
トロンフォーラムが毎月お送りするメールマガジンの2025年9月号をお送りします。
プログラムの応募はいよいよ9月30日(火)まで
トロンフォーラムでは2024年に続き、2025年も賞金総額500万円で「TRONプログラミングコンテスト」を実施しています。IEEEの国際標準規格に準拠した組込み用リアルタイムOS「μT-Kernel 3.0」を用いる今回のコンテストのテーマは、「TRON X AI AIの活用」です。AI技術を取り入れた革新的な作品の応募をお待ちしています。
本コンテストでは特別協力にSTマイクロエレクトロニクス株式会社とルネサス エレクトロニクス株式会社、協力にインフィニオン テクノロジーズ ジャパン株式会社とパーソナルメディア株式会社等をお迎えし、IEEE Consumer Technology Society West Japan Joint Chapterの技術協賛のもとに実施しています。
プログラムの応募は、いよいよ2025年9月30日(火)までです。是非、この機会にコンテストへの参加をご検討ください。なお、開発ボードを提供いただいた各社が実施したウェビナーの資料も掲載しています。「TRONプログラミングコンテスト2025 -TRON X AI AIの活用-」特設サイトをどうぞご覧ください。
■TRONプログラミングコンテスト2025
https://www.tron.org/ja/programming_contest-2025/
「TRON × AI 2」をテーマに12月10日(水)から12日(金)に渋谷パルコDGビル 18Fカンファレンスホール「Dragon Gate」で開催
12月10日(水)から12日(金)の期間、渋谷パルコDGビル 18Fカンファレンスホール「Dragon Gate」で「2025 TRON Symposium -TRONSHOW-」を開催いたします。
TRONプロジェクトは1984年から開始し、今年で41年目を迎えました。この長い歴史を支えてくださった多くの企業・団体の皆様には、心より感謝申し上げます。
今年のテーマも昨年から続けて「TRON × AI 2」です。急速に進化を遂げているAI技術とTRONとの連携がIoT、エッジコンピューティング、DXといった領域にもたらすイノベーションを多角的に探ります。
現在、この「2025 TRON Symposium -TRONSHOW-」への出展申込みを受付中です。申込締切は9月5日(金)ですので、お早めにお申込みください。詳細は、下記公式ホームページをご確認ください。
https://www.tronshow.org/2025-tron-symposium/ja/02.html
IEEE Xplore® digital libraryに掲載されるチャンス
2025年12月10日~12日にかけて開催される、2025 TRON Symposiumでは、IEEE Consumer Technology Society の技術協賛による論文セッションが開催されます。採択された論文は、IEEE Xplore® digital libraryに掲載されます。
国際会議での論文発表に際しては、高額の参加費がかかることが一般的ですが、本シンポジウムの場合は参加費は無料です。下記の通り、現在論文募集を行っておりますので、ご関心のある方はぜひ投稿をご検討ください。
2025 International Symposium on Embedded Computing and Internet of Things
co-located with 2025 TRON Symposium
https://symposium.tronshow.org/
ITRON仕様OSからμT-Kernel 3.0への移行支援関連ビジネスを開始
トロンフォーラム幹事会員のユーシーテクノロジ株式会社が、マクセルフロンティア株式会社とともにITRON仕様OSからμT-Kernel 3.0への移行支援関連ビジネスを展開することになりました。詳細につきましては、以下のページでご紹介していますので、是非ご覧ください。
https://www.uctec.com/blog/2025/08/28/press250828/
トロンフォーラム幹事会員のパーソナルメディア株式会社では、T-Kernelを使った開発について、より詳しく学びたい方を対象に、有料の実習セミナーを実施しています。
10月16日(木)に実施する「T-Kernel導入実習セミナー」では、T-Kernelの基礎から、ソフトウェア部品の組合せ、メモリモデル、デバッグ手法などを説明したうえで、プロセスベースおよびT-Kernelベースのソフト開発からデバッグまでの流れをご体験いただきます。
また、10月17日(金)に実施する「T-Kernelドライバ開発実習セミナー」では、T-Kernelのデバイスドライバの開発を担当されるT-Kernel経験者を対象に、ドライバの内部構造およびインタフェースなどを説明します。実習を通じて、ドライバの開発の流れを一通りご体験いただきます。各セミナーの詳細につきましては、以下の公式webサイトをご参照ください。
パーソナルメディア セミナー紹介ページ
http://www.t-engine4u.com/seminar/index.html
坂村会長が会長を務める公共交通オープンデータ協議会では、7月1日より国土交通省 情報政策本部 情報政策課及び国土交通省 総合政策局 モビリティサービス推進課ともに、多数の公共交通関連のデータや国土交通省のオープンデータを一般の開発者に公開し、それらを活用したアプリケーションを開発、応募していただく賞金総額300万円のアプリケーションコンテスト「公共交通オープンデータチャレンジ2025 ~ powered by Project LINKS~」を開催しています。
オープンデータによるイノベーションの創出、「交通空白」の解消に向けたアイデアを広く募集します。多くの方々によるご参加をお待ちいたします。
本コンテストの開催概要及び詳細につきましては、以下の公式webサイトをご参照ください。
■公共交通オープンデータチャレンジ2025 ~ powered by Project LINKS~
https://challenge2025.odpt.org/
トロンフォーラムでは、T-KernelやITRONの採用事例を募集中です。T-KernelやITRONを採用された事例をご紹介いただける場合は、入力フォームにご記入ください。T-KernelやITRONは、航空宇宙分野から産業機器、カーナビ、多機能プリンタ、電子楽器、デジタルカメラなど、さまざまな分野で多くの採用事例があります。
お送りいただいた採用事例は、トロンフォーラムのwebサイトやメールマガジンでご紹介させていただいたり、坂村会長の講演やTRONプロジェクトの技術情報誌「TRONWARE」などでご紹介させていただいたり、トロンフォーラムが主催または共催、協賛するイベント等でご紹介させていただく予定です。
是非、この機会に採用事例をご紹介ください。詳しくは以下のページにある入力フォームをご参照ください。
https://www.tron.org/ja/tron-project/provide-the-use-case/