トロンフォーラム

TRONWARE VOL.177「宇宙に飛び立つTRON」発売

TRON & IoT技術情報マガジンのTRONWAREは、最新号となるVOL.177を6月15日に発売いたします。本号の特集は「宇宙に飛び立つTRON」です。

はやぶさ2が小惑星「リュウグウ」に到着し、サンプル採取に成功しました。初代はやぶさだけでなく、このはやぶさ2にもTRONが採用されています。本号では、はやぶさ2のシステム設計、組み立て、試験、インテグレーションを担当したNECのエンジニアの方々に、坂村会長がインタビュー。省電力、省資源、ネットワークに依存しない自律制御など、究極のリアルタイム機能が求められる応用分野である宇宙機の開発現場で、どのようにTRONが活かされているのかを、担当エンジニアに迫ります。

また、日本独自のGNSS(Global Navigation Satellite System:全地球航法衛星システム)を、4機体制の確立によって実用化した「みちびき」。トロンフォーラムでも、この「みちびき」が実現したセンチメータ級の高精度測位を、TRONプロジェクトの各OSで活かすための「準天頂衛星WG」が現在進行中です。この準天頂衛星WGにオブザーバ参加していただいているSPAC(一般社団法人 衛星測位利用推進センター)の方に、準天頂衛星による高精度位置計測技術の基本概念について詳しく解説いただきました。

さらに、首都圏のさまざまな公共交通機関のデータを公開し、各種アプリケーションやアイデアを競った「第2回東京公共交通オープンデータチャレンジ」の、3月29日にINIADで行われた表彰式の様子をレポート。各受賞作品について、開発者が自ら解説した記事とともにご紹介しています。坂村会長が会長をつめとる公共交通オープンデータ協議会では、現在、引き続き第3回東京公共交通オープンデータチャレンジを実施中です。この5月31日には、営利目的でのデータ利用が可能な「公共交通オープンデータセンター」をオープンし、いよいよ2020に向けての各公共交通機関のデータ公開が本格化。センターの本格稼働に伴い、公共交通のオープンデータを用いたアプリ開発の拡大が期待されています。これから公共交通オープンデータを用いたアプリ開発をされる方は、必読の記事です。

このほか、2019年度「Open IoT教育プログラム」説明会での坂村会長による講演「IoT時代に活躍するために」を採録しました。

TRONWARE VOL.177の詳細は以下をご参照ください。 
https://www.personal-media.co.jp/book/tw/tw_index/342.html

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