron.org/ja/vulnerability/

米国 Department of Homeland Security
Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA)による「URGENT/11」に関する告知
ICS Advisory (ICSA-19-274-01)
Interpeak IPnet TCP/IP Stack
https://www.us-cert.gov/ics/advisories/icsma-19-274-01

米国ARMIS社による「URGENT/11」に関する告知
https://www.armis.com/urgent11/

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T-Kernel/ITRONの採用事例募集中

トロンフォーラムでは、T-KernelやITRONの採用事例を募集中です。T-KernelやITRONを採用された事例をご紹介いただける場合は、入力フォームにご記入ください。T-KernelやITRONは、航空宇宙分野から産業機器、カーナビ、多機能プリンタ、電子楽器、デジタルカメラなど、さまざまな分野で多くの採用事例があります。

お送りいただいた採用事例は、トロンフォーラムのwebサイトやメールマガジンでご紹介させていただいたり、坂村会長の講演やTRONプロジェクトの技術情報誌「TRONWARE」などでご紹介させていただいたり、トロンフォーラムが主催または共催、協賛するイベント等でご紹介させていただく予定です。

是非、この機会に採用事例をご紹介ください。詳しくは以下のページにある入力フォームをご参照ください。

https://www.tron.org/ja/tron-project/provide-the-use-case/

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