トロンフォーラム

トロンフォーラムメールマガジン | 2022 TRON Symposium -TRONSHOW- 間もなく受付開始

トロンフォーラムメールマガジン |  2022 TRON Symposium -TRONSHOW- 間もなく受付開始

トロンフォーラムが毎月お送りするメールマガジンの2022年11月号をお送りします。

2022 TRON Symposium -TRONSHOW- 間もなく受付開始

トロンプロジェクトシンポジウム 2022 TRON Symposium -TRONSHOW- (主催:トロンフォーラム)が、12月7日(水)-9日(金)に東京ミッドタウンホール(東京・六本木)で、米国IEEE Consumer Technology Societyとの技術協賛のもとで行われます。TRONSHOWでは、坂村健トロンプロジェクトリーダー・INIAD(東洋大学情報連携学部)学部長を中心に、トロンプロジェクトの最新の技術を用いて推進しているさまざまなプロジェクトとの連携事例を多数ご紹介します。

今回のTRONSHOWでは、TRONWARE VOL.197の特集記事でご紹介した次世代光ネットワーク・コンピューティング「IOWN」を大きく取り上げる予定です。講演・セッションやブース展示等を通じて、最先端の組込みエッジノードの技術や応用技術を余すところなくご紹介いたします。どうぞご期待ください。

また、コンピュータ技術を使って障碍者を支援することをテーマに毎年開催してきた「TEPS:TRONイネーブルウェアシンポジウム」を、今年は「ロボット技術×次世代光ネットワークで障碍者を支援する」というテーマで、11月26日(土)13:30-16:30(開場 13:00)に開催いたします。開催場所は、INIADホール(北区赤羽台)を予定しています。また、オンラインでも配信いたします。

いずれも事前登録によりご参加いただくことができます。なお、TRONSHOWの事前登録は11月中旬の開始予定です。また、TEPSの事前登録は10月28日(金)から開始しました。TRONSHOWの登録受付を開始いたしましたら、公式webサイトやメールマガジン等でご案内いたします。是非、ご参加ください。

本件の詳細ならびにお申込みにつきましては、下記の公式webサイトをご確認ください。

2022 TRON Symposium -TRONSHOW-
https://www.tronshow.org/
TEPS35th
https://www.tronshow.org/teps/

EdgeTech+2022でRTOSアンケートを実施 11月17日に坂村会長が基調講演

トロンフォーラムの調査研究WGは、2022年11月16日(水)-18日(金)にパシフィコ横浜 展示ホール/アネックスホール(横浜市西区みなとみらい)で開催されるEdgeTech+2022(旧「ET & IoT」、主催:一般社団法人 組込みシステム技術協会)で、「組込みシステムにおけるリアルタイムOSの利用動向に関するアンケート調査」を実施する予定です。EdgeTech+2022への参加を予定されている組込み技術者の方は、是非、アンケートへの回答にご協力ください。

また、11月17日(木)の13:00-14:00にアネックスホールF203-204で行われる基調講演に、坂村会長が「ネットワーク時代のエッジテクノロジー」と題して登壇します。聴講を希望される方は、EdgeTech+2022の公式webサイトで事前登録を行ってください。

EdgeTech+2022
https://www.jasa.or.jp/expo/

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μT-Kernel 3.0の新バージョン(v3.00.06)をGitHubから正式リリース

トロンフォーラムは、2022年10月17日、μT-Kernel 3.0の最新バージョン 3.00.06の正式版をGitHubでリリースしました。

μT-Kernel 3.0は、IoTエッジノード向けの世界標準OS仕様「IEEE2050-2018」に完全上位互換のリアルタイムOSです。今回のバージョンアップでは、以下の点が更新されています。

  • BSPで対応したCPUコアの取り込み(RX65N、STM32H7)
  • デバイスドライバ、機種依存部の改善
  • 開発環境のバージョンの更新
  • その他、各種改善など

GitHubの以下のURLからソースコードおよびドキュメント一式が入手可能です。
https://github.com/tron-forum/mtkernel_3/releases

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12月22日-23日に【実習】μT-Kernel 3.0組込みプログラミング中級を開催

トロンフォーラムでは2022年12月22日(木)-23日(金)にINIAD(東洋大学情報連携学部)のある東洋大学赤羽台キャンパスで「【実習】μT-Kernel 3.0 組込みプログラミング中級」を開催します。

本セミナーはリアルタイムOSと、センサーとモータを活用したロボットを制御するセミナーを2日間コースで実施いたします。ルネサス エレクトロニクス社の協力のもと、RXマイコンを搭載したアビリカ製小型ロボットを使用し、走行制御、コース制御、障害物検知といった組込みプログラミングの実践的な技術を学んでいただきます。リアルタイムOSには、IoTエッジノードの国際標準規格IEEE 2050-2018に準拠したμT-Kernel 3.0を使用いたします。

本セミナーの詳細につきましては、以下のページをご確認ください。トロンフォーラムの会員の方には、受講費の割引を受けられる会員価格が適用されます。

なお、すべてのカリキュラムを受講していただいた方へは、本セミナーの終了後に、日程、セミナー名、受講者名等を記載した「受講証明書」をお渡しいたします。

皆様のご参加をお待ち申し上げます。

12月22日(木)-23日(金)【実習】μT-Kernel 3.0 組込みプログラミング中級
https://www.tron.org/ja/seminar/schedule2022/

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11月17日及び18日にパーソナルメディアがT-Kernelセミナーを開催

トロンフォーラム幹事会員のパーソナルメディアでは、T-Kernelを使った開発について、より詳しく学びたい方を対象に、有料の実習セミナーを実施しています。

11月17日(木)に実施する「T-Kernel導入実習セミナー」では、T-Kernelの基礎から、ソフトウェア部品の組合せ、メモリモデル、デバッグ手法などを説明したうえで、プロセスベースおよびT-Kernelベースのソフト開発からデバッグまでの流れをご体験いただきます。

また11月18日(金)に実施する「T-Kernelドライバ開発実習セミナー」では、T-Kernelのデバイスドライバの開発を担当されるT-Kernel経験者を対象に、ドライバの内部構造およびインタフェースなどを説明します。また実習を通じて、ドライバの開発の流れを一通りご体験いただきます。各セミナーの詳細につきましては、以下の公式webサイトをご参照ください。

パーソナルメディア セミナー紹介ページ
http://www.t-engine4u.com/seminar/index.html

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ココシル荻窪スタンプラリー開催 グリーンスローモビリティ実証実験にも採用

トロンフォーラム幹事会員のユーシーテクノロジ株式会社は、東京・杉並区の荻窪エリアにあるスポットを回ってスタンプを集める「ココシル荻窪スタンプラリー」を、10月26日(水)-11月27日(日)の日程で開催しています。また、ココシル荻窪を用いたMaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス)の実証実験が、2022年11月3日(木)-11月13日(日)に行われます。

ココシル荻窪スタンプラリーでは、ココシル荻窪をインストールした参加者に、JR中央線の荻窪駅南側エリアを中心に設定されたスポットを回っていただきます。参加者がスポットに立ち寄ることで、ココシル荻窪スタンプラリー内のスタンプ帳にスタンプがたまります。4個以上のスタンプを集めることで、2022年11月3日(木)-11月13日(日)の特典交換可能期間に区内の店舗で特典と交換ができます。

また、ココシル荻窪は杉並区区制施行90周年記念冠事業として行われる、MaaSの実証実験にも採用されています。この実証実験では、時速20キロ未満で公道を走行する電動車「グリーンスローモビリティ(グリスロ)」が、荻窪駅南側エリアを一周約30分で運行します。

ココシル荻窪を用いることで、グリスロの運行状況や乗車人数をリアルタイムに把握することができます。また、大田黒公園内の見どころを音声で巡ることができる音声ツアーガイドや、ARカメラもご利用いただくことができます。

ココシル荻窪スタンプラリーや実証実験の詳細については、以下をご参照ください。なお、ココシル荻窪のベースとなっている「ココシル」には、ucodeを用いたユビキタスIDアーキテクチャが採用されています。

ココシル荻窪スタンプラリー
https://home-ogikubo.kokosil.net/ja/stamp-rally

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トロンフォーラム設立20周年 T-Kernel/ITRONの採用事例募集中

トロンフォーラムは、旧称のT-Engineフォーラムとして2002年に設立され、活動を続けてまいりました。おかげ様で、2022年6月で設立20周年を迎えることができました。

この間、2010年にITRON仕様やBTRON仕様などの仕様策定を行ってきたトロン協会の事業や各種WG活動を継承し、2015年4月にトロンフォーラムと名称を変更して現在に至ります。多くの企業や技術者の方々のご支援をいただき、ITU-TでのユビキタスIDアーキテクチャをベースにしたITU-T勧告「H.642」が成立したり、μT-Kernel 2.0がベースのIEEE 2050-2018がIEEE標準として成立したりするなど、トロンフォーラムの標準化活動の成果は国際的にも高く評価をいただいています。

また、トロンフォーラムではさまざまなワーキンググループによる標準化活動の成果として、T-Engineボードやその上で動作するT-Kernel、μT-Kernelといった組込み用リアルタイムOSの仕様策定と仕様書の作成、及びその仕様に基づいたリファレンスソースコードの一般公開を行ってきました。これらはいずれも無償で行われています。さらに近年では、トロンフォーラムのwebサイトだけでなく、GitHubといったオープンソースソフトウェアの公開を行うリポジトリでのμT-Kernelの最新版「μT-Kernel 3.0」のバージョンアップ版のリリースを継続して実施しています。

こうした活動の成果は多くの分野で製品に採用されています。そこでトロンフォーラムでは、T-KernelやITRONの採用事例を募集中です。T-KernelやITRONを採用された事例をご紹介いただける場合は、入力フォームにご記入ください。T-KernelやITRONは、航空宇宙分野から産業機器、カーナビ、多機能プリンタ、電子楽器、デジタルカメラなど、さまざまな分野で多くの採用事例があります。

お送りいただいた採用事例は、トロンフォーラムのwebサイトやメールマガジンでご紹介させていただいたり、坂村会長の講演やTRONプロジェクトの技術情報誌「TRONWARE」などでご紹介させていただいたり、トロンフォーラムが主催または共催、協賛するイベント等でご紹介させていただく予定です。

是非、この機会に採用事例をご紹介ください。詳しくは以下のページにある入力フォームをご参照ください。
https://www.tron.org/ja/tron-project/provide-the-use-case/

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