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WHAT'S NEW−ARCHIVE 2005年1月分

トロン協会10大ニュース

  1. トロンプロジェクト発足20周年を迎え、記念式典を挙行、記念誌を発行。
  2. 第16回通常総会を開催。会長に伊藤達氏((株)ルネサステクノロジ 社長)を選出。
  3. 「誰でもできるユビキタス」をメインテーマにTRONSHOW2005を開催。
  4. 北海道から九州まで全国各地でリアルタイムOS技術者教育セミナーを開催。入門者向けにリアルタイムOSウェブセミナーを開設。
  5. ITRON/T-Kernel相互移植性の検討を開始。セミナーを開催し成果を発表。
  6. ITRON仕様準拠製品登録制度を拡充、PDIC機能ガイドラインを公開。
  7. トロン・フオント・トレーサビリティ・システムを発表。応用促進に向け検 討開始。
  8. リアルタイムOS技術・市場動向調査2003年版を発行。2004年調査を実施。
  9. ESC2004(米国)、ET2004等の関連展示会に出展し普及啓蒙活動を実施
  10. 北米地区等にて海外普及活動を推進。今後はアジア地区にも積極展開。

TRONSHOW2005におけるITRON仕様準拠登録製品の紹介について(報告)

トロン協会では去る2004年12月7日〜9日開催のTRONSHOW2005においてITRON仕様準拠製品登録制度とその登録製品を紹介する展示・発表を行いました。ITRON仕様準拠製品登録制度は、ITRON仕様の普及を促進するために各社で開発されたITRON仕様に準拠した製品を登録いただき、トロン協会の広報活動などを通じて、ITRON仕様ならびに登録製品の普及を図ることを目的としたものです。登録製品には、広報活動の一環として今回のように展示会などにおいて製品を紹介する機会が与えられます。今回は次の会社が登録製品の紹介を行いました。(株)グレープシステム、メンター・グラフィックス・ジャパン(株)、NECエレクトロニクス(株)、(株)ルネサステクノロジ、イーソル(株)、(株)エルミックシステム

エルミックシステムのμITRON仕様OS、TCP/IP、IPSec搭載ハードウエアモジュール「Ansel Module開発キット」

株式会社エルミックシステムのAnsel Moduleは既存システムにTCP/IPネットワーク機能を簡単に追加するための超小型モジュールです。コアCPUのネットワークチップ「MB91401」(富士通製)に内蔵されたIPSec高速処理エンジンで負荷の大きいIPSec暗号化/認証処理をハードアクセラレーションするため、本体CPUに負荷をかけずにセキュアな通信が実現します。

「Ansel Module開発キット」の特長
○Ansel Moduleは50×70mmの小サイズで、既存システムへの追加が容易
○Ansel Module本体とITRON仕様OS・TCP/IPスタック・各種ドライバ等をセットで提供
○TCP/IPスタックはエルミックのKASAGO IPv6を採用し、高速・高信頼の通信を実現
○IPv4/IPv6デュアルスタックにより、IPv6へのスムーズな移行が可能
○IPSecはDES、3DES、AES、HMAC-SHA1、MD5、IKEに対応
※開発用として、Interface Board(T-Engine/PCI)を別途提供しています。

http://www.elmic.co.jp/japanese/products/ansel_module.html

謹賀新年

昨年はトロンプロジェクトにとってひとつの大きな区切りである、プロジェクト開始20周年の年でした。年末にはIBMがPC事業を売却するなどPCの時代が大きく変革期を迎え、トロンプロジェクトが掲げてきた「ユビキタス・コンピューティング=どこでもコンピュータ」技術が大きく注目を集めるようになってきました。
我々はユビキタス・コンピューティング環境の実現のために、青果物の生産から流通のトレーサビリティ、物流管理、投薬管理、場所を認識して誰でもが迷うことなく移動できる自律的移動支援など多くの実証実験を進めております。
これらの実験の成果を披露した昨年暮れのTRONSHOW2005では、エンジニアだけでなく、アジア各国の政府関係者にも視察いただきました。
中国、韓国、シンガポール、インドなどアジア各地でのT-EngineやユビキタスIDセンターの拠点作りも順調に進んでおります。
ユビキタス・コンピューティング社会の実現にむけて昨年にも増して活発に推進していきます。
本年もトロンプロジェクトをどうぞよろしくお願い申し上げます。

坂村 健
TRONプロジェクトリーダー/東京大学教授



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