5. Hello Worldの実行#
FRDM-MCXN947とパソコンを付属のUSBケーブルでつなぎHello Worldをターミナルに出力させるデモアプリケーションについて説明します。
5.1. MCUXpresso IDEを用いたアプリケーションのビルドと実行#
MCX Nシリーズに対するMCUXpresso IDEとSDKのインストール方法については、ソフトウェアの入手 を参照ください。
MCUXpresso IDE内の左下に"Quickstart Panel"を確認します。

Import SDK example(s)をクリック

FRDM-MCN974評価ボード上で実行可能なサンプルを選択する為に、赤枠のボードを選択後、Nextをクリックします。

demo_appsの矢印ボタンをクリックして階層を展開します。
hello_worldのチェックボックスにチェックを入れます。
標準出力をUART経由でコンソールへ出力するため、Project OptionsのSDK Debug ConsoleのUARTを選択します。
3. 最後に、Finishをクリックします。 .. image:: image/selecthelloworld.png
プロジェクトを選択後に、ウィンドウ上部にある「ビルドアイコン」をクリックするか、Quickstart Panel内の「build」をクリックして、プロジェクトのビルドを実行します。

エラーやワーニングなく、プロジェクトがビルドされたことを確認してください。

パソコンと**J17**のMCU-LINKポートをUSB Type-Cケーブルで接続します。 初期状態では、

ウィンドウ上部の「デバッグ」アイコンをクリックするか、Quickstart Panel内の"Debug"をクリックして、ソフトウェアをダウンロードします。

MCU-Link CMSIS-DAPデバッグプローブを選択

標準出力を確認するために、「Terminal」を選択後、「new terminal」をクリックしてターミナルを開きます。

プルダウンメニュから「Serial Terminal」を選び、ボーレートを115200、8-bit、パリティなし、1ストップビットに設定します。

ウインドウ上部の「run」アイコンをクリックし、プログラムを実行すると、ターミナルに「Hello World」が表示されます。

5.2. 他の設計環境でビルドとダウンロードを実行#
MCUXpresso for Visual Studio Code (VS Code)は、ソースコードの編集と開発で最適化された設計環境となります。VS Codeを用いたビルドとダウンロードについては、 Getting Started with MCUXpresso for Visual Studio Code をご参照ください。