トロンフォーラム

TRONWARE VOL.201 生成系AIの衝撃

TRON & オープン技術情報マガジンのTRONWAREは、最新号となるVOL.201を6月15日(木)に発売いたします。

本号は、3つの特集記事で構成されています。まず特集1は「生成系AIの衝撃」です。ChatGPTをはじめとする生成系AIは、爆発的な進化を続けています。5月に行われた広島でのG7サミットでも主要議題となるなど、世界中で注目を集めています。その利活用方法だけでなく、影響の大きさから世界的にAI活用のルール整備が強く求められています。こうした中、坂村会長が学部長を務めるINIAD(東洋大学情報連携学部)では、OpenAIが提供するGPT-4の有料版を利用できるようにすることで、自分の頭で考えて、より深い思索を行うためにAIを活用しています。坂村会長もNHKのニュース番組でAIに関する解説を行ったり、G7広島サミットへの提言を行ったりするなど、積極的に発信を行っています。人間のクリエイティブな活動を置き換える可能性を持つ生成系AIについて、関心をお持ちの方は是非ご一読ください。

次に特集2では「公共交通オープンデータの最前線」をご紹介しました。すでに100を超える団体が加入し、引き続き多くの交通事業者やSIerが参画する公共交通オープンデータ協議会(ODPT)。新規に入会を検討されている交通事業者が、入会後にデータを一気通貫で公開できるように、ODPTでは「ODPT会員ポータル」の運用を開始しました。特集2では、この「ODPT会員ポータル」経由での入会方法をはじめ、データの提供方法までを詳しく紹介しています。また、ODPTの理事社として活動中の東日本旅客鉄道株式会社から、有償データの流通スキームに関する寄稿をいただいたほか、多くのバス事業者から支持を集めているバスロケーションシステム「その筋屋」の開発元Sujiya Systemsからも寄稿いただきました。

そして特集3ではT-Kernel活用事例として大分大学から組込みシステム技術教育の実施報告を、また、Kyopalab合同会社からμT-Kernel 3.0を搭載した200台の無線制御イルミネーションデバイスの開発工程について寄稿をいただきました。T-Kernelシリーズを用いた教育やシステム開発にご関心のある方は是非ご覧ください。

この他、好評連載「micro:bitでμT-Kernel 3.0を動かそう」、「誌上セミナー μT-Kernel 3.0でIoTエッジノードを作ろう」、さらに「電子の統合商社明光電子の製品紹介」を掲載しました。

TRONWARE VOL.201の詳細は以下をご参照ください。
https://www.personal-media.co.jp/book/tw/tw_index/378.html

378_l

Return Top