トロンフォーラム

トロンフォーラムメールマガジン | 2019 TRON Symposium(TRONSHOW)間もなく受付開始

トロンフォーラムメールマガジン | 2019 TRON Symposium(TRONSHOW)間もなく受付開始

トロンフォーラムが毎月お送りするメールマガジンの2019年11月号をお送りします。

2019 TRON Symposium(TRONSHOW)間もなく受付開始

トロンプロジェクトシンポジウム 2019 TRON Symposium(TRONSHOW)が、12月11日(水)-13日(金)、東京ミッドタウンホール(東京・六本木)で、米国IEEE Consumer Electronics Societyとの技術協賛のもとで行われます。2019 TRON Symposium(TRONSHOW)では、坂村健トロンプロジェクトリーダー・INIAD(東洋大学情報連携学部)学部長が提唱する「アグリゲート・コンピューティング・モデル」を実現するための要素技術や応用例、またトロンプロジェクトの技術を用いて推進しているさまざまなプロジェクトとの連携事例を多数ご紹介します。

坂村会長による基調講演をはじめとする多数のセッションと、出展各団体によるT-Engine、T-Kernel、ITRONといった組込みOSや、uID関連の製品やサービス、オープンデータ関連の展示などが行われます。

2019 TRON Symposium(TRONSHOW)の来場者事前登録が始まり次第、TRONSHOWの公式webサイトをはじめ、トロンフォーラムのwebサイトやメールマガジン等を通じてご案内いたします。是非、ご登録のほどお願い申し上げます。

TRONSHOW公式webサイト
https://www.tronshow.org/

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12月7日(土)開催 「TEPS 32nd IoT+AI時代の災害医療」間もなく受付開始

TRONイネーブルウェアシンポジウム「TEPS 32nd」は、12月7日(土)午後に、東洋大学赤羽台キャンパスで開催いたします。

地震や台風などによる大規模災害が発生すると、一度に多数の負傷者の救命・治療が必要になります。災害医療においては、国により指定された災害拠点病院や、災害現地に派遣されて医療を行う災害医療派遣チーム(DMATやJMAT)が大きな役割を果たします。こうした災害医療の現場にIoTやAIの技術が活かされれば、より高度な災害医療の可能性が生まれます。

今年のTEPSでは、森村尚登 東京大学大学院医学系研究科教授をお招きします。森村教授は、2011年の東日本大震災など、国内外の多くの災害医療に携わってこられました。また、2020年東京五輪・パラリンピックに係る救急医療体制検討合同委員会において委員長を務められています。

講演、パネルセッションを通して、災害医療におけるIoTやAI技術の役割、活かし方に関する議論を深めていきます。

※開催日・会場にご注意のうえ、お間違いのないようご来場ください※

TRONSHOW公式webサイト内「TEPS 32nd」
https://www.tronshow.org/teps

坂村会長がET & IoT Technology 2019で基調講演 トロンフォーラムも出展

トロンフォーラム会長でINIAD(東洋大学情報連携学部)学部長の坂村健が、パシフィコ横浜(横浜市みなとみらい)で開催されるET & IoT Technology 2019(主催:一般社団法人 組込みシステム技術協会)初日の11月20日(水)9:30から、「5G時代のIoT」と題して基調講演を行います。

坂村会長は毎年ETで基調講演を行っていますが、今回はモバイル通信がいよいよ5G時代を迎えるにあたり、IoTがどのような影響をビジネスや生活にもたらすのか、その可能性や実現に向けての課題などについて述べます。いまや生活に欠かすことのできないモバイル通信。そのデバイスや周辺技術に関連する通信系の技術者の方だけでなく、IoTや組込みシステムに関係する、さまざまな機器やシステム、サービスの開発に携わっている技術者の方は、是非、積極的にご聴講ください。

ET & IoT Technology 2019への入場や基調講演の聴講は事前登録が必要です。現在、以下の公式webサイトの「展示会・カンファレンス事前登録」で来場者事前登録と基調講演をはじめとする各カンファレンスプログラムの受講を受付中です。

なお、昨年に続き今年もトロンフォーラムは、坂村会長が学部長を務めるINIADとともに、ユニバーシティゾーンに出展します。ET & IoT Technology 2019にご来場の際は、是非、お立ち寄りください。

ET & IoT Technology 2019
http://www.jasa.or.jp/expo/

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トロンフォーラムがET & IoT Technology 2019でRTOSアンケート調査を実施

トロンフォーラムでは、11月20日(水)-22日(金)にパシフィコ横浜(横浜・みなとみらい)で行われる「組込み総合技術展 & IoT総合技術展/Embedded Technology & IoT Technology 2019(主催:一般社団法人組込みシステム技術協会)」の2Fコンコースで、「組込みシステムにおけるリアルタイムOSの利用動向に関するアンケート調査」を実施します。

このアンケートは、トロンフォーラム「調査研究WG」の活動の一環として行われるもので、すでに20年以上実施しているものです。組込みシステムに携わる技術者の方を対象に、開発対象となる機器や、それらの機器の制御に用いたOSおよび各種ミドルウェア等についてお尋ねします。2018年に行われたアンケートでは、「組込みシステムに組み込んだOSのAPI」で、トロン系OSが約60%のシェアを達成し、アンケート開始以来、23年連続の利用実績トップになりました。

実施したアンケートの調査結果は、TRONSHOWで速報として発表いたします。また、アンケート結果をまとめた調査報告書の全文は、トロンフォーラムの組込み関係の会員専用ページで公開されます。なお、トロンフォーラムの会員以外の方は、パーソナルメディア社のウェブショップを通じてお求めいただくこともできます。

ET & IoT Technology 2019にご来場の際には、是非、アンケートにご協力ください。ET & IoT Technology 2019へご来場いただけない方も、トロンフォーラムの公式webサイト上でアンケートを実施いたします。是非、ご協力ください。

トロンフォーラム公式webサイト
https://www.tron.org/ja/

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11月14日及び15日にパーソナルメディアがT-Kernelセミナーを開催

トロンフォーラム幹事会員のパーソナルメディアでは、T-Kernelを使った開発について、より詳しく学びたい方を対象に、有料の実習セミナーを実施しています。11月14日(木)に実施する「T-Kernel導入実習セミナー」では、T-Kernelの基礎から、ソフトウェア部品の組合せ、メモリモデル、デバッグ手法などを説明したうえで、プロセスベースおよびT-Kernelベースのソフト開発からデバッグまでの流れをご体験いただきます。

11月15日(金)に実施する「ドライバ開発実習セミナー」では、T-Kernelのデバイスドライバの開発を担当されるT-Kernel経験者を対象に、ドライバの内部構造およびインタフェースなどを説明します。また実習を通じて、ドライバの開発の流れを一通りご体験いただきます。各セミナーの詳細につきましては、以下の公式webサイトをご参照ください。

パーソナルメディア セミナー紹介ページ
http://www.t-engine4u.com/seminar/index.html

pmc

11月27日-28日に食品トレーサビリティ講習会(2019年度東京会場)を東大で開催

トロンフォーラムは、11月27日-28日に東京大学ダイワユビキタス学術研究館(東京・本郷)で食品トレーサビリティ講習会(2019年度東京会場)-食品トレーサビリティの原理とucodeを使った実践-を開催します。本講習会は、東京大学大学院情報学環・学際情報学府 総合分析情報学コースとの共同主催、坂村健トロンフォーラム会長が学部長を務めるINIAD、研修セミナーなどを専門に行う京都大学出資の京大オリジナル株式会社および講師団を中心とする食品トレーサビリティ研究会との共催のもとで実施します。

本セミナーは、新山陽子・京都大学名誉教授/立命館大学食マネジメント学部教授を会長として食品トレーサビリティの専門家を中心に活動する「食品トレーサビリティ研究会」および坂村会長による講義と、トロンフォーラム講師陣による実習とで構成されており、食品トレーサビリティの原理と最新の知識を普及させるとともに、食品トレーサビリティの管理者やアドバイザーなど専門家の育成を目的に開催しています。

本セミナーでは、坂村会長が「さまざまな情報媒体とユビキタス」と題して食品トレーサビリティにユビキタス・コンピューティング技術を導入する際の考え方を解説します。また、食品トレーサビリティの原理の講義や豊富な事例紹介を通じて、トレーサビリティの仕組みをつくる能力、初級程度の研修会の講師を務める知識が獲得できるようにします。さらに、食品流通におけるトレーサビリティにすぐ利用できるユビキタス・コンピューティング技術による実践的な事例演習も行います。

本セミナーの詳細については、以下のトロンフォーラムのセミナーページ等でご紹介しております。食品流通に携わる方々の受講をお待ち申し上げます。
https://www.tron.org/ja/seminar/schedule2019/ 

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イーソルのTRONベースプラットフォームに、アナザーウェア社製「OPC UA Toolkit」を対応

トロンフォーラム幹事会員のイーソルは、同社製リアルタイムOS「eT-Kernel」等にアナザーウェア社製「OPC UA Toolkit」を対応させた、「OPC UA Toolkit for eSOL」をリリースしたことを発表しました。これにより、産業分野のみならず、水道や石油ガスなどのインフラ分野において、産業オートメーション用のマシン間通信プロトコルの国際標準規格である「OPC UA」に対応した、クライアントとサーバを素早く簡単に開発することができるようになるとのことです。詳細につきましては、以下をご参照ください。

イーソル
https://www.esol.co.jp/press/press_404.html

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12月3日にイーソル主催「Industrie4.0、Industrial IoT時代の産業ネットワークセミナー」開催

トロンフォーラム幹事会員のイーソルは、12月3日(火)に「Industrie4.0、Industrial IoT時代の産業ネットワークセミナー」と題した無料セミナーを、同社セミナールーム(東京・中野)で開催いたします。

本セミナーでは、OPC UA対応のTRONベースリアルタイムOS「eT-Kernel」や、スケーラブルRTOS「eMCOS(R)」を中心とするRTOSプラットフォームのほか、統合開発環境「eBinder(R)」と「Arm(R)シミュレータFVP」およびモデルベース開発ソリューション「SCADE Family」を連携した効率的な開発手法などについて紹介するとのことです。

また、産業ネットワークのベンダーであるアナザーウェア社とシェルパ社を迎えて講演を行います。リアルタイムOSおよびOPC UA、産業用イーサネット導入を検討されている方や、さらに効果的に活用したい方は、是非ご参加ください。

本セミナーの詳細については下記をご参照ください。

イーソル株式会社
Industrie4.0、Industrial IoT時代の産業ネットワークセミナー
https://www.esol.co.jp/seminar/seminar_188.html

esol

「第3回東京公共交通オープンデータチャレンジ」開催 応募締切は11月15日

公共交通オープンデータ協議会(会長 : 坂村 健 INIAD 東洋大学情報連携学部 学部長)では、「第3回東京公共交通オープンデータチャレンジ」を開催中です。

第3回チャレンジでは、2020年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催に向けて、東京都が共催に加わりました。鉄道、バス、航空に関係した各事業者からご提供いただいたデータを用いて、さまざまなアプリやアイデアを競っていただきます。

路線情報、時刻表情報などの静的データのほか、電車やバスのリアルタイムな位置情報と運行情報、航空機の発着情報などの動的データも公開されています。さらに国土交通省が整備を進めている、新宿駅、東京駅周辺の主要駅の駅構内図、施設情報も公開中です。

賞金総額は200万円です。この機会に是非、本コンテストにご参加ください。また、すでに開発者登録を済ませて作品を開発されている方は、是非、11月15日の応募締切までに、余裕をもってご応募ください。なお、東京公共交通オープンデータチャレンジで提供されるデータの配信技術には、uIDアーキテクチャが採用されています。本コンテストの詳細は、以下のページをご参照ください。

第3回東京公共交通オープンデータチャレンジ
https://tokyochallenge.odpt.org/

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2019 TRON Symposium(TRONSHOW)IEEE論文セッションの論文投稿募集中

来る2019年12月に開催されるIEEE CESoc (Consumer Electronics Society)技術協賛の国際会議2019 TRON Symposium (TRONSHOW) での論文エントリーと投稿を募集中です。多くの方の論文投稿をお待ちいたします。

2019 TRON Symposium (TRONSHOW) Call for Papers
https://www.tronshow.org/2019-tron-symposium/en/call.html

ieee

旧・Interpeak社製IP Stackの脆弱性「URGENT/11」に関するご注意

トロンフォーラムでは、本メールマガジンの前号でもご案内した、旧・Interpeak社製IP Stackの脆弱性「URGENT/11」に限らず、T-Kernel、μT-Kernel及びT2EXといったTRON系OSやミドルウェア、さらにITRON仕様準拠OSに関係すると思われる脆弱性に関する情報を告知し、集約するため「脆弱性情報特設サイト」を設置しました。

特にITRONにつきましては、トロンフォーラムから提供しているのは仕様だけであり、インプリメントは各社によってさまざまです。このため、トロンフォーラムがそれらの各社によって実装されたITRON仕様準拠OSに対する責任を持つわけではございませんが、それらのOSを利用されている方の利便性向上のため、このサイトをご用意いたしました。

なお、トロンフォーラムから提供しております T-Kernel 2.0 Extension(T2EX) に含まれるTCP/IPプロトコルスタックは NetBSD の実装をもととしており、URGENT/11 の対象となる旧・Interpeak社製IP Stackとは関係ありません。

しかしながら、各種サードパーティから提供されるTCP/IPプロトコルスタックを利用されている場合は、TRON系OSの利用の有無にかかわらず、最新のセキュリティ情報をご確認のうえ適切にご対応いただくことをご案内いたします。

また、TRON系OSに関するサードパーティ製品につきまして、URGENT/11やその他の脆弱性に関する情報がありましたら、ぜひトロンフォーラム事務局まで、情報提供をいただきますようお願い申し上げます。

■トロンフォーラム「脆弱性情報特設サイト」
https://www.tron.org/ja/vulnerability/

■米国 Department of Homeland Security
Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA)による「URGENT/11」に関する告知
ICS Advisory (ICSA-19-274-01)
Interpeak IPnet TCP/IP Stack
https://www.us-cert.gov/ics/advisories/icsa-19-274-01

■米国ARMIS社による「URGENT/11」に関する告知
https://www.armis.com/urgent11/

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T-Kernel/ITRONの採用事例募集中

トロンフォーラムでは、T-KernelやITRONの採用事例を募集中です。T-KernelやITRONを採用された事例をご紹介いただける場合は、入力フォームにご記入ください。T-KernelやITRONは、航空宇宙分野から産業機器、カーナビ、多機能プリンタ、電子楽器、デジタルカメラなど、さまざまな分野で多くの採用事例があります。

お送りいただいた採用事例は、トロンフォーラムのwebサイトやメールマガジンでご紹介させていただいたり、坂村会長の講演やTRONプロジェクトの技術情報誌「TRONWARE」などでご紹介させていただいたり、トロンフォーラムが主催または共催、協賛するイベント等でご紹介させていただく予定です。

是非、この機会に採用事例をご紹介ください。詳しくは以下のページにある入力フォームをご参照ください。
https://www.tron.org/ja/tron-project/provide-the-use-case/

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