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トロンフォーラムメールマガジン | TRONWARE VOL.187『2020 TRON Symposium 「ニューノーマル」』

トロンフォーラムメールマガジン |  TRONWARE VOL.187『2020 TRON Symposium 「ニューノーマル」』

トロンフォーラムが毎月お送りするメールマガジンの2021年2月号をお送りします。

TRONWARE VOL.187『2020 TRON Symposium 「ニューノーマル」』

TRON & IoT技術情報マガジンのTRONWAREは、最新号となるVOL.187を2月15日に発売いたします。

本号の特集は、2020年12月9日から11日までの3日間、東京・六本木の東京ミッドタウンで開催した2020 TRON Symposium 「ニューノーマル」です。リアルとオンラインのハイブリッドで開催したTRONSHOW2020の主催者展示や出展者展示といった展示会場の様子だけでなく、基調講演「ニューノーマル」をはじめ、各講演やセッションの概要を誌上採録しました。また、TRONSHOW2020の開催前にオンラインで配信されたTEPS 33rd「コロナ禍で障碍者を支援する」も掲載しました。

新型コロナウイルスが多くの社会活動の「やり方」を変えるなか、当然、シンポジウムや展示会も変わることになります。今回開催したTRONSHOW2020は、リアルとバーチャルのハイブリッドとして開催することで、今後の展示会の可能性を追求するものとなりました。展示会場内に用意されたセッション会場というリアルの場で登壇されたパネリストと、ネットワーク会議システムの向こう側というバーチャルで出演されたパネリストが混在するスタイルでのセッションがどのように開催されたのか、詳しくは記事をご確認ください。

この他、好評連載中の「TIVAC(TRON IoT脆弱性情報センター)」は、オープンソースソフトウェア(OSS)として提供されているTCP/IPスタックに33個の問題があることを称した「AMNESIA:33」を取り上げています。

TRONWARE VOL.187の詳細は以下をご参照ください。
https://www.personal-media.co.jp/book/tw/tw_index/353.html

2月及び3月にルネサス エレクトロニクスがμITRONを用いたリアルタイムOS入門コースを開催

トロンフォーラム幹事会員のルネサス エレクトロニクスでは、マイコン応用システムにリアルタイムOSを導入するための基礎知識が習得できる「リアルタイムOS入門コース」を開催しています。μITRON4.0仕様に準拠したOSをRX62Nトレーニングボードで動作させる実習形式の3日間コースのセミナーで、イベントの通知や時間要件にあわせた並行処理を実現するマルチタスクプログラミング技術についてわかりやすく解説します。

リアルタイムOSをご利用される方、導入をご検討されている方が対象で、受講にあたってマイコンの基礎知識とC言語の基礎知識が必要です。

同社では現在、2月及び3月のセミナーの受講申し込みを受付中です。費用はお一人様49,500円(税込)です。本セミナーの詳細及び受講のお申し込みは以下の公式webサイトをご参照ください。

■ルネサス半導体セミナー リアルタイムOS入門コース
・2021年02月15日(月)~ 02月17日(水) 9:30~17:00 豊洲会場(豊洲フォレシア)
・2021年03月24日(水)~ 03月26日(金) 9:30~17:00 豊洲会場(豊洲フォレシア)
https://www.renesas.com/jp/ja/support/training/seminar/
individual/basic-technology-seminar/rtos-intro-course

3月18日及び19日にパーソナルメディアがT-Kernelセミナーを開催

トロンフォーラム幹事会員のパーソナルメディアでは、T-Kernelを使った開発について、より詳しく学びたい方を対象に、有料の実習セミナーを実施しています。

3月18日(木)に実施する「T-Kernel導入実習セミナー」では、T-Kernelの基礎から、ソフトウェア部品の組合せ、メモリモデル、デバッグ手法などを説明したうえで、プロセスベースおよびT-Kernelベースのソフト開発からデバッグまでの流れをご体験いただきます。

また3月19日(金)に実施する「T-Kernelドライバ開発実習セミナー」では、T-Kernelのデバイスドライバの開発を担当されるT-Kernel経験者を対象に、ドライバの内部構造およびインタフェースなどを説明します。また実習を通じて、ドライバの開発の流れを一通りご体験いただきます。各セミナーの詳細につきましては、以下の公式webサイトをご参照ください。

パーソナルメディア セミナー紹介ページ
http://www.t-engine4u.com/seminar/index.html

pmc

「第4回東京公共交通オープンデータチャレンジ」期間を延長して開催中

公共交通オープンデータ協議会(会長 : 坂村 健 INIAD 東洋大学情報連携学部 学部長)では、新型コロナウイルス感染拡大の影響に伴い、現在開催中の「第4回東京公共交通オープンデータチャレンジ」について、コンテストの応募期間を2021年10月15日まで、また、実施期間を2022年1月31日まで延長して開催中です。

公共交通オープンデータ協議会は、世界一複雑とも言われる「東京」の公共交通を、訪日外国人の方、障碍を持つ方、高齢者の方を含む、誰もがスムーズに乗りこなせるようにすることを目指し、公共交通データのオープン化を進めてきました。

第4回チャレンジでは、多様な来訪者が訪れる2021年の東京におけるスムーズな移動と快適な滞在を実現するアプリケーションを、広く募集しています。首都圏の主な鉄道、バス、航空に関する時刻表や運行情報、ロケーション情報を提供中です。

こうした交通系のデータだけでなくKDDIから提供いただいた「位置情報統計データ」、ドコモ・インサイトマーケティングから提供いただいた「モバイル空間統計データ」、Agoopから提供いただいた「メッシュ型流動人口データ」、「ポイント型流動人口データ」、さらにドコモ・バイクシェアから提供いただいた「バイクシェアサービスのポートデータ」といった各種データも提供中です。

第4回チャレンジは賞金総額が300万円となり、これまでのチャレンジの賞金に比べて増額されただけでなく、規約に従ってご利用いただくことで、営利目的でのデータ利用も可能となりました。この機会に是非、本チャレンジへの参加をご検討ください。

なお、東京公共交通オープンデータチャレンジで提供されるデータの配信技術には、uIDアーキテクチャが採用されています。第4回チャレンジの詳細は、以下のページをご参照ください。

第4回東京公共交通オープンデータチャレンジ
https://tokyochallenge.odpt.org/

odc

学校向け知財教育図書でTRONプロジェクトが紹介されました

この度、KADOKAWAグループの児童向け書籍出版社の汐文社から刊行された学校向け知財教育図書「学校で知っておきたい知的財産権」の「③こんなふうにつかわれている! 実例編」(細野哲弘/監修、おおつかのりこ/著、藤原ヒロコ/絵)で、TRONプロジェクトが紹介されました。

本書は、小学校高学年から高校生を対象に、著作権や特許権といった知的財産権を解説したシリーズの3巻目で、知財がどこでどのように利用されているかを説明しています。TRONプロジェクトについては、オープンソースについて解説したページでご紹介いただきました。本書の詳細は、以下の公式webサイトをご参照ください。

汐文社
https://www.choubunsha.com/

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イーソルのTRONベースプラットフォームが富士ゼロックスの複合機等に採用

トロンフォーラム幹事会員のイーソルは、同社製リアルタイムOS「eT-Kernel Compact」を中核とするソフトウェアプラットフォームが、富士ゼロックス社のデジタルカラー複合機「ApeosPort C7070」、モノクロ複合機「ApeosPort 4570」、およびカラープリンター「ApeosPort Print C5570」に採用されたことを発表しました。

富士ゼロックス社が展開するこれらの複合機において、スキャン機能や印刷機能などの制御を行うエンジン部分で「eT-Kernel Compact」が採用され、高速かつ高精度なスキャン処理や印刷処理の実現に貢献したとのことです。詳細につきましては、以下をご参照ください。

イーソル
https://www.esol.co.jp/press/press_489.html

esol

T-Kernel/ITRONの採用事例募集中

トロンフォーラムでは、T-KernelやITRONの採用事例を募集中です。T-KernelやITRONを採用された事例をご紹介いただける場合は、入力フォームにご記入ください。T-KernelやITRONは、航空宇宙分野から産業機器、カーナビ、多機能プリンタ、電子楽器、デジタルカメラなど、さまざまな分野で多くの採用事例があります。

お送りいただいた採用事例は、トロンフォーラムのwebサイトやメールマガジンでご紹介させていただいたり、坂村会長の講演やTRONプロジェクトの技術情報誌「TRONWARE」などでご紹介させていただいたり、トロンフォーラムが主催または共催、協賛するイベント等でご紹介させていただく予定です。

是非、この機会に採用事例をご紹介ください。詳しくは以下のページにある入力フォームをご参照ください。
https://www.tron.org/ja/tron-project/provide-the-use-case/

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