トロンフォーラム

【実習】T-Kernel 2.0入門

主催

トロンフォーラム
東京大学大学院情報学環 ユビキタス情報社会基盤研究センター

日時

日程調整中

場所

YRPユビキタス・ネットワーキング研究所6F 大会議室
https://www.tron.org/ja/ceo-greeting/access/

内容

T-Kernelの基本コンセプトはそのままに、時間管理機能の強化や大容量デバイスへの対応などを行い、さらに高機能、高性能な組込みシステムの構築を可能としたT-Kernel 2.0。

本セミナーでは、T-Kernel 2.0で強化された機能について解説するほか、2015年6月に公開された最新版の T-Kernel 2.02.00 での改善点・開発手順についても説明します。

実習では、PCで動作するエミュレータを用い、T-Kernel 2.0のプログラムを実際に動かすまでの手順について説明します。

  • 基礎 : T-Kernel 2.0を用いたアプリケーションの作り方
    -タスクやセマフォの生成、セマフォの使い方など
  • 応用 : エミュレータのLCDを制御して画面に描画する
    -デバイスドライバの具体的な使用方法について

なお、今回の実習で使用するPCは、各自持込みでお願いします。実習で使用するPCには、T-Kernel 2.02.00 Software Package を予めインストールし、サンプルがエミュレータで正常に動作することまでを確認しておいてください。

※当日は、インストール方法などについての説明はありません。
※T-Kernel 2.02.00 Software Package は、トロンフォーラムのソースコードダウンロードページから、無償でダウンロードしていただけます。https://www.tron.org/download/index.php?route=product/product&product_id=133
※ソースコードをダウンロードする際は、初回のみアカウントの登録が必要となります。

講師から

T-Kernel 2.0は、ITRONやT-Kernel 1.0の数多くの採用実績を踏まえつつ、新しい時代の要求に合わせて機能強化を行ったリアルタイムOSです。

実習では実際にビルドして動作を確認していただきます。T-Kernel 2.0のミドルウェア群であるT2EXを利用するためにもT-Kernel 2.0の開発環境の知識は必要となりますので、できるだけわかりやすく具体的に説明します。

本セミナーが組込みシステム開発の一助となれば幸いです。

プログラム
1日目

10:00~12:00

T-Kernel 2.0の概要
設計方針、T-License 2.0、One Stop Service
T-Kernel 2.0の追加機能
(予定講師:T-Kernel 2.0 WG座長 パーソナルメディア株式会社 松為 彰)

13:00~16:30

エミュレータを使った実習と解説(1)
T-Kernel 2.0 Software Packageによるプログラミング
(予定講師:YRPユビキタス・ネットワーキング研究所 由良 修二)

2日目
10:00~16:30

エミュレータを使った実習と解説(2)
usermainにアプリを追加する方法
スクリーンドライバの使い方
(予定講師:YRPユビキタス・ネットワーキング研究所 由良 修二)

対象
  • RTOS、T-Kernelの概要を理解していること
  • C言語でプログラミング可能であること
  • アセンブリ言語の概略を理解していること
参加費用

幹事会員・A会員1社3名、B会員1社2名、学術1団体1名まで無料。

e会員、リエゾン会員の方および上記の会員が追加で参加する場合は1人20,000円(税込)。非会員の方1人30,000円(税込)。

(なお、会員の方が無料参加枠を超えて有料で参加する場合や、非会員の方が有料で参加する場合は、受講日の1週間前までにお申し込みください。折り返し、請求書を発行いたします。ご入金確認後、正式なご受講となります。)

申込締切日

日程調整中

ご注意

定員は6名です。

定員に達したときは、申込期間内でも受付を締め切ることがあります。また応募が多数の場合、複数の受講者をお申し込みいただいた会員の方に、人数の調整をお願いする場合がありますのであらかじめご了承ください。本講習会の内容、実施時間、講師等は予告なく変更する場合があります。

申込方法

参加ご希望の方は、以下の項目をご記入の上、office@tron.org宛てにご返信ください。メールのタイトルを「【実習】T-Kernel 2.0入門」としてお送りください。


貴社名:
参加者名:
参加者のEメールアドレス:

※複数の参加者を一度に申し込まれる場合は、上記を人数分コピーしてご記入ください。

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