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WHAT'S NEW−ARCHIVE 2007年2月分
 マルチプロセッサ対応の次世代OS「MP T-Kernel」

T-Engineフォーラムが開発中の「MP T-Kernel」は、マルチプロセッサやマルチコア・プロセッサに対応したT-Kernelです。高機能化の進む組込みシステムでは、処理能力が高く低消費電力のプロセッサに対する要求が増大し続けており、マルチプロセッサや一つのチップに複数のプロセッサを搭載したマルチコア・プロセッサのシステムが注目されています。しかし、従来のマルチプロセッサ対応のOS は、主にサーバやPC などの情報系システムのOSであり、組込みシステムのようなリアルタイム性を要求するシステムには不向きでした。そこで、T-Engine フォーラムでは、組込みシステムに最適なマルチプロセッサ対応リアルタイムOSとして「MP T-Kernel」 の開発を進めています。昨年6月に非対称型マルチプロセッサに対応した「AMP T-Kernel」の試作を完了し、現在、対称型マルチプロセッサ対応の「SMP T-Kernel」を開発中です。「AMP T-Kernel」のソースコードは近く一般公開予定です。
ロードマップ

 セミナー開催報告:『 組込み型リアルタイムOS実技コース/T-Kernel 』

1月25日・26日の両日、トロン協会主催 第9回『組込み型リアルタイムOS実技コース』を開催致しました。今回は、組込みリアルタイムOS概要とT-Kernel基本機能の講義、開発環境であるT-Engineの使用方法の解説の後、T-Engineを実際に使用してT-Kernelのシステムコールを使った組込みリアルタイムプログラムを作成する実習課題に取り組んでいただきました。 質問は多岐にわたり、技術的な質問以外に、デバイスドライバの入手方法やT-Engineの購入方法など実際面での質問も多く、活気に満ちたセミナーでした。

■□■ セミナープログラム ■□■
第1日目
◇組込みリアルタイムOS概説 ◇基本的システムコールの解説
◇タスクスケジューリングの解説 ◇開発環境の解説
第2日目
◇プログラム演習:課題1、2、3、4

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 産業用途向け組込みモジュール「Net-Engine/v6」

エルミック・ウェスコムの「Net-Engine/v6」は、産業用途向けに設計されたハードウエア「Multi-Net/TX49」と、ITRON仕様準拠のリアルタイムOS「ELX-ITRON」・インターネットプロトコル「KASAGO IPv6」を中心とする通信ミドルウエア群を含めたソフトウエア開発キット(SDK)をセットで提供する通信プラットフォームです。PCI、Ethernet、USB、シリアルの各I/Oが備わっており、既存の機器に「Net-Engine/v6」をアドオンするだけで、容易に信頼性の高いネットワーク接続を実現することができます。

http://www.elwsc.co.jp/japanese/products/net_engine.html
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Net-Engine/v6 基本セット(ボード+SDK)

 先端研究開発グループ開催報告

さる1月16日にYRPユビキタス・ネットワーキング研究所(東京・五反田)において、先端研究開発グループの会議を開催しました。先端研究開発グループは、最先端のIT関連の技術開発や技術動向について調査研究を行い、坂村プロジェクトリーダ(東京大学教授)を交えたグループメンバー相互の研鑽を図ることを目的としています。本会議では、まず坂村教授からご講演いただきました。最初に、2025年までを視野に入れた日本の成長に貢献するイノベーションの創造のために、現在政府が策定に向け検討を進めている長期的戦略指針である「イノベーション25」の内容が紹介されました。続いて、全国各地で展開されている自律移動支援プロジェクトをはじめとするu(ユビキタス)ID関連の様々な取組みやT-Kernelの応用事例等トロンプロジェクトの最新状況について解説が行われました。当日は、本グループメンバーをはじめとして当協会会員の方々が多数参加されました。講演終了後に質疑応答が行われ、坂村教授との間で活発な議論が繰り広げられました。
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 JASA組込みソフトウェア技術者試験とTRONエンジニア試験

(社)組込みシステム技術協会殿が実施する「JASA組込みソフトウェア技術者試験」のうちの「クラス2(エントリレベル)」試験が昨年の11月9日から開始されました。クラス2試験は、CBT(Computer Based Test)によって行われ、技術要素、開発技術、管理技術の分野から出題されます。試験は合否判定ではなく、試験結果を点数(スコア方式)により証明し、受験者の方々には証明書が発行されます。なお、クラス1(ミドルレベル)試験については、現在準備中とのことです。T-Engineフォーラムとトロン協会が共同で実施するTRONエンジニア試験については、JASA試験のクラス1(ミドルレベル)以上の能力があり、かつT-KernelやITRONを十分に使いこなしてシステムの設計・製造を行える能力があるレベルを想定しています。T-Engineフォーラムと当協会では、JASA試験開始にともない、TRONエンジニア試験を本年度から実施することとし、現在準備を進めています。
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 Windows上で動くTRON−「超漢字V」登場!

パーソナルメディア(株)の「超漢字V」は、Windowsの上で動くBTRONのソフトウェアです。18万字の多漢字機能など、従来の超漢字シリーズの機能や操作性を活かしつつ、Windowsとの連携機能を大幅に強化し、さらに使いやすくなりました。具体的には、超漢字とWindowsの間で文字列の切り貼りができる機能、超漢字からWindowsの共有フォルダを参照して相互のファイル交換ができる「共有フォルダ参照」の機能、超漢字上の文書をWindows用に設定されたプリンタから印刷する機能などが追加されています。また、インストールの際にも、複雑なパーティション操作は不要になり、Windows上のメニュー操作で簡単にインストールできるようになりました。

http://www.chokanji.com/
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