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WHAT'S NEW−ARCHIVE 2003年1月分

バージョンアップWG 2003年度活動方針

バージョンアップWGでは来年度の活動方針について検討を行い、次のとおり決めました。

  1. 従来のドメイン(動作するファームが開発時に全て固定する。ハードウェアの標準化は出来ない)における、カーネル周辺(応用)仕様の拡充。(+αの検討)
  2. T-Engineとの関係について技術的検討を幅広い視点で行う。

また、WGの名称を活動内容に相応しいものとするために次のとおり変更することにしました。

和名: ITRON仕様検討WG
英名: ITRON Specification Up-date WG

2003年度も引き続きITRON仕様検討の活動をご支援くださいますようWGのメンバー会社をはじめ会員会社の皆様のご協力をお願いいたします。

バージョンアップWG 2003年度活動方針


NEC製T-Engine/VR5500ボードおよびμT-Engine/VR4131ボード

NECはユビキタスコンピューティング時代の開発プラットフォームである「T-Engine(ティーエンジン)」2種類を開発し、パーソナルメディア株式会社から発売中です。標準T-Engineボードにはパソコン性能を持つVR5500、μT-Engineボードには高性能低消費電力のVR4131を搭載しております。T-Engineに搭載しているCPU「VR5500」は最大800MIPSの高速演算が可能で、数年先の携帯電話の性能をオンタイムで体感できます。また「VR5500」の消費電力は2W程度であり、T-EngineボードのアナログRGB端子、USB端子を使うことで、ファンレス無音のT-Engineパソコンが実現できます。μT-Engineには1500MIPS/Wと高性能低消費電力が特徴であるCPU「VR4131」を搭載しています。μT-Engineは標準T-Engineボードより一回り小さいため、そのまま製品に組込み可能です。また、μT-Engineに搭載しているメモリを実装した23mm角の「VR4131BGAモジュール」を使うことで、コンパクトなセットが短期間で開発可能です。

NECエレクトロニクスのマイコン関連紹介ページ
NECマイクロプロセッサVRシリーズのパンフレット
パーソナルメディア社 標準T-Engine開発キットのパンフレット
パーソナルメディア社 μT-Engine開発キットのパンフレット

T-Engine/VR5500ボードμT-Engine/VR4131ボード

新年のご挨拶

トロンプロジェクトでは組込システムを効率よく開発するためのオープンな開発プラットフォームとして、一昨年暮れ「T-Engine」プロジェクトを大々的に発表しました。そして、昨年の6月にそれを推進する組織として「T-Engineフォーラム」を設立しました。おかげさまで当初22社で発足しましたが、100社近くにせまる勢いで、国内だけでなく、欧米の企業の参加も得ています。
既に10種類近いT-Engineボードがリリースされ、ユビキタスネットワークの情報端末やIP電話など多くのアプライアンスも提供され、多くのミドルウェアも流通されはじめました。12月に開催されたTRONSHOWでは例年以上に多くの来場者があり、非常に大きな注目を集めました。まさにT-Engineは「ユビキタスコンピューティング」時代オープンな開発プラットホームとしての地位を築きはじめました。

また、ユビキタス・ネットワークにおける情報流通のためにユビキタスIDセンターの設立に向けても活動を開始しました。

今年もこうした活動を中心として「どこでもコンピュータ」時代の基盤技術開発を推進していきます。
トロンプロジェクトを引き続きよろしくお願い申し上げます。

坂村 健
TRONプロジェクトリーダー/東京大学教授

TRONSHOW2003の会場写真
TRONSHOW2003の会場写真
TRONSHOW2003のシアター写真

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