トロンフォーラム

トロンフォーラムメールマガジン | TRONWARE VOL.188「INIADレクチャー 建築のニューノーマル 坂村健×隈研吾」

トロンフォーラムメールマガジン |  TRONWARE VOL.188「INIADレクチャー 建築のニューノーマル 坂村健×隈研吾」

トロンフォーラムが毎月お送りするメールマガジンの2021年4月号をお送りします。

TRONWARE VOL.188「INIADレクチャー 建築のニューノーマル 坂村健×隈研吾」

TRON & IoT技術情報マガジンのTRONWAREは、最新号となるVOL.188を4月15日に発売いたします。本号の特集1は、「INIADレクチャー 建築のニューノーマル」です。世界的電脳建築家(コンピュータアーキテクト)として知られる坂村健INIAD(東洋大学情報連携学部)学部長/トロンフォーラム会長と、世界的建築家として知られる隈研吾氏(INIAD情報連携学研究科 特別任用教授)のお二人による、INIADレクチャーの一環として「建築のニューノーマル」をテーマに配信された講演と対談の模様を採録いたしました。

坂村会長は「建築のニューノーマル」というテーマで、コロナ禍をきっかけとして、いわゆる三密を回避し、非接触なインタフェースで環境を制御する技術を紹介し、さまざまな情報の連携基盤となる都市OSについても紹介しました。また、隈氏は「コロナ後の都市・自然・DX」というテーマで、いままでの「集中」から「分散」の方向へと建築の流れが変化していくことを、さまざまな具体例を挙げながら紹介しました。また、お二人による対談では、これまでにお二人が手掛けてきた建物やバーチャル展示会などについて語っていただきました。

また特集2は2020年12月16日にオンラインで行われた「オープンデータシンポジウム2020 オープンデータ伝道師大集合」での坂村会長による基調講演「ニューノーマルとオープンデータ」を採録しました。

この他、トロンフォーラムA会員のソード社がてがける組込み関連事業に関する寄稿や、現在トロンフォーラムが準天頂衛星WGで取り組んでいるGNSS(Global Navigation Satellite System)用ミドルウェアの研究活動を進めるうえで欠かせない「衛星受信モジュール」の現状について、マゼランシステムズジャパンからの寄稿を掲載しています。さらに、IoT関連の脆弱性情報をご紹介する「TIVAC Information」では、2020年暮れに北米を中心に大きな問題となったSolarWinds社の脆弱性問題について紹介しています。

TRONWARE VOL.188の詳細は以下をご参照ください。
https://www.personal-media.co.jp/book/tw/tw_index/354.html

坂村会長の新刊「DXとは何か 意識改革からニューノーマルへ」が4月9日発売

坂村会長が、デジタルトランスフォーメーション(DX)について、正しく理解して実践するために必要なことは何かを解説した新刊「DXとは何か 意識改革からニューノーマルへ」が、角川新書から4月9日に発売されます。各書店やamazonなどでお求めいただくことができます。詳細は以下をご参照ください。

KADOKAWA
https://www.kadokawa.co.jp/product/321906000902/

book

トロンフォーラム2021年度開始

トロンフォーラムでは、毎年4月1日から翌年の3月31日までを1年度として活動を行っています。2021年度の活動は、このメルマガの配信日となる2021年4月1日に始まっています。本年度もトロンフォーラム幹事会員で構成される幹事会からの委託に基づき、さまざまなワーキンググループ(WG)の活動が行われる予定です。

この機会に、法人の方は幹事/A/i/B/e/学術といった、トロンフォーラムの各会員種別に応じた法人会員として、是非、ご入会ください。

またトロンフォーラムでは、個人の方を対象にした「個人会員」制度もご用意いたしております。WGの活動に参加いただくことはできませんが、坂村会長がトロンフォーラムの活動状況をご紹介する「総会」にご参加いただいたり、坂村会長が編集長を務めるTRONWARE誌を毎号お送りしたりするなどの特典がございます。

法人会員/個人会員とも、随時、入会を受付中です。詳しくはトロンフォーラム事務局までお問い合わせください。

トロンフォーラム事務局
office@tron.org

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サポートCPU一覧を更新しました

この度トロンフォーラムでは、μT-Kernel等のトロンフォーラムから公開している組込みOSがサポートするCPU一覧を更新しました。μT-Kernelの最新バージョン「μT-Kernel 3.0」や、IEEE標準である「IEEE 2050-2018」のベースとなった「μT-Kernel 2.0」がサポートするCPUをご確認いただくことができます。

サポートCPU一覧(2021.3.12現在)
https://www.tron.org/ja/tron-project/what-is-t-kernel/hwinfo/

μT-Kernel 3.0の新バージョン(v3.00.03)をGitHubから正式リリース

トロンフォーラムは2021年3月31日(水)に、μT-Kernel 3.0の新バージョン(v3.00.03)をGitHubから正式リリースしました。v3.00.03は昨年12月よりGitHubにプレリリースされていたもので、今回正式版へのマージとなります。

本バージョンではv3.00.02から以下の点が変更されています。

  • 対象ハードウェアにSTM32L4 IoT-Engineを追加
  • 以下のデバイスドライバのサンプルコードを追加
    STM32L4用 シリアル通信、A/D変換、I2C通信
    RX231用 I2C通信
  • その他、各種改善など

GitHubの以下のURLからソースコードおよびドキュメント一式が入手可能です。
https://github.com/tron-forum/mtkernel_3/releases

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4月14日-16日にルネサス エレクトロニクスがμITRONを用いたリアルタイムOS入門コースを大阪で開催

トロンフォーラム幹事会員のルネサス エレクトロニクスでは、マイコン応用システムにリアルタイムOSを導入するための基礎知識が習得できる「リアルタイムOS入門コース」を開催しています。μITRON4.0仕様に準拠したOSをRX62Nトレーニングボードで動作させる実習形式の3日間コースのセミナーで、イベントの通知や時間要件にあわせた並行処理を実現するマルチタスクプログラミング技術についてわかりやすく解説します。

リアルタイムOSをご利用される方、導入をご検討されている方が対象で、受講にあたってマイコンの基礎知識とC言語の基礎知識が必要です。

同社では現在、セミナーの受講申し込みを受付中です。費用はお一人様49,500円(税込)です。本セミナーの詳細及び受講のお申し込みは以下の公式webサイトをご参照ください。

■ルネサス半導体セミナー リアルタイムOS入門コース
・2021年 04月14日(水)~ 04月16日(金) 9:30~17:00 新大阪会場(CIVI新大阪東)
https://www.renesas.com/jp/ja/support/training/seminar/
individual/basic-technology-seminar/rtos-intro-course

5月13日及び14日にパーソナルメディアがT-Kernelセミナーを開催

トロンフォーラム幹事会員のパーソナルメディアでは、T-Kernelを使った開発について、より詳しく学びたい方を対象に、有料の実習セミナーを実施しています。

5月13日(木)に実施する「T-Kernel導入実習セミナー」では、T-Kernelの基礎から、ソフトウェア部品の組合せ、メモリモデル、デバッグ手法などを説明したうえで、プロセスベースおよびT-Kernelベースのソフト開発からデバッグまでの流れをご体験いただきます。

また5月14日(金)に実施する「T-Kernelドライバ開発実習セミナー」では、T-Kernelのデバイスドライバの開発を担当されるT-Kernel経験者を対象に、ドライバの内部構造およびインタフェースなどを説明します。また実習を通じて、ドライバの開発の流れを一通りご体験いただきます。各セミナーの詳細につきましては、以下の公式webサイトをご参照ください。

パーソナルメディア セミナー紹介ページ
http://www.t-engine4u.com/seminar/index.html

pmc

「第4回東京公共交通オープンデータチャレンジ」期間を延長して開催中

公共交通オープンデータ協議会(会長 : 坂村 健 INIAD 東洋大学情報連携学部 学部長)では、新型コロナウイルス感染拡大の影響に伴い、現在開催中の「第4回東京公共交通オープンデータチャレンジ」について、コンテストの応募期間を2021年10月15日まで、また、実施期間を2022年1月31日まで延長して開催中です。

公共交通オープンデータ協議会は、世界一複雑とも言われる「東京」の公共交通を、訪日外国人の方、障碍を持つ方、高齢者の方を含む、誰もがスムーズに乗りこなせるようにすることを目指し、公共交通データのオープン化を進めてきました。

第4回チャレンジでは、東京におけるスムーズな移動と快適な滞在を実現するアプリケーションを、広く募集しています。首都圏の主な鉄道、バス、航空に関する時刻表や運行情報、ロケーション情報を提供中です。

こうした交通系のデータだけでなくKDDIから提供いただいた「位置情報統計データ」、ドコモ・インサイトマーケティングから提供いただいた「モバイル空間統計データ」、Agoopから提供いただいた「メッシュ型流動人口データ」、「ポイント型流動人口データ」、さらにドコモ・バイクシェアから提供いただいた「バイクシェアサービスのポートデータ」といった各種データも提供中です。

第4回チャレンジは賞金総額が300万円となり、これまでのチャレンジの賞金に比べて増額されただけでなく、規約に従ってご利用いただくことで、営利目的でのデータ利用も可能となりました。この機会に是非、本チャレンジへの参加をご検討ください。

なお、東京公共交通オープンデータチャレンジで提供されるデータの配信技術には、uIDアーキテクチャが採用されています。第4回チャレンジの詳細は、以下のページをご参照ください。

第4回東京公共交通オープンデータチャレンジ
https://tokyochallenge.odpt.org/ 

odc

T-Kernel/ITRONの採用事例募集中

トロンフォーラムでは、T-KernelやITRONの採用事例を募集中です。T-KernelやITRONを採用された事例をご紹介いただける場合は、入力フォームにご記入ください。T-KernelやITRONは、航空宇宙分野から産業機器、カーナビ、多機能プリンタ、電子楽器、デジタルカメラなど、さまざまな分野で多くの採用事例があります。

お送りいただいた採用事例は、トロンフォーラムのwebサイトやメールマガジンでご紹介させていただいたり、坂村会長の講演やTRONプロジェクトの技術情報誌「TRONWARE」などでご紹介させていただいたり、トロンフォーラムが主催または共催、協賛するイベント等でご紹介させていただく予定です。

是非、この機会に採用事例をご紹介ください。詳しくは以下のページにある入力フォームをご参照ください。
https://www.tron.org/ja/tron-project/provide-the-use-case/

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