
坂村会長が編集長を務めるTRON&オープン技術情報マガジンのTRONWAREは、最新号となるVOL.212を4月15日(火)に発売します。
本号はトロンフォームが主催している「TRONプログラミングコンテスト2025」と、坂村会長が会長を務める公共交通オープンデータ協議会(ODPT)と国土交通省が主催となって実施した「公共交通オープンデータチャレンジ2024- powered by Project LINKS-」を2大特集としています。
それぞれのイベントが対象とする分野は大きく異なっていますが、いずれも「コンテスト」という点が共通しています。坂村会長はこの「コンテスト」という手法が、オープンアーキテクチャを進めるために非常に重要だと述べています。
「TRONプログラミングコンテスト」の場合は、μT-Kernel 3.0という最新のリアルタイムOSに関する理解だけでなく、このOSを搭載する最新のマイコンに関する知識も必要になります。また、「公共交通オープンデータ」に関するコンテストへの参加には、ODPTが提供するオープンデータの仕組みや使い方を理解していないとデータを使うこともできません。新しいことを勉強する際に「コンテスト」に参加することが、対象領域を詳しく知るためのモチベーションにつながります。
ますます混とんとする世界情勢をみてみても、自分の頭で考えて、自分の力で状況を切り拓いていくという力が求められています。本号の各コンテストに関する特集記事を通じて、是非、新しいことを生み出す力を参加者がどうやって発揮しているのかをご覧ください。
TRONWARE VOL.212の詳細は、以下をご参照ください。
■TRONWARE VOL.212
https://www.personal-media.co.jp/book/tw/tw_index/389.html