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WHAT'S NEW−ARCHIVE 2004年8月分

T-Kernel適応化/最適化検討ワーキンググループの発足について

トロン協会のITRON仕様検討グループは、このたび「T-Kernel適応化/最適化検討ワーキンググループ(WG)」を発足させ、7月14日に第1回のミーティングを開催しました。
ミドルウェア流通実現やシステム評価容易化のため、T-Engine標準開発プラットフォームにおいてはT-Kernelシングルソース化の方針をとっていますが、ユーザが実際に製品に組込む際はT-Engine Appliance の一定のルールに従えばサブセット化や最適化を目的としてT-Kernelを改変して使用できます。しかし、各ユーザが個別にサブセット化を行ったのではソフトウェアの再利用性というT-Engineのメリットが享受しにくくなります。
そこで、T-Kernelのサブセット化、ターゲットハードウェアへの適応化等の各ガイドラインを策定・公開する目的でYRPユビキタス・ネットワーキング研究所と共同で本WGを発足させました。WGの活動期間は2005年を最終とし、2004年12月開催のTRONSHOWにおける中間報告を行う予定です。


2003年度リアルタイムOS利用動向アンケート調査結果について

日本システムハウス協会とトロン協会では、Embedded Technology 2003(2003年11月12日〜14日)会場で組込みシステムの開発技術者を調査対象に、組込みシステムの技術動向、利用動向に関するアンケート調査を実施しました。この調査は1996年度から毎年実施し、組込みシステム開発技術の現状とリアルタイムOSの問題点や選択基準、ITRON仕様OSの利用動向などを調査しています。今回の調査結果では、「システムに組込んだOSのAPI」は37.3%がITRON仕様で、ITRON仕様の比率が依然群を抜いていることを示す結果でした。また、「今後採用予定のOSのAPI」は48.4%がITRON仕様、5.8%がT-Kernelで、T-Kernelの本格的普及の兆しをうかがわせます。今回の調査報告の抜粋版をトロン協会ホームページで公開中です。報告書最終版も近く同ホームページで公開予定です。

http://www.assoc.tron.org/jpn/research/data/survey2003J_summary.pdf

アンケート結果

横河ディジタルコンピュータのT-Engine開発プラットフォーム

横河ディジタルコンピュータ(株)は、3つの領域でT-Engineご利用の皆様に貢献します。

●T-Engineハードウェアの提供 ●T-Kernel上の各種ミドルウェアの提供 ●ICEなど開発環境の提供

現在、ARM7、ARM9ファミリを中心に各種CPUへの展開をおこなっており、セイコーエプソン、モトローラ、沖電気工業、シャープ、富士通など各社のARMプロセッサに対応した標準T-Engineボード、μT-Engineボードを提供しています。製品には、ターゲット開発用・開発マシン用の各種ソフトウェア及びハードウェア回路図などが付属。また、オプションのデバッグボード、LANボード、LCDボードなどの拡張ボードが利用でき、開発期間短縮及び製品品質向上を支援します。

http://www.ydc.co.jp/emb/product/T-EngineBoard.html

T-Engine開発プラットフォーム

トロン協会北米連絡会議を開催

去る7月6日にトロン北米連絡会議を東京で開催しました。トロン協会海外支部検討委員会委員ならびにトロン協会北米連絡事務所のスタッフが出席して、2003年度(2003年7月1日〜2004年6月30日)の活動結果と2004年度の活動についての協議を行いました。
まず、北米連絡事務所により2003年度の活動報告が行われ、報告が了承されました。また、2004年度の活動については北米連絡事務所から活動方針案の説明がありました。 今後この活動方針案を更に具体化した案を引き続き検討することとして会議を終了しました。

会場入口写真

ソフトウェアエンジニアリングセンター構想

組込みソフトウェアの開発力強化のため、経済産業省情報処理振興課が主導し、昨年10月来、組込みソフトウェア開発力強化推進委員会準備会を設置し検討を進めてきた。
具体的には、組込みソフトウェアに特化したエンジニアリング手法の開発および組込みソフトウェア技術者のスキル標準の開発を柱として、今後の方向性につき検討がなされている。
今年度はこの成果を踏まえ、準備会を拡大改組「 組込みソフトウェア開発力強化推進委員会」をキックオフし、より具体的詳細方策の検討がなされる予定である。
具体的には、同委員会の基に6つの部会(品質向上手法、プロジェクト管理、開発プロセス、スキル標準、キャリア開発、教育)を設置し、具体策の検討がなされる予定である。
トロン協会でも、従来より行ってきた組込みソフトウェア教育の実績をベースに、上記委員会に参画し協力することにした。
なお、本年10月には、経済産業省外郭団体である独立行政法人情報処理推進機構(IPA)内にソフトウェアエンジニアリングセンター(SEC)が設置される予定である。


ルネサステクノロジのμITRON4.0仕様準拠リアルタイムOS「M3T-MR32R」

株式会社ルネサステクノロジは、SuperHファミリに対応した「HI7000/4シリーズ」とH8SXシリーズに対応した「HI1000/4」に続き、M32Rファミリに対応したμITRON4.0仕様準拠リアルタイムOS「M3T-MR32R」を開発し、9月より出荷を開始します。「M3T-MR32R」は、「HI7000/4シリーズ」に搭載されている「HIOS Configurator」とほぼ同様のユーザインタフェースを持つGUIコンフィギュレーションツールを新規に搭載しています。このことにより、コンフィギュレーション環境は、従来より向上し、使い勝手の良いものとなりました。また、カーネル部分は、M32Rファミリ、SuperHファミリ間のアプリケーションの相互移植が容易となるように考慮して開発されています。今後は、M16C/80,M32C/80シリーズに対応したμITRON4.0仕様準拠リアルタイムOS製品を提供する予定です。

M3T-MR32R

セミナー開催案内 『組込み型リアルタイムOS概要とプログラミング実習』

トロン協会では、独立行政法人 雇用・能力開発機構と協力して下記のセミナーを開催致します。 福岡県ならびに近県のエンジニアの方々のご参加をお待ち致しております。

◆ セミナー名:「組込み型リアルタイムOS概要とプログラミング実習」〜 リアルタイムOS活用のファーストステップ 〜
詳細案内⇒ http://www.assoc.tron.org/jpn/index.html
◆ 開催日時:2004年9月9日(木)、10日(金) 10:00〜17:00
◆ 主催:独立行政法人 雇用・能力開発機構 九州職業能力開発大学校
◆ 会場:九州職業能力開発大学校(九州ポリテクカレッジ) 〒802-0985 北九州市小倉南区志井1665-1
http://www.ehdo.go.jp/fukuoka/kpc/lhpkpcdm/kpc5dm.htm
◆ 受講料:Aコース 1日目のみ 10,000円 定員50名/Bコース 2日間  20,000円 定員10名
◆お問い合わせ:お申込み等につきましては、九州職業能力開発大学校 援助計画課まで(担当:若松、福本) TEL:093(963)8352


第2回 ITRON / T-Kernel オープンセミナー 開催報告

〜7月9日、 テーマ『T-Kernel詳説』で開催 〜

7月9日、東京、有明の東京ファッションタウンでトロン協会主催のオープンセミナーを開催しました。今回は、T-Kernelを製品開発に利用することを検討するためにT-Kernelの実際的な技術情報を必要としている組込みシステムの技術者を主な対象者として開催し、T-Kernelの利用にあたって必要となる基礎知識、実際に使用する際の注意点などを具体的に説明するとともに、今後進展するT-Kernelの最適化についての考え方、さらに、実際の開発事例とその経験談を交えた実践的な内容で行いました。参加者には実際に組込みシステムを開発している技術者も多く、今後のT-KernelApplianceの進め方などに関する具体的な質問が多く出されました。
トロン協会ではT-KernelやITRONなどのリアルタイムOSを使用する組込みシステムの技術者教育を行っております。セミナー開催のご希望はトロン協会までご連絡下さい。

セミナー風景

RFIDタグ用LSI MB89R116/118

富士通(株)は、ユビキタスIDセンターが推進する「ucodeタグ」対応チップとして、MB89R116/118を提供しております。13.56MHz帯を使用した近傍型RFIDチップで、国際標準ISO15693にも準拠しております。強誘電体メモリ(FRAM)を2KByte搭載することで、EEPROMを使用した従来のタグに比べて、大容量のデータの高速書込みや1E10回以上の書き換えを可能としました。また、アンチコリジョン機能により複数枚の同時読み取りに対応できます。SCM・ロジステッィク・リテール 他 幅広い用途にご使用可能です。

RFIDタグ用LSI MB89R116/118



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