
トロンフォーラムが毎月お送りするメールマガジンの2025年7月号をお送りします。
7月24日(木)に坂村会長が「生成AIが創る新しいIoTの世界」と題して基調講演を行います
2025年7月24日(木)-25日(金)にグランフロント大阪 北館B2Fのコングレコンベンションセンターで開催される「EdgeTech+ West 2025」(主催:一般社団法人 組込みシステム技術協会)で、7月24日(木)10:00-10:45に坂村会長が「生成AIが創る新しいIoTの世界」と題して基調講演を行います。
また、同じく7月24日(木)13:00-13:45には、「TrustZone対応!世界標準リアルタイムOS μT-Kernel 3.0最新情報」と題してINIAD(東洋大学情報連携学部)講師・特任研究員の豊山祐一氏によるμT-Kernel 3.0の最新情報をお知らせするセミナーもあります。
いずれも参加費は事前登録制:無料で、現在、事前登録を受付中です。聴講をご希望の方は、お早めに事前登録をお済ませください。
EdgeTech+ West 2025
https://www.jasa.or.jp/etwest/
「TRON × AI 2」をテーマに12月10日(水)から12日(金)に渋谷パルコDGビル 18Fカンファレンスホール「Dragon Gate」で開催
12月10日(水)から12日(金)の期間、渋谷パルコDGビル 18Fカンファレンスホール「Dragon Gate」で「2025 TRON Symposium -TRONSHOW-」を開催いたします。
TRONプロジェクトは1984年から開始し、今年で41年目を迎えました。この長い歴史を支えてくださった多くの企業・団体の皆様には、心より感謝申し上げます。
今年のテーマも昨年から続けて「TRON × AI 2」です。急速に進化を遂げているAI技術とTRONとの連携がIoT、エッジコンピューティング、DXといった領域にもたらすイノベーションを多角的に探ります。
詳細ならびにお申込み方法は、下記公式ホームページをご確認ください。
https://www.tronshow.org/2025-tron-symposium/ja/02.html
トロンフォーラムでは2024年に続き、2025年も賞金総額500万円で「TRONプログラミングコンテスト」を実施しています。IEEEの国際標準規格に準拠した組込み用リアルタイムOS「μT-Kernel 3.0」を用いる今回のコンテストのテーマは、「TRON X AI AIの活用」です。AI技術を取り入れた革新的な作品の応募をお待ちしています。
本コンテストでは特別協力にSTマイクロエレクトロニクス株式会社とルネサス エレクトロニクス株式会社、協力にインフィニオン テクノロジーズ ジャパン株式会社とパーソナルメディア株式会社等をお迎えし、IEEE Consumer Technology Society West Japan Joint Chapterの技術協賛のもとに実施します。
ただいまプログラムの応募を2025年9月30日(火)まで受付中です。是非、この機会にコンテストへの参加をご検討ください。なお、開発ボードを提供いただいた各社が実施したウェビナーの資料も掲載しています。「TRONプログラミングコンテスト2025 -TRON X AI AIの活用-」特設サイトをどうぞご覧ください。
■TRONプログラミングコンテスト2025
https://www.tron.org/ja/programming_contest-2025/
トロンフォーラムでは、8月1日(金)にINIAD(東洋大学情報連携学部) 「生成AI時代に向けたIoT人材育成プログラム」との共同主催で【実習】μT-Kernel 30組込みプログラミング入門(RAマイコン編)東京 を実施します。
本セミナーは、組込みシステムやリアルタイムOSのプログラミングに興味をお持ちの方をはじめ、組込みシステムの開発に携わっている方、または、今後携わりたいと考えている方を対象に実施します。(なお、受講される方はC言語の基本的な知識を有していることが望まれます。)
実習教材には以下を使用します。受講後はこれらの実習教材をお持ち帰りいただけますので、セミナー受講後も引き続きプログラムの学習を行うことができます(受講料に実習教材費は含まれています)。
- 基礎から学ぶ組込みμT-Kernelプログラミング(テキスト)
- RA Clicker (RA4M1(Cortex-M4)搭載)
- 実験用各種センサーなど
本セミナーの参加費用は、トロンフォーラム会員:1人20,000円(税込)で、非会員:1人30,000円(税込)となっています。受付は先着順となっていますので、受講をご希望の方はいますぐお申込みください。
https://www.tron.org/ja/2025/06/seminar0801/
トロンフォーラム幹事会員のパーソナルメディア株式会社では、T-Kernelを使った開発について、より詳しく学びたい方を対象に、有料の実習セミナーを実施しています。
7月10日(木)に実施する「T-Kernel導入実習セミナー」では、T-Kernelの基礎から、ソフトウェア部品の組合せ、メモリモデル、デバッグ手法などを説明したうえで、プロセスベースおよびT-Kernelベースのソフト開発からデバッグまでの流れをご体験いただきます。
また、7月11日(金)に実施する「T-Kernelドライバ開発実習セミナー」では、T-Kernelのデバイスドライバの開発を担当されるT-Kernel経験者を対象に、ドライバの内部構造およびインタフェースなどを説明します。実習を通じて、ドライバの開発の流れを一通りご体験いただきます。各セミナーの詳細につきましては、以下の公式webサイトをご参照ください。
パーソナルメディア セミナー紹介ページ
http://www.t-engine4u.com/seminar/index.html
トロンフォーラム会長の坂村健が創設したINIAD(東洋大学情報連携学部)では、2018年度より、IoT関連分野のリカレント教育プログラム「Open IoT教育プログラム」を、トロンフォーラムの協力のもとで開講してきました。
2025年度より、近年の生成AIによる急速な技術進展をうけ、本プログラムのカリキュラムを大幅に改訂することとしました。同時に、プログラム名称も「生成AI時代に向けたIoT人材育成プログラム」にアップグレードいたします。
現在、2025年度の受講生を募集しています。カリキュラムの内容や開講時期、受講料、お申込み方法など、詳しくは以下のサイトをご参照ください。
INIAD「生成AI時代に向けたIoT人材育成プログラム」
https://enpit.iniad.org/
坂村会長が会長を務める公共交通オープンデータ協議会では、7月1日より国土交通省 情報政策本部 情報政策課及び国土交通省 総合政策局 モビリティサービス推進課ともに、多数の公共交通関連のデータや国土交通省のオープンデータを一般の開発者に公開し、それらを活用したアプリケーションを開発、応募していただく賞金総額300万円のアプリケーションコンテスト「公共交通オープンデータチャレンジ2025 ~ powered by Project LINKS~」を開催しています。
オープンデータによるイノベーションの創出、「交通空白」の解消に向けたアイデアを広く募集します。多くの方々によるご参加をお待ちいたします。
本コンテストの開催概要及び詳細につきましては、以下の公式webサイトをご参照ください。
■公共交通オープンデータチャレンジ2025 ~ powered by Project LINKS~
https://challenge2025.odpt.org/
トロンフォーラムでは、T-KernelやITRONの採用事例を募集中です。T-KernelやITRONを採用された事例をご紹介いただける場合は、入力フォームにご記入ください。T-KernelやITRONは、航空宇宙分野から産業機器、カーナビ、多機能プリンタ、電子楽器、デジタルカメラなど、さまざまな分野で多くの採用事例があります。
お送りいただいた採用事例は、トロンフォーラムのwebサイトやメールマガジンでご紹介させていただいたり、坂村会長の講演やTRONプロジェクトの技術情報誌「TRONWARE」などでご紹介させていただいたり、トロンフォーラムが主催または共催、協賛するイベント等でご紹介させていただく予定です。
是非、この機会に採用事例をご紹介ください。詳しくは以下のページにある入力フォームをご参照ください。
https://www.tron.org/ja/tron-project/provide-the-use-case/