
トロンフォーラムが毎月お送りするメールマガジンの2017年12月号をお送りします。
2017 TRON Symposiumプレビュー TRONWARE VOL.168発売
TRON & IoT技術情報マガジンのTRONWAREは、最新号となるVOL.168を12月15日に発売いたします。本号の特集は「2017 TRON Symposiumプレビュー」です。トロンプロジェクトシンポジウム 2017 TRON Symposium(TRONSHOW)は、12月13日(水)-15日(金)、東京ミッドタウンホール(東京・六本木)で、米国IEEE Consumer Electronics Societyとの技術協賛のもと「AI + オープンデータ + IoT = 未来」をキーワードとして開催いたします。本号では、この2017 TRON Symposium(TRONSHOW)に出展する各社のみどころをご紹介いたします。
また、坂村会長が理事長をつとめる、VLED(一般社団法人オープン&ビッグデータ活用・地方創生推進機構)と総務省が主催して2017年10月に北海道大学で開催された「オープンデータシンポジウム2017」の様子を誌上再現。2016年12月に施行された「官民データ活用推進基本法」に基づいて、ますます加速するオープンデータの現状を紹介したほか、当日行われた坂村会長による基調講演「オープンデータが創る未来」を紹介しています。
さらに、大和ハウスグループ 株式会社フレームワークスが主催して開催された「次世代ロジスティクスオープンデータ活用コンテスト」の授賞式の様子と審査員長を務めた坂村会長による講演をご紹介しているほか、受賞した各作品についてご紹介しています。
このほか、社会人の学び直しを積極的に支援している東洋大学情報連携学部INIADにおいて、2017年10月に行われた社会人の入学と修士課程の説明会の様子をご紹介するほか、首都圏の公共交通事業者が参画する「公共交通オープンデータ協議会」が主催する「東京公共交通オープンデータチャレンジ」についてご紹介しています。
TRONWARE VOL.168の詳細は以下をご参照ください。
https://www.personal-media.co.jp/book/tw/tw_index/312.html
2017 TRON Symposium(TRONSHOW)来場者の事前登録を受付中
トロンプロジェクトシンポジウム 2017 TRON Symposium(TRONSHOW)が、12月13日(水)-15日(金)、東京ミッドタウンホール(東京・六本木)で開催されます。現在、2017 TRON Symposium(TRONSHOW)の公式webサイトでは、来場者の事前登録と、3日間の会期中に開催される多数の講演・セッションの受講申し込みを受付中です。
初日の12月13日(水)には、TRONプロジェクトリーダー坂村健が、2017年におけるTRONプロジェクトの取組として、T-Kernelを含むTRON OS、ユビキタスID、オープンデータ、IoT など、各プロジェクトの具体的な取組の現状と、未来に向けての新たな展望をお話しする基調講演「「AI+オープンデータ+IoT=未来」─ 2017年のTRONプロジェクトと今後の展望 ─」をはじめ、産官学のキーパーソンにお集まりいただいてICTの未来についてお話をいただく「ICT未来都市」や、IoTの動向について日米欧で推進しているキーパーソンからお話をいただく「TRON×IEEE」、「IoT世界動向」などを予定しています。
2日目以降も、「Open IoTを支える技術」やEUと日本政府との共同プロジェクト「CPaaS.io」をご紹介する国際セッション、IoTエッジノードとしてTRONプロジェクトが標準化を進める「IoT-Engine」の各社の取組や、2020を見据えて開発が進む「IoTおもてなしクラウド」に関するテクノロジセッションなど、さまざまなセッションを多数予定しています。
また、電気・電子関連で世界最大規模の学会であるIEEE Consumer Electronics Societyの技術協賛をうけ、組込みシステムやIoTなどに関する最先端の研究発表を行う論文セッションを今年も行います。
さらに、障碍者、高齢者などを問わずだれでも使えるコンピュータ環境の実現を目指して活動しているTRONイネーブルウェア研究会とトロンフォーラムが主催して開催するTRONイネーブルウェアシンポジウム TEPS30thは、「IoT時代のボランティア」をテーマに、12月16日(土)13:30から東京ミッドタウンカンファレンスで開催します。
トロンプロジェクトシンポジウム 2017 TRON Symposium(TRONSHOW)の来場者事前登録及び基調講演をはじめとする各講演・セッションの事前予約は、以下の公式webサイトでお早めにお申し込みください。
TRONSHOW公式webサイト
http://www.tronshow.org/
「東京公共交通オープンデータチャレンジ」開始
首都圏の多数の公共交通事業者やICT事業者が参画する、公共交通オープンデータ協議会(会長 : 坂村 健 INIAD 東洋大学情報連携学部 学部長)では、2017年12月7日より「東京公共交通オープンデータチャレンジ」を開催します。このイベントは、本協議会に参画する交通事業者が、それぞれの保有するデータを一般の開発者に対して公開し、様々なアプリケーションやアイデアを募集する、オープンイノベーション型のコンテストです。
本コンテストは、JR東日本、東京メトロ、東京都交通局をはじめ、12社局の鉄道事業者、9社局のバス事業者、3社の航空事業者からデータが公開される、日本ではかつてない規模の公共交通分野のオープンデータコンテストです。路線情報、時刻表情報などの静的データのほか、電車やバスのリアルタイムな位置情報と運行情報、航空機の発着情報などの動的データも公開されます。最優秀賞の賞金は100万円です。この機会に是非、本コンテストにご参加ください。なお、本コンテストで提供されるデータの配信技術には、uIDアーキテクチャが採用されています。本コンテストの詳細は、以下のページをご参照ください。
東京公共交通オープンデータチャレンジ
https://tokyochallenge.odpt.org/
公共交通オープンデータ協議会
https://www.odpt.org/
12月9日(土)【土曜講座】組込みリアルタイムシステム入門(μT-Kernel入門) 受付中
トロンフォーラム及び文部科学省「成長分野を支える情報技術人材の育成拠点の形成(enPiT)」 enPiT-Pro「ICT ベースの社会形成のための文理融合の ICT 教育」が主催して、12月9日(土)に東京大学(本郷)で開催する【土曜講座】組込みリアルタイムシステム入門(μT-Kernel入門) は、現在、受講者を受付中です。
主催 | トロンフォーラム | ||||||
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日時 | 2017年12月9日(土) 13:00-17:00 (開場12:30~) | ||||||
場所 | 東京大学本郷キャンパス ダイワユビキタス学術研究館 丸ノ内線、大江戸線「本郷三丁目駅」各徒歩約5分。春日通り沿いに、本郷消防署や本富士警察署の方向に向かっていただき、本郷消防署のすぐ手前にある「春日門」からすぐです。 赤門や正門側から東大構内に入っていただきますと、だいぶ遠回りになりますので、ご注意ください。 | ||||||
内容 | 組込みシステムで使うリアルタイムOSの概要を説明したうえで、ITRONの後継OSとして、T-Kernelファミリの中で小規模マイコン用として開発されたμT-Kernelについて説明します。 土曜日に開催するため、平日は業務で忙しい方なども含めて、 スキルアップを図りたい方はぜひ受講してください。 | ||||||
プログラム(予定) |
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対象 |
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参加費用 | 幹事会員・A会員1社3名、i会員・B会員1社2名、学術1団体1名まで無料。 | ||||||
申込締切 | 12月4日(月) | ||||||
ご注意 | 定員は10名です。 | ||||||
備考 |
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申込方法 | 参加ご希望の方は、以下の項目をご記入の上、office@tron.org宛てにご返信ください。メールのタイトルを「2017年12月9日(土) 【土曜講座】組込みリアルタイムシステム入門(μT-Kernel入門:協力ルネサスエレクトロニクス)申し込み」としてお送りください。 ===================================================== 2017年12月9日(土) 【土曜講座】組込みリアルタイムシステム入門(μT-Kernel入門:協力ルネサスエレクトロニクス) |
2018年1月18日(木)及び19日(金)にパーソナルメディアがT-Kernelセミナーを開催
トロンフォーラム幹事会員のパーソナルメディアでは、T-Kernelを使った開発について、より詳しく学びたい方を対象に、有料の実習セミナーを実施しています。2018年1月18日(木)に実施する「T-Kernel導入実習セミナー」では、T-Kernelの基礎から、ソフトウェア部品の組合せ、メモリモデル、デバッグ手法などを説明したうえで、プロセスベースおよびT-Kernelベースのソフト開発からデバッグまでの流れをご体験いただきます。
また、2018年1月19日(金)に実施する「ドライバ開発実習セミナー」では、T-Kernelのデバイスドライバの開発を担当されるT-Kernel経験者を対象に、ドライバの内部構造およびインタフェースなどを説明します。また実習を通じて、ドライバの開発の流れを一通りご体験いただきます。各セミナーの詳細につきましては、以下の公式webサイトをご参照ください。
パーソナルメディア セミナー紹介ページ
http://www.t-engine4u.com/seminar/index.html
イーソルのTRONベースプラットフォームがルネサス製MPU「RZ/A1H」および「RZ/T1」搭載スタータキットをサポート
トロンフォーラム幹事会員のイーソルは、同社製リアルタイムOS「eT-Kernel」をコアとするソフトウェアプラットフォームが、同じくトロンフォーラム幹事会員のルネサス エレクトロニクス社の「RZ/A1H」搭載スタータキット「Renesas Starter Kit+ for RZ/A1H」および「RZ/T1」搭載スタータキット「Renesas Starter Kit+ for RZ/T1」に対応したことを発表しました。eT-KernelをRenesas Starter Kit+を利用したソフトウェア開発に採用することにより、μITRONのソフトウェア資産を再利用した低コスト・短期間での開発と、高いリアルタイム性と信頼性の確保が容易になります。詳細につきましては、以下をご参照ください。
イーソル
https://www.esol.co.jp/news/news_269.html
「文化情報プラットフォーム」にuID技術が採用 TRONSHOW2017で公開シンポジウムを開催
2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会を契機に文化芸術立国実現を図るため、全国の文化プログラム等の情報を、関係省庁、地方自治体、文化団体、民間企業、イベント主催者等から広く収集し、オンライン上で一元的に管理・集約して、誰でも利用できる情報として発信するための文化庁の取組として「文化情報プラットフォーム」があります。従来は、beyond2020プログラムをはじめとする認定プログラムだけが登録対象となっていましたが、この度、一般の文化イベントも登録が可能になったほか、オープンデータとして広く活用できるようにする取組も進めることになりました。この文化情報プラットフォームのバックグラウンド技術には、uIDアーキテクチャが採用されています。
また、この「文化情報プラットフォーム」の普及を目的として、2017 TRON Symposium TRONSHOWにおいて、12月15日(金)13時から「文化庁特別セッション:文化情報プラットフォームシンポジウム」が開催されます。聴講は無料ですが、事前登録が必要です。是非、ご来場ください。
■文化庁 文化情報プラットフォームの利用
www.bunka.go.jp/seisaku/bunka_gyosei/2020_bunkaprogram/bunkajoho_platform.html
■2017 TRON Symposium - TRONSHOW -
www.tronshow.org
T-Kernel/ITRONの採用事例募集中
トロンフォーラムでは、T-KernelやITRONの採用事例を募集中です。T-KernelやITRONを採用された事例をご紹介いただける場合は、入力フォームにご記入ください。T-KernelやITRONは、航空宇宙分野から産業機器、カーナビ、多機能プリンタ、電子楽器、デジタルカメラなど、さまざまな分野で多くの採用事例があります。
お送りいただいた採用事例は、トロンフォーラムのwebサイトやメールマガジンでご紹介させていただいたり、坂村会長の講演やTRONプロジェクトの技術情報誌「TRONWARE」などでご紹介させていただいたり、トロンフォーラムが主催または共催、協賛するイベント等でご紹介させていただく予定です。
是非、この機会に採用事例をご紹介ください。詳しくは以下のページにある入力フォームをご参照ください。
https://www.tron.org/ja/tron-project/provide-the-use-case/