トロンフォーラム幹事会員の日本マイクロソフト株式会社とYRPユビキタス・ネットワーキング研究所は2016年1月19日、札幌市とともに共同記者会見を行い、「さっぽろ雪まつり」「FISジャンプワールドカップ2016」の来場者向けに「ココシルさっぽろ」を提供することを発表しました。これは総務省の平成27年度オープンデータ・ビッグデータ利活用推進事業の1つである「オープンデータシティの構築に向けた実証に係る請負」の一環として実施するもので、2020年オリンピック・パラリンピック東京大会をはじめとする、さまざまなスポーツ競技大会を念頭に置きつつ、最先端のICTの利活用による「おもてなし」を世界から日本に訪れる人々に発信することを可能とするため、インバウンド観光客の受け入れ環境整備に関する社会的な課題を、オープンデータを活用した情報通信サービスにより解決するモデルケースを構築するものです。オープンデータを用いたアプリの開発に際して、オープンデータの流通基盤として「Microsoft Azure」（クラウドプラットフォーム）を、自動翻訳サービスとして「Microsoft Translator」を、さらに高精度位置情報提供サービスとしてYRP UNLの「ココシル」を活用しています。本発表の詳細については、以下をご参照ください。

■日本マイクロソフト株式会社
http://news.microsoft.com/ja-jp/

■YRPユビキタス・ネットワーキング研究所
http://www.ubin.jp/press/pdf/UNL160119-01.pdf