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トロンフォーラムメールマガジン | TRONWARE VOL.175「つながる - 2018 TRON Symposium - 」発売

トロンフォーラムメールマガジン | TRONWARE VOL.175「つながる - 2018 TRON Symposium - 」発売

トロンフォーラムが毎月お送りするメールマガジンの2019年2月号をお送りします。

TRONWARE VOL.175「つながる - 2018 TRON Symposium - 」発売

TRON & IoT技術情報マガジンのTRONWAREは、最新号となるVOL.175を2月15日に発売いたします。本号の特集は「つながる -2018 TRON Symposium-」です。

2018年12月12日(水)-14日(金)の3日間、トロンプロジェクトシンポジウム 2018 TRON Symposium(TRONSHOW)が、東京ミッドタウンホール(東京・六本木)で、米国IEEE Consumer Electronics Societyとの技術協賛のもと、「つながる」をキーワードとして開催されました。

初日の12月12日には、坂村会長による基調講演で、すべてがオープンAPIで連携する都市「スーパーシティ」の実現に向けたさまざまな取り組みが紹介されました。翌13日の特別セッションには小池百合子東京都知事が登壇し、2020年に向けた東京都のICT政策を紹介したのをはじめ、各セッションで自治体や行政のキーパーソンから地域の観光や生活へのIoT/ICTの活用の方針が打ち出されました。さらに最終日の14日には、現在実施中の「東京公共交通オープンデータチャレンジ」や大和ハウスグループセッション「Intelligent Logistics Center『ダイワロジテック』:物流ロボットプログラミングコンテスト」など、賞金が用意されたコンテストに関するセッションが開催されました。

2018年のTRONプロジェクトの活動のうち特筆に値する出来事として、μT-Kernel 2.0がIEEEによる世界標準仕様「IEEE 2050-2018」として公開されたことがあげられます。TRONSHOWでもこの「IEEE 2050-2018」に関するセッションが行われ、標準化活動に取り組んだ関係者による発表が行われました。

このほか展示会場では、企業、政府、国内外の研究機関によって、最先端の技術や事例が多数紹介されました。本号では、これらの展示や発表等を余すところなく紹介しています。

TRONWARE VOL.175の詳細は以下をご参照ください。
https://www.personal-media.co.jp/book/tw/tw_index/337.html

「第3回東京公共交通オープンデータチャレンジ」開催中

首都圏の多数の公共交通事業者やICT事業者が参画する、公共交通オープンデータ協議会(会長 : 坂村 健 INIAD 東洋大学情報連携学部 学部長)では、「第3回東京公共交通オープンデータチャレンジ」を2019年11月15日まで開催中です。

第3回チャレンジでは、2020年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催に向けて、東京都が共催に加わりました。鉄道、バス、航空に関係した各事業者からご提供いただいたデータを用いて、さまざまなアプリやアイデアを競っていただきます。

路線情報、時刻表情報などの静的データのほか、電車やバスのリアルタイムな位置情報と運行情報、航空機の発着情報などの動的データも公開されています。さらに国土交通省が整備を進めている、新宿駅、東京駅周辺の主要駅の駅構内図、施設情報も順次、公開いたします。

賞金総額は200万円です。この機会に是非、本コンテストにご参加ください。なお、東京公共交通オープンデータチャレンジで提供されるデータの配信技術には、uIDアーキテクチャが採用されています。本コンテストの詳細は、以下のページをご参照ください。

第3回東京公共交通オープンデータチャレンジ
https://tokyochallenge.odpt.org/

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ダイワロジテック「Intelligent Logistics Center: 物流ロボット プログラミングコンテスト」開催中

大和ハウスグループの株式会社ダイワロジテック(社長:秋葉淳一氏)と、坂村トロンフォーラム会長が所長を務めるYRPユビキタス・ネットワーキング研究所は、現在、「ダイワロジテック『Intelligent Logistics Center:物流ロボット プログラミングコンテスト』」を実施しています。

本コンテストは、ダイワロジテックのグループ企業が運営する実在の物流施設を舞台に、物流ロボットを最適に制御するプログラムの開発を競う、プログラミングコンテストです。賞金総額 500万円で、国内外の開発者の皆様に、プログラミング技術を競っていただきます。

本コンテストの詳細は以下をご参照ください。

ダイワロジテック『Intelligent Logistics Center:物流ロボット プログラミングコンテスト』
https://daiwalogitech-contest.jp/

「パーソナルデータ活用コンテスト」は2月20日(水)まで

坂村会長が所長を務めるYRPユビキタス・ネットワーキング研究所では、「パーソナルデータ活用コンテスト」を 2019年1月22日から2月20日まで開催しています。このコンテストは、「第3回東京公共交通オープンデータチャレンジ」の連携イベントにもなっています。

石油に代わる資源、とも言われる「個人データ(パーソナルデータ)」の保護に関する重要性が、世界的に高まっています。EUが発効させたGDPR(一般データ保護規則)だけでなく、世界中の国や地域単位で、パーソナルデータの域外移転を制限したり、本人の同意を得ない第三者提供を禁じたりする法律が整備されています。

こうした中、「パーソナルデータ活用コンテスト」では、自分自身のパーソナルデータの提供先をコントロールできるPDS(Personal Data Store)である「IoTおもてなしクラウド」のAPIを利用した、アプリケーションのアイデアを募集しています。本コンテストの詳細は、以下をご参照ください。

「パーソナルデータ活用コンテスト」
https://contest.opaas.io/

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3月14日(木)及び15日(金)にパーソナルメディアがT-Kernelセミナーを開催

トロンフォーラム幹事会員のパーソナルメディアでは、T-Kernelを使った開発について、より詳しく学びたい方を対象に、有料の実習セミナーを実施しています。3月14日(木)に実施する「T-Kernel導入実習セミナー」では、T-Kernelの基礎から、ソフトウェア部品の組合せ、メモリモデル、デバッグ手法などを説明したうえで、プロセスベースおよびT-Kernelベースのソフト開発からデバッグまでの流れをご体験いただきます。

3月15日(金)に実施する「ドライバ開発実習セミナー」では、T-Kernelのデバイスドライバの開発を担当されるT-Kernel経験者を対象に、ドライバの内部構造およびインタフェースなどを説明します。また実習を通じて、ドライバの開発の流れを一通りご体験いただきます。各セミナーの詳細につきましては、以下の公式webサイトをご参照ください。

パーソナルメディア セミナー紹介ページ
http://www.t-engine4u.com/seminar/index.html

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「おもてなしサービス実証実験」モニター募集中

トロンフォーラムA会員のユーシーテクノロジ株式会社をはじめ、YRPユビキタス・ネットワーキング研究所、株式会社日本旅行、株式会社日旅ビジネスクリエイトは、 「総務省 平成30年度予算 情報信託機能活用促進事業」の一環として、個人の属性情報(パーソナルデータ)を管理する「IoTおもてなしクラウド」および登録されたパーソナルデータを活用した情報サービスに関する実証実験を行います。

実証実験のサービスには、観光・まち歩きアプリ「ココシル」を利用します。すでにココシルをご導入頂いている、群馬県、福岡県、那須塩原市、品川区にご協力頂き、これらの4地域で実証実験を行います。

アンケート回答者には、宿泊券や商品券が提供されます。定員に達した場合はモニターアンケートを締め切ることがありますので、本モニター実験に参加ご希望の方は、以下のwebサイトをご参照のうえお早めにお申し込みください。

おもてなしサービス実証実験
https://omotenashi.kokosil.net/

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T-Kernel/ITRONの採用事例募集中

トロンフォーラムでは、T-KernelやITRONの採用事例を募集中です。T-KernelやITRONを採用された事例をご紹介いただける場合は、入力フォームにご記入ください。T-KernelやITRONは、航空宇宙分野から産業機器、カーナビ、多機能プリンタ、電子楽器、デジタルカメラなど、さまざまな分野で多くの採用事例があります。

お送りいただいた採用事例は、トロンフォーラムのwebサイトやメールマガジンでご紹介させていただいたり、坂村会長の講演やTRONプロジェクトの技術情報誌「TRONWARE」などでご紹介させていただいたり、トロンフォーラムが主催または共催、協賛するイベント等でご紹介させていただく予定です。

是非、この機会に採用事例をご紹介ください。詳しくは以下のページにある入力フォームをご参照ください。
https://www.tron.org/ja/tron-project/provide-the-use-case/

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