
トロンフォーラムが毎月お送りするメールマガジンの2025年11月号をお送りします。
TRONプロジェクトの研究開発の成果を広くご紹介する場として毎年12月に開催している「TRON Symposium-TRONSHOW-」を、昨年に続いて、渋谷パルコDGビル 18Fカンファレンスホール「Dragon Gate」で、12月10日(水)から12日(金)に開催します。
今年のテーマも昨年から続けて「TRON × AI 2」です。急速に進化を遂げているAI技術とTRONとの連携がIoT、エッジコンピューティング、DXといった領域にもたらすイノベーションを多角的に探ります。具体的には、生成AIを活用した組込みシステム開発環境への応用研究、ビルOSやハウジングOSのAPI標準化とAIの連携、さらには教育DXにおけるAI活用事例など、TRON関連分野における多様なAIとの連携パターンをご紹介します。
今後は、どの事業領域においてもAIの活用が不可欠となるなか、今年のTRONSHOWは多くのヒントや実践的な知見を得られる絶好の機会となるものと存じます。この度、来場者事前登録の受付を開始いたしました。ご登録は無料ですので、この機会に是非、事前登録をお済ませください。多くの方のご来場をお待ち申し上げます。
2025 TRON Symposium -TRONSHOW-「TRON × AI 2」
https://www.tronshow.org/
査読料無料でIEEE Xplore® digital libraryに掲載されるチャンス
12月10日(水)から12日(金)にかけて開催される、2025 TRON Symposiumでは、IEEE Consumer Technology Society の技術協賛による論文セッションが開催されます。採択された論文は、IEEE Xplore® digital libraryに掲載されます。
国際会議での論文発表に際しては、高額の参加費がかかることが一般的ですが、本シンポジウムの場合、参加費は無料です。下記の通り、現在論文募集を行っておりますので、ご関心のある方はぜひ投稿をご検討ください。
2025 International Symposium on Embedded Computing and Internet of Things
co-located with 2025 TRON Symposium
■2025 TRON Symposium
https://symposium.tronshow.org/
調査研究WGによるRTOSアンケートも実施
11月19日(水) から21日(金)にかけてパシフィコ横浜の展示ホール/アネックスホールで開催されるEdgeTech+ 2025(主催:一般社団法人 組込みシステム技術協会)で、坂村会長が11月19日(水)13時から「生成AIが創る新しいIoTの世界」と題して基調講演に登壇します。聴講は無料ですが事前登録が必須となっています。聴講をご希望される方は以下の公式webサイトで事前登録のうえ、基調講演の聴講を申し込んでください。
なお、トロンフォーラムの調査研究WGでは、毎年恒例となった「リアルタイムOSの利用動向に関するアンケート調査」を、EdgeTech+ 2025の会場内のラウンジで実施する予定です。組込みシステムの開発に従事されている技術者の方は、是非、アンケートにご協力くださいますようお願いいたします。
■EdgeTech+ 2025
https://www.jasa.or.jp/expo/

11月19日(水)16時10分からEdgeTech+ 2025展示会場内 RoomBで開催
この度、トロンフォーラムが実施する実習セミナーの講師としてお馴染みの、INIAD(東洋大学情報連携学部)特任研究員の豊山 祐一氏が、パシフィコ横浜で開催される「EdgeTech+ 2025」の展示会場内RoomBで「μT-Kernel 3.0」の無料セミナーを行います。
IoT機器や組込みシステムのセキュリティの重要性が高まる中、Armマイコンではセキュリティ技術「TrustZone」が標準搭載されるようになりました。IEEE標準に準拠したリアルタイムOS「μT-Kernel 3.0」も、最新バージョンでTrustZoneに対応しました。従来のリアルタイム性に優れたマルチタスク・アプリケーションに加え、セキュアなプログラム実行が可能となります。
本セミナーでは、TrustZone対応「μT-Kernel 3.0」の主な特長や導入方法などをご紹介します。聴講は無料ですが、EdgeTech+ 2025の展示会場内で開催されるため、来場登録が必要です。聴講をご希望される方は以下の公式webサイトで来場登録をされたうえでご参加ください。
https://f2ff.jp/introduction/11667?event_id=etexpo-2025
多くの皆様のご参加をお待ち申し上げます。

坂村会長が会長を務める公共交通オープンデータ協議会では、7月1日より国土交通省 情報政策本部 情報政策課及び国土交通省 総合政策局 モビリティサービス推進課ともに、多数の公共交通関連のデータや国土交通省のオープンデータを一般の開発者に公開し、それらを活用したアプリケーションを開発、応募していただく賞金総額300万円のアプリケーションコンテスト「公共交通オープンデータチャレンジ2025 ~ powered by Project LINKS~」を開催しています。
オープンデータによるイノベーションの創出、「交通空白」の解消に向けたアイデアを広く募集します。多くの方々によるご参加をお待ちいたします。
本コンテストの開催概要及び詳細につきましては、以下の公式webサイトをご参照ください。
■公共交通オープンデータチャレンジ2025 ~ powered by Project LINKS~
https://challenge2025.odpt.org/

トロンフォーラムでは、T-KernelやITRONの採用事例を募集中です。T-KernelやITRONを採用された事例をご紹介いただける場合は、入力フォームにご記入ください。T-KernelやITRONは、航空宇宙分野から産業機器、カーナビ、多機能プリンタ、電子楽器、デジタルカメラなど、さまざまな分野で多くの採用事例があります。
お送りいただいた採用事例は、トロンフォーラムのwebサイトやメールマガジンでご紹介させていただいたり、坂村会長の講演やTRONプロジェクトの技術情報誌「TRONWARE」などでご紹介させていただいたり、トロンフォーラムが主催または共催、協賛するイベント等でご紹介させていただく予定です。
是非、この機会に採用事例をご紹介ください。詳しくは以下のページにある入力フォームをご参照ください。
https://www.tron.org/ja/tron-project/provide-the-use-case/


