坂村会長が編集長を務めるTRON&オープン技術情報マガジンのTRONWAREは、最新号となるVOL.204を12月15日(金)に発売いたします。

本号の特集は12月6日(水)-8日(金)に東京ミッドタウンホール(東京・六本木)で行われる、2023 TRON Symposium -TRONSHOW-「DX2GX --ICTで描く、カーボンニュートラルの未来--」のプレビューです。今回で40回目の開催となるTRONSHOWの基調講演や講演・セッションをご紹介しました。特別協賛をいただいた各社のTRONSHOWでのみどころもご紹介しています。

このほか、主要マイコンメーカ4社のご協力のもとトロンフォーラムが主催する「TRONプログラミングコンテスト」の概要や、先日行われた「大和ハウス工業 スマートロジスティクス　オープンデータチャレンジ」の結果発表・表彰式の様子をご紹介しています。

また2023年10月14日(土)に東京大学ダイワユビキタス学術研究館で行われた、IEEEマイルストーン記念式典の様子をご紹介しました。

好評連載の「micro:bitでμT-Kernel 3.0を動かそう」は第9回「PWMを使ってみる」、そしてIoT関連の脆弱性情報をご紹介するTIVAC Informationは「組込み機器のソフトウェアアップデート」です。

TRONWARE VOL.204の詳細は以下をご参照ください。
https://www.personal-media.co.jp/book/tw/tw_index/381.html

2023年12月6日(水)から8日(金)まで東京ミッドタウン ホールで開催する2023 TRON Symposium-TRONSHOW-「DX2GX --ICTで描く、カーボンニュートラルの未来--」の来場者事前登録を受付中です。リアル参加、オンライン聴講とも事前登録が必須です。

初日6日(水)10時30分からの坂村会長による基調講演「DX2GX --ICTで描く、カーボンニュートラルの未来--」をはじめ、7日(木)10時30分からの「TRONプログラミングコンテスト」、8日(金)13時30分からの「新たな価値の創造とグローバルサステナブル社会を支えるNTTへ」など注目のセッションが多数あります。

事前登録により無料で参加できますので、この機会に是非お早めにご登録ください。

https://www.tronshow.org/

今年に入り話題になっている生成AIは、障碍者支援にも大きなインパクトを与えます。

20年前のTEPSで、コンピュータをメディア変換マシンと位置づけ、障碍者が自分にとって便利な方法でメッセージを送れば、受け手もまた自分にとって便利な方法でそれを受け取ることができると論じました。最近では、音声認識、画像認識、文字認識、音声合成といった技術を使って、多くのメディア変換が可能になっています。

生成AIはこのメディア変換マシンの機能や性能を飛躍的に向上させます。たとえば、街中の風景を撮影した写真から何が写っているかを言葉で説明することができます。様々なメディア間で相互変換の精度が上がれば、 多種多様な身体特性を持つ者同士のコミュニケーションを、より円滑にすることが期待できます。

今年のTEPSでは、こうした生成AIの最新技術動向を概観したうえで、生成AIがもたらす新しい障碍者支援技術について議論していきます。

事前登録により無料で参加できますので、この機会に是非お早めにご登録ください。

https://www.tronshow.org/2023-tron-symposium/ja/07.html

トロンフォーラムでは、インフィニオン テクノロジーズ ジャパン株式会社、STマイクロエレクトロニクス株式会社、NXPジャパン株式会社、ルネサス エレクトロニクス株式会社とともに、12月11日(月)から「TRONプログラミングコンテスト」を開催します。

本コンテストは、国内外の技術者及び学生を対象とした、世界標準であるTRONのリアルタイムOS「μT-Kernel 3.0」を用いたマイコンのアプリケーション、ミドルウェア、開発環境、そしてツールなどの各分野で競うものです。

メーカ各社が提供する最新のマイコンボードを使用し、リアルタイム性、省電力、小フットプリントなどリアルタイムOSの特性を引き出すテクノロジー、新しい技術を活用した開発環境やツールなどを競います。

TRONプログラミングコンテストの詳細は、2023年12月7日(木)10時30分-12時に開催される、2023 TRON Symposium-TRONSHOW-の「『TRONプログラミングコンテスト』　シンポジウム」で発表いたします。

現在、本シンポジウムの聴講に関する事前予約を受け付けています。詳しくはTRONSHOWの公式ウェブサイトをご参照ください。

https://www.tron.org/tronshow/2023/regist/schedule/?lang=ja#22

トロンフォーラムでは、2024年2月2日(金)に、福岡・博多駅近郊でμT-Kernel 3.0を使用した実習セミナーの入門編を実施します。

リアルタイムOSの使い方を学びたい方や、センサー制御などIoTエッジノードのプログラミングの基本を学びたい方、組込みシステムの開発に携わっている方、または今後携わりたいと考えている方を対象とします。

なお、本セミナーではプログラミングにC言語を使用します。本セミナーではC言語についての講義は行いませんので、受講される方はC言語の基本的な知識を有していることを前提とします。あらかじめご了承ください。

本セミナーの詳細及びお申込みにつきましては、以下のwebサイトをご参照ください。本セミナー以外にもトロンフォーラムが2023年度に実施する実習セミナーの予定を掲載しております。各セミナーとも受講者の募集を開始次第、詳しい概要をリンク先に公開いたします。あわせてご確認ください。

https://www.tron.org/ja/seminar/

トロンフォーラム幹事会員のパーソナルメディア株式会社では、T-Kernelを使った開発について、より詳しく学びたい方を対象に、有料の実習セミナーを実施しています。

2024年1月18日(木)に実施する「T-Kernel導入実習セミナー」では、T-Kernelの基礎から、ソフトウェア部品の組合せ、メモリモデル、デバッグ手法などを説明したうえで、プロセスベースおよびT-Kernelベースのソフト開発からデバッグまでの流れをご体験いただきます。

また1月19日(金)に実施する「T-Kernelドライバ開発実習セミナー」では、T-Kernelのデバイスドライバの開発を担当されるT-Kernel経験者を対象に、ドライバの内部構造およびインタフェースなどを説明します。実習を通じて、ドライバの開発の流れを一通りご体験いただきます。各セミナーの詳細につきましては、以下の公式webサイトをご参照ください。

パーソナルメディア　セミナー紹介ページ
http://www.t-engine4u.com/seminar/index.html

トロンフォーラム幹事会員のユーシーテクノロジ株式会社が開発・運用する「ココシル上天草」では、「上天草デジタルお食事券」の運用を2024年2月29日(木)まで実施中です。

上天草市では、感染症等の影響によって大きなダメージを受けた市内の飲食店を応援するため、40%のプレミアがついた「上天草デジタルお食事券」を販売中です。ご利用にあたっては、スマホアプリの「ココシル上天草」をインストールしていただいたあと、1口7,000円分を5,000円でご購入いただいています。「上天草デジタルお食事券」は、市内の飲食店25店舗での会計時に利用可能です。詳しくは以下のページをご参照ください。

上天草デジタルお食事券
https://home-kamiamakusa.kokosil.net/ja/digital-ticket

トロンフォーラム幹事会員のユーシーテクノロジ株式会社が開発・運用する「ココシル山陰WEST」では、「石見周遊スタンプラリー　いわみくるり」を開催中です。

スマホアプリの「ココシル山陰WEST」から「石見周遊スタンプラリー　いわみくるり」を選択してスタンプラリーに参加してください。島根県西部の石見を中心に、周辺各地域に設定された対象店舗・施設でスタンプを集めて応募すると、抽選で石見地域の素敵な賞品が当たります。

開催期間は2023年7月12日(水)から2024年1月10日(水)までです。詳しくは以下の特設サイトをご覧ください。

「いわみくるり」スタンプラリー
https://home.sanin-west.kokosil.net/ja/2023-stamp-rally

トロンフォーラムでは、T-KernelやITRONの採用事例を募集中です。T-KernelやITRONを採用された事例をご紹介いただける場合は、入力フォームにご記入ください。T-KernelやITRONは、航空宇宙分野から産業機器、カーナビ、多機能プリンタ、電子楽器、デジタルカメラなど、さまざまな分野で多くの採用事例があります。

お送りいただいた採用事例は、トロンフォーラムのwebサイトやメールマガジンでご紹介させていただいたり、坂村会長の講演やTRONプロジェクトの技術情報誌「TRONWARE」などでご紹介させていただいたり、トロンフォーラムが主催または共催、協賛するイベント等でご紹介させていただく予定です。

是非、この機会に採用事例をご紹介ください。詳しくは以下のページにある入力フォームをご参照ください。
https://www.tron.org/ja/tron-project/provide-the-use-case/