トロンフォーラム

オープンデータの最新事情 TRONWARE VOL.153発売

オープンデータの最新事情 TRONWARE VOL.153発売

トロンフォーラムが毎月お送りするメールマガジンの2015年6月号をお送りします。

オープンデータの最新事情 TRONWARE VOL.153発売

TRON & IoT技術情報マガジンのTRONWAREは、最新号となるVOL.153を6月5日に発売いたします。本号の特集1は、「オープンデータの最新事情」です。国や地方公共団体がもつ公共性の高いデータをオープンにして、さまざまな応用に利活用する取り組みに注目が集まっています。2014 TRON Symposiumでの「オープンデータ」に関連した講演やセッションを掲載したほか、公共交通オープンデータ研究会の取り組み、東京メトロオープンデータ活用コンテストの詳細、坂村会長が理事長を務める「一般社団法人オープン&ビッグデータ活用・地方創生推進機構の紹介や、オープンデータを用いた事例として横須賀市で行われた「三次元地図を用いたアイデアソン・ハッカソン」のレポートなど、オープンデータの今を知ることができます。

また、特集2はTRONプロジェクト30周年Special対談です。今回は、KDDI株式会社 代表取締役会長の小野寺正氏をお迎えしました。旧・日本電信電話公社でマイクロ波無線通信の技術者をされていた小野寺氏が、第二電電企画に転じて、現在、会長を務めるKDDIに至るまでの無線技術と市場の変遷、今後の制度や教育論まで、幅広い話題について坂村会長と語っています。このほか、「ココシル上野」、「ココシル横浜みなと博物館」のご紹介、さらに好評の連載「ワンランク上のT-Kernelプログラミング」の第2回は、「セマフォとミューテックスを使い分ける」です。

TRONWARE VOL.153の詳細は以下をご参照ください。
http://www.personal-media.co.jp/book/tw/tw_index/297.html

アジアからただ一人 坂村会長がビル・ゲイツ氏らとともにITU150周年賞を受賞

トロンフォーラム会長の坂村健・東京大学教授/YRPユビキタス・ネットワーキング研究所所長は2015年5月17日、国際連合の機関の一つで世界最古の国際機関とされる国際電気通信連合(ITU、本部:スイス・ジュネーブ)の創設150周年を記念する記念式典で、アジアからただ一人「ITU150周年賞」を受賞しました。
この「ITU150周年賞」は、ITU創設150周年を記念して、過去から現在までにわたりICTのイノベーション、促進、発展を通じて、世界中の人々の生活向上に多大な貢献のあった個人を顕彰するために設けられた賞です。今回受賞したのは、坂村会長をはじめ、マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏などを含む6名です。
坂村会長は今回の受賞に際し、「永年の研究活動の成果を認めていただき、ITU創設150周年を記念した賞を賜ったことは大変名誉なことで、心から感謝いたします。また、永年にわたり、ご支援、ご協力をいただいた多くの方々に感謝申し上げます。今後もICTによる人々の生活環境向上に微力ながら貢献したいと思います。」とコメントしています。
ITU150周年賞については、以下の特設webサイトをご参照ください。

ITU150周年賞
http://www.itu.int/en/150/Pages/awards.aspx

坂村会長の新刊「コンピューターがネットと出会ったら」発売中

坂村会長が監修した新刊「コンピューターがネットと出会ったら モノとモノがつながりあう世界へ」が、角川インターネット講座14としてKADOKAWAから発売されました。あらゆるものがネットワークに接続される「モノのインターネット(IoT)」の時代にあって、組込みシステム、ユーザーエクスペリエンス、プログラマブルネットワークの3つを手がかりに来るべき未来像を示します。税込定価は2,700円で、全国の書店でお求めいただけるほか、電子書籍版もあります。詳細は以下をご参照ください。
http://kci-salon.jp/books/14/

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2015 TRON Symposium出展者募集中 今年もIEEE CESの技術協賛を受け、発表論文を募集

トロンフォーラムでは、毎年恒例となっているTRONプロジェクトの研究・開発成果を発表する場であるトロンプロジェクトシンポジウム「2015 TRON Symposium (TRONSHOW、 主催:トロンフォーラム、共催:東京大学大学院情報学環 ユビキタス情報社会基盤研究センター)」を、2015年12月9日(水)から11日(金)まで、東京ミッドタウン(東京・六本木)で開催いたします。IoT(Internet of Things)の話題が連日のように報道されるなか、TRONプロジェクトでは30年前から「どこでもコンピュータ」のコンセプトを掲げて、HFDS(Highly Functionally Distributed System:超機能分散システム)の実現に取り組んでまいりました。まさに、IoTの概念を提唱し続けてきたTRONプロジェクトの「いま」がわかるTRONSHOWに、組込みシステムやIoTのシステムやサービスを提供されている方々のご出展をお待ちしています。
なお、昨年に引き続きトロンプロジェクトシンポジウムでは、米国IEEE CES(Consumer Electronics Society)の技術協賛のもと、発表論文を募集します。査読を経て採択された論文は、IEEEの論文掲載ページを通じて公開されます。

TRONSHOWへのご出展およびIEEE CESの論文発表に関する詳細は、以下をご参照ください。

2015 TRON Symposium (TRONSHOW)
http://www.tronshow.org/

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2015 TRON Symposium (TRONSHOW)発表論文募集
http://www.tronshow.org/2015-tron-symposium/ja/call.html

ieee

RICOH THETAデベロッパーズコンテスト エントリー締切は6月10日(水)

トロンフォーラム会員の株式会社リコーとYRPユビキタス・ネットワーキング研究所は、「オープンAPI」の考えに基づいた「RICOH THETAデベロッパーズコンテスト」を開催しています。このコンテストは、ワンショットで360度の全天球イメージ・動画が撮影できる、リコー製のカメラ「RICOH THETA(リコー シータ)」をより便利に使う・新しい使い方をオープンにされたAPI等を使って提案するアプリケーションと同じく公開される3Dモデリングデータ等を利用し提案するガジェットを募集するものです。副賞を含めた賞金総額は500万円相当で、大賞には100万円と副賞を贈呈します。コンテストはRICOH THETAを操作可能なオープンなAPIをうまく利用してアプリケーションの開発を行うとか、公開されたデータをうまく使い治具をつくる等、トロンフォーラムが推進する「オープン」な考え方に沿ったコンテストです。
本コンテストのエントリー期間は4月1日(水)から6月10日(水)で、6月30日(火)までに提出された応募作品が審査されます。応募部門はアプリケーション部門とガジェット部門があります。このうち、アプリケーション部門にはAPI部門とユーティリティ部門があります。

その他本コンテストに関する詳細につきましては、「RICOH THETAデベロッパーズコンテスト」の特設ページをご参照ください。
http://contest.theta360.com/

richo

ETWestで6月10日(水)に坂村会長が基調講演 事前申込を受付中

6月10日(水)および11日(木)にグランフロント大阪内 コングレコンベンションセンター(大阪市北区)で行われる組込み総合技術展 関西(ET West 2015、主催:一般社団法人組込みシステム技術協会)において、6月10日(水)に坂村会長が「IoTにおける組込みのオープン化」と題して基調講演を行います。参加費は無料ですが、聴講をご希望の方は事前登録が必要です。詳細につきましては以下をご参照ください。
http://www.jasa.or.jp/etwest/

et

Interop Tokyo 2015で6月11日(木)に坂村会長が基調講演

6月10日(水)から12日(金)まで、幕張メッセ(千葉市幕張)で行われるInterop Tokyo 2015(主催:Interop Tokyo実行委員会)において、6月11日(木)に坂村会長が「一般財団法人インターネット協会 IoT推進委員会設立記念セッション ~いよいよ本格化するIoT時代~」のスピーカーとして登壇します。詳細につきましては以下をご参照ください。
http://www.interop.jp/2015/

6月12日(金)ユビキタスID講習会 ただいま受講者を募集中

トロンフォーラムでは、オープンデータやIoTを実現するためのキーとなる技術である「ユビキタスIDアーキテクチャ」についての講習会を6月12日にYRPユビキタス・ネットワーキング研究所(東京・五反田)で開催します。本講習会は、【講座1】「uID基礎セミナー」、【講座2】「uID応用セミナー1 ucode基本サービスの活用実習」、【講座3】「uID応用セミナー2 ココシル その概要と情報発信実習」の3部構成になっており、ご興味のある講座だけの受講も可能です。

【講座1】「uID基礎セミナー」では、ユビキタスID(uID)アーキテクチャの基礎や、業務システムへのuIDアーキテクチャの導入、uIDアーキテクチャの標準化について解説します。また、【講座2】「uID応用セミナー1 ucode基本サービスの活用実習」では、uIDアーキテクチャのエントリーシステムであるucoderを用いて、ucodeの割当、発行、解決、さまざまなタグの利用方法について、実機を用いて実習します。さらに、【講座3】「uID応用セミナー2 ココシル その概要と情報発信実習」では、観光地や街、美術館や博物館などにおいて、場所に応じた情報を発信するためのサービス「ココシル」を紹介したうえで、ココシルを用いて街に関する情報を発信する方法の実習を行います。
幹事会員・A会員は1社5名、e会員は3名、学術会員は1名まで無料です。非会員の方も有料で参加可能です。詳細につきましては以下をご参照ください。
https://www.tron.org/ja/2015/05/seminar0612/

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6月18日(木)-19日(金)【実習】μT-Kernel入門(協力:ルネサスエレクトロニクス) 残席わずか

トロンフォーラムでは、小規模組込み機器向けリアルタイムOS「μT-Kernel」の概要と基本機能の解説、およびリアルタイムOSのプログラミングスタイルを理解するためのμT-Kernelを使ったプログラミング演習講座「【実習】μT-Kernel入門(協力:ルネサスエレクトロニクス)」を行います。実際の評価ボードでプログラムの動作を確認しながら、μT-Kernelの主要機能を習得できます。最新版のμT-Kernel2.0についてもご紹介予定です。
組込みシステムの開発に携わっていらっしゃる方、あるいは、今後、携わりたいと考えていらっしゃる方や、組込みリアルタイムOSに興味をお持ちの方の受講をお待ちしています。
幹事会員・賛助会員・A会員は1社3名、B会員は1社2名、学術会員は1団体1名まで参加無料です。非会員の方も有料で参加可能です。詳細につきましては以下をご参照ください。
https://www.tron.org/ja/2015/05/seminar0618/

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7月3日(金)オープンデータセミナー開催決定 間もなく受付開始

トロンフォーラムでは7月3日(金)に東京大学(本郷キャンパス)で「オープンデータセミナー」を開催し、オープンデータに関する最新動向と、オープンデータを利用するうえで有用な基礎技術を解説します。「オープンデータ」とは、政府や自治体等がもつ膨大なデータを、コンピュータ(プログラム)が加工できるような形式とライセンスで公開されたデータのことをいいます。日本政府もデータカタログサイト「DATA.GO.JP」を公開する等、オープンデータへの取組を本格化させています。また民間でも、公共交通分野の事業者やICTベンダーが多数参加する公共交通オープンデータ研究会が活動しているほか、2014年に東京メトロが実施した「オープンデータ活用コンテスト」では、わずか2カ月間の公募期間にもかかわらず281件ものアプリの応募があるなど、非常に高い関心が寄せられています。
トロンフォーラムでは、間もなくオープンデータセミナーの受付を開始いたします。「オープンデータ」にご興味をお持ちの方は、是非、ご参加をご検討ください。詳細は以下をご参照ください。
https://www.tron.org/ja/seminar/schedule2015/

9月15日(火)-16日(水)食品トレーサビリティ講習会開催決定

トロンフォーラムでは、毎年恒例となった「食品トレーサビリティ公開講座(2015東京会場)」を、9月15日(火)と16日(水)に東京大学(本郷キャンパス)で行います。
本講座では、食品トレーサビリティの原理、ユビキタス・コンピューティングの考え方、食品衛生管理の講義とともに、ユビキタスID 技術を導入して、実際にトレーサビリティを行う基本的なICT の仕組みに関する実践的な演習を行います。これにより、食品トレーサビリティの仕組みをつくる能力とともに、初級程度の研修会の講師を務めることができる能力や知識が獲得できます。また、各日とも判定試験を実施します。なお、本講座は食品トレーサビリティ公開講座(京都会場、7月28 日(火)~ 7 月29 日(水)の日程で、京都大学において開催)の基本カリキュラムをもとに実施します(カリキュラムの構成は少し異なります)。

講習会の費用などの詳細が決まり次第、受付を開始いたします。詳細は以下をご参照ください。
https://www.tron.org/ja/seminar/schedule2015/

T-Kernel 2.0をMIPSプロセッサに移植

トロンフォーラム幹事会員のイマジネーションテクノロジーズ株式会社(本社:英国、日本法人:東京都品川区)は5月14日、同社が取り扱うMIPSのCPUにT-Kernel 2.0を移植し、トロンフォーラムを通じて一般公開することを発表しました。T-Kernel 2.0の移植対象となるプロセッサは、中国を拠点とするIngenic Semiconductor社のXBurst(MIPS) 1.0 GHzをサポートするM150です。イマジネーションテクノロジーズでは、このプロセッサを搭載したHalleyというIoT(Internet of Things)機器向けプラットフォームに移植を行いました。このT-Kernel 2.0を搭載したプラットフォームは、トロンフォーラム幹事会員のパーソナルメディア株式会社(東京都品川区、代表取締役社長:松為 彰)から販売を行います。
本発表に関する詳細につきましては以下をご参照ください。
https://www.tron.org/ja/2015/05/press14/

imagination

パーソナルメディアがVisual Studioでの組込み機器開発を可能にする「.NET Micro Framework for PMC T-Kernel」を発売

トロンフォーラム幹事会員のパーソナルメディア株式会社は5月29日、マイクロソフト社の組込み機器向けファームウェアである.NET Micro FrameworkにT-Kernelのリアルタイム制御機能を付加する「.NET Micro Framework for PMC T-Kernel」と、その評価キットを商品化し、発売を開始しました。 本製品の利用により、T-Kernelのリアルタイム処理と連携する組込み機器の制御用アプリケーションを、 統合開発環境Visual Studioで開発できるようになります。
本発表に関する詳細につきましては以下をご参照ください。
http://www.t-engine4u.com/index.html

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T-Kernel/ITRONの採用事例募集中

トロンフォーラムでは、T-KernelやITRONの採用事例を募集中です。T-KernelやITRONを採用された事例をご紹介いただける場合は、入力フォームにご記入ください。T-KernelやITRONは、航空宇宙分野から産業機器、カーナビ、多機能プリンタ、電子楽器、デジタルカメラなど、さまざまな分野で多くの採用事例があります。
お送りいただいた採用事例は、トロンフォーラムのwebサイトやメールマガジンでご紹介させていただいたり、坂村会長の講演やTRONプロジェクトの技術情報誌「TRONWARE」などでご紹介させていただいたり、トロンフォーラムが主催または共催、協賛するイベント等でご紹介させていただく予定です。
是非、この機会に採用事例をご紹介ください。詳しくは以下のページにある入力フォームをご参照ください。
http://30th.tron.org/products.html

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