トロンフォーラムが毎月お送りするメールマガジンの2023年3月号をお送りします。
パーソナルメディアが「IoTエッジノード実践キット/micro:bit」を発売開始
トロンフォーラム幹事会員のパーソナルメディアは、micro:bitで動くμT-Kernelを使ってリアルタイムOSのプログラミングの基礎が学べる「IoTエッジノード実践キット/micro:bit」の発売を3月7日(火)から開始しました。ハードウェア無しの製品の標準価格は税込み11,000円、ハードウェア付きの製品の標準価格は税込み14,300円です。
本製品には、リアルタイムOSやハードウェア操作の基礎を学ぶための多くの例題プログラムが付属しています。本製品のご利用により、トロンフォーラムが公開しているIoTエッジノード向け世界標準仕様OSであるμT-Kernel 3.0と、ポケットサイズの小型教育用ボードコンピュータであるmicro:bitを使って、実習用の例題プログラムを実際に動かしながら、IoTエッジノードの開発に重要な技術を実践的に学ぶことができます。
「IoTエッジノード実践キット/micro:bit」の詳しい製品内容や購入方法については、以下をご参照ください。
パーソナルメディア「IoTエッジノード実践キット/micro:bit」特設ページ
http://www.t-engine4u.com/products/ioten_prackit.html
賞金総額500万円 「大和ハウス工業 スマートロジスティクスオープンデータチャレンジ」開催中
「大和ハウス工業 スマートロジスティクスオープンデータチャレンジ」は、人手不足や長時間労働といった物流業界の課題の解決に取り組むため、株式会社日立物流が開発したソリューション「SSCV-Safety」から取得した実在のトラックの位置情報やトラックドライバーのバイタルデータ、さらにはヒヤリハットに関するデータとその時の映像を、チャレンジの参加者に公開することにより、デジタル技術を用いた新たなサービスやアプリケーション、調査レポート等の提案を受け付けるコンテストです。
応募期間は2022年12月9日(金)から2023年6月30日(金)(23:59 JST)まで。坂村会長を審査員長とする審査会で、スマートで安全な物流への提案性の観点から総合的に判断された作品を選定し、最優秀賞200万円、優秀賞50万円×4本等、賞金総額500万円を用意して表彰いたします。
なお、このコンテストには坂村会長が所長を務めるYRPユビキタス・ネットワーキング研究所が共催しているほか、学部長を務めるINIAD(東洋大学情報連携学部)が協力しています。また、オープンデータパートナーとして公共交通オープンデータ協議会(ODPT、会長:坂村健)や一般社団法人デジタル地方創生推進機構(VLED、理事長:坂村健)が参画しています。
このコンテストの詳細については、以下の公式webサイトで詳しくご紹介しています。この機会に是非、作品の制作とご応募をご検討ください。
大和ハウス工業 スマートロジスティクスオープンデータチャレンジ
https://daiwa-open-challenge.jp/
3月16日及び17日にパーソナルメディアがT-Kernelセミナーを開催
トロンフォーラム幹事会員のパーソナルメディアでは、T-Kernelを使った開発について、より詳しく学びたい方を対象に、有料の実習セミナーを実施しています。
3月16日(木)に実施する「T-Kernel導入実習セミナー」では、T-Kernelの基礎から、ソフトウェア部品の組合せ、メモリモデル、デバッグ手法などを説明したうえで、プロセスベースおよびT-Kernelベースのソフト開発からデバッグまでの流れをご体験いただきます。
また3月17日(金)に実施する「T-Kernelドライバ開発実習セミナー」では、T-Kernelのデバイスドライバの開発を担当されるT-Kernel経験者を対象に、ドライバの内部構造およびインタフェースなどを説明します。また実習を通じて、ドライバの開発の流れを一通りご体験いただきます。各セミナーの詳細につきましては、以下の公式webサイトをご参照ください。
パーソナルメディア セミナー紹介ページ
http://www.t-engine4u.com/seminar/index.html
T-Kernel/ITRONの採用事例募集中
トロンフォーラムでは、T-KernelやITRONの採用事例を募集中です。T-KernelやITRONを採用された事例をご紹介いただける場合は、入力フォームにご記入ください。T-KernelやITRONは、航空宇宙分野から産業機器、カーナビ、多機能プリンタ、電子楽器、デジタルカメラなど、さまざまな分野で多くの採用事例があります。
お送りいただいた採用事例は、トロンフォーラムのwebサイトやメールマガジンでご紹介させていただいたり、坂村会長の講演やTRONプロジェクトの技術情報誌「TRONWARE」などでご紹介させていただいたり、トロンフォーラムが主催または共催、協賛するイベント等でご紹介させていただく予定です。
是非、この機会に採用事例をご紹介ください。詳しくは以下のページにある入力フォームをご参照ください。
https://www.tron.org/ja/tron-project/provide-the-use-case/