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プロジェクト発足以来、「どこでもコンピュータ」を目指し、着々とパーツを開発してきましたが、その中のITRONは世界で最も使われている組み込み用OSとなりました。ITRONはいまや、携帯電話、自動車のエンジン制御、デジタルビデオ、FAXなど標準組み込みシステムとして全世界で使われています。 また、Javaもインターネット全盛の現在重要な言語となってきていますが、その「リアルタイム性が無い」欠点をITRONでおぎなうというコンセプトのJTRONが、携帯電話など実用面でも使われるようになってきました。 そして、BTRON「超漢字」――10万字以上の文字が使えるOSとして登場して以来、大きな反響を呼んでいます。 さらに、CTRONはわが国の局用の交換機OSの標準ですし、わが国の省電力オリジナルマイクロプロセッサの多くはTRON仕様チップを原形としています。 今や、TRONアーキテクチャは全世界の組み込みアーキテクチャNo.1の地位を獲得することが出来ました。
そして、PCの時代が終わり、TRONが早くから提唱してきたユビキタス・コンピュータ(どこでもコンピュータ)の時代に入ろうとしています。
このようなプロジェクトを進めるにあたり、トロンプロジェクトの活動を多くの人々に知らしめるために、毎年トロンプロジェクトシンポジウムを開催しています。本年度も第20回トロンプロジェクトシンポジウムを来たる12月11日から13日に東京・有楽町の東京国際フォーラムにて開催いたします。 今年のシンポジウムでは特に「T-EngineとユビキタスID」をメインテーマに取り上げ、ユビキタス・コンピューティング環境の構築に最適な様々なTRONを紹介する予定です。また、コンピュータによる身体障害者サポートを考える恒例のイネーブルウェアシンポジウム「TEPS2004」も併せて開催する予定です。
どうぞこの本シンポジウムの開催趣旨にご賛同いただき、是非ご協賛、ご参加を賜りますようお願い申し上げます。
トロンプロジェクトシンポジウム実行委員会
実行委員長 坂村 健
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