組込みシステム開発に特化した開発環境を会員限定で提供開始
トロンフォーラム(会長:坂村健・東京大学名誉教授/INIAD cHUB(東洋大学情報連携学 学術実業連携機構)機構長)は、組込みシステムの開発環境に専門知識を持つAIエージェントを統合することで、組込みシステム開発の開発効率向上の実現を目指す「生成AI支援型開発環境WG」のメンバの募集を開始いたします。
組込みシステムでは、開発ターゲットごとに異なる環境でアプリケーションを開発します。組込みシステム特有の制約条件のもとで動作するシステムの開発を行う際に、異なるCPUやOS、ミドルウェア、各種インタフェースに関する広範な知識と技術が技術者に必要とされます。こうした知識や技術の習得には開発現場での実践的な経験や、ハードウェア/ソフトウェアに対する深い知識が要求されるため、慢性的な組込み技術者不足が組込みシステム業界での課題となっていました。
トロンフォーラムでは生成AIを用いた開発環境を用意することで、これからμT-Kernelを用いた組込みシステムの開発に取り組む方や、すでに組込みシステムの開発に取り組んでいる方の開発効率向上につなげるため、「生成AI支援型開発環境WG(以下、生成AI WG)」を発足させ、メンバの募集を開始いたします。この開発環境は生成AI WGメンバ限定で提供されます。
生成AI WGはトロンフォーラムの技術部会の下に設置され、組込みシステム関連の幹事/ A/i/B会員が参加できます。また12月11日(木)13:00-14:30に「2025 TRON Symposium-TRONSHOW-」( https://www.tronshow.org/ )で行われる「組込みシステム特化型AIアシスタント」セッションでも、坂村会長から詳細が発表されます。
生成AI WGへの参加方法やトロンフォーラムへの入会方法の詳細等につきましては、トロンフォーラム事務局までお問い合わせください。
お問い合わせ先
トロンフォーラム事務局
担当:柏・山田
電話:03-5437-0572
Email:office@tron.org


