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WHAT'S NEW−ARCHIVE 2003年12月分

TRONSHOW2004開催報告

TRONSHOW2004を12月11日から13日まで東京都千代田区の東京国際フォーラムにて開催しました。基調講演では、坂村健トロンプロジェクトリーダーが「ユビキタスTRONに出会う」というテーマで講演し、2003年のプロジェクトの成果 を振り返るとともに2004年の計画として、組込み分野に最適な独自のライセンス方式「T-License」やミドルウェアの電子的流通 システム「T-Dist」などについて解説し、最後に「パソコンやインターネットの技術は1990年代に完成しているが、ユビキタス・コンピューティング技術の開発はこれから始るところである。トロンプロジェクトがこの技術の創生に貢献し、日本が世界の人々から感謝され尊敬されるようになることを目指す。」と結びました。また、ユビキタスID特別 セッションでは、坂村プロジェクトリーダと村井純オートIDラボジャパン代表が対談を行い、両者が相互に技術を提供し合い、共同で実証実験を行うという共同提案を行いました。展示会場中央のユビキタスショーケースでは大きなガラスの部屋の中に未来のユビキタス社会のモデルを作り、身の回りのあらゆるものの中にICタグが組込まれたとき日常生活がどうになるかを来場者が実際に体験できる展示を行いました。また、各社の展示では、●T-Kernel(ITRON)とWindowsCE.NETをひとつのT-Engineボード上で協調動作させるブリッジングシステム、●T-Engineと制御ボードを組み合わせ、電力線搬送モデムにより機器および家電の遠隔制御を行うシステム、●「Wireless T-Engine」試作端末、 ●μITRONとWindows AutomotiveのマルチOS搭載カーナビゲーション、 ●T-Engineにピアノと音声通信用のヘッドセットを接続しインターネットを介して離れたところにいる人とおしゃべりしながらピアノのセッションを行うことが出来るシステム、●非接触ICタグと携帯電話を利用したシステムで、非接触ICタグ・リーダーが取り付けられたポスターにICタグをかざすことにより詳細な情報が携帯電話に配信されるシステム、などが注目を集めました。

TRONSHOW2004
TRONSHOW2004

高速・コンパクトなITRON仕様準拠TCP/IPネットワークライブラリ・NetX-μ ITRON

NetX-μITRONは、グレープシステムが開発したμ ITRON仕様準拠TCP/IP ネットワークライブラリです。TCP/IPプロトコルの高速な標準実装で、ThreadXと完全に統合され、ThreadXがサポートする全てのプロセッサで利用可能です。NetX-μ ITRONはPiconet(TM)と呼ばれる独自のアーキテクチャによって構築されており、伝送フレームのゼロコピー化された機能を持つAPIを含めネットワーク接続が必要な組み込み用アプリケーションに最適なシステムを提供します。

http://www.grape.co.jp/el/netxitron.html
NetX-μITRON

Embedded Technology 2003 参加報告

去る11月10(月)から14日(金)までパシフィコ横浜において組込み技術に関する展示会とカンファレンスEmbedded Technology 2003((社)日本システムハウス協会主催)が開催されました。トロン関連のセミナー・講演としては、11日にチュートリアルセッション「リアルタイムOS入門〜T-KernelとITRON〜」が開催されたほか、最終日には坂村健プロジェクトリーダが「T-Engineプロジェクトの最新動向」というテーマで特別 講演を行うとともに、パネルディスカッション「オープンソース時代を迎えるソフトウェア開発の明日」にパネラーとして参加しました。これらのセミナー・講演はいずれも定員を上回り盛況でした。また、展示会場では、ブースを設け協会活動の紹介を行うとともに、特設コーナーにおいて主催者と共同でリアルタイムOS利用動向アンケート調査を実施しました。

満員御礼

チュートリアルセッション『リアルタイムOS入門/T-KernelとITRON』を開催

トロン協会では日本システムハウス協会が主催する組込み総合技術展ET2003のチュートリアルセッション開催に協力して、『リアルタイムOS入門』のセミナを実施致しました。今回はYRPユビキタスネットワーキング研究所と協同で、組込みリアルタイムシステムの分野で最も多用されているT-KernelとITRONを同時にとりあげ、両者の関係および両者の差異が分かるような内容と致しました。今回も募集段階から多数の受講申込みがあり、予定の定員を大幅に上回ったため、急遽、定員枠を増やしての開催となり、ET2003のチュートリアルセッションの中では最多の受講者が参加致しました。リアルタイムシステム技術者を育成するために、トロン協会では、国内各地の関係機関と連携してセミナを開催しています。セミナの地方開催をご希望の方はトロン協会までご連絡下さい。
セミナー風景

μITRON仕様OS:HIシリーズ上で動作する「Dynamic Loading Manager」

(株)ルネサステクノロジでは、μITRON仕様OS:HIシリーズ上で動作するプログラムをダイナミックにローディング可能にする「Dynamic Loading Manager」を開発いたしました。本機能は、リロケータブルプログラムをターゲット上でアドレス解決し、メモリ上に展開し実行することができるものです。共有ライブラリとして、メモリ上へ常時展開したり、それを参照することもできます。本機能は、アプリケーションの追加を行いたい、あるいは、バージョンアップ版プログラムをスムーズに入れ替えたいといったニーズにお答えするものです。いまや組込みシステム分野ではμ ITRON仕様OSが業界標準のリアルタイムOSとなっていますが、LinuxやWinCE等を使用しなくても、軽量 ・コンパクトなμITRON上で、ダイナミックなローディング機能を実現することが可能です。

お問合せ:csc@renesas.com
Dynamic Loading Manager

 

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