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WHAT'S NEW−ARCHIVE 2002年1月分

トロンプロジェクト最近の活動

1. T-Engineプロジェクトの推進:次世代リアルタイムシステムのためのオープンなプラットフォームT-Engineの製品化と仕様公開を今年の第2四半期に行うことを目標に開発を進めています。
2. ITRON4.0仕様OSへのメモリー保護機能の導入:標準仕様の取りまとめと参照モデルOSの開発を行っています。
3.北米支部設立準備:昨年4月に発足した北米連絡事務所を北米支部に昇格させ、同地域におけるプロモーション活動をさらに強化する予定です。
4. ITRON教育プログラムの編纂:組込みシステム開発技術者育成のために主に初心者を対象としたリアルタイムOSのテキスト編纂、セミナー開催を準備中です。
5.フォントアーカイブセンター構想:ワープロ専用機などのメーカー依存の文字セット、外字フォント集などを収集・整理し、一般向けに無償で公開するため、現在調査研究等の準備を行っています。

Real Time OSの教育について

機器組込みシステムは、将来も日本の産業の重要な分野であると期待されていますが、そのために必要なリアルタイムシステム技術者は大変不足しています。トロン協会では機器組込みシステムの分野で最も広く使用されているITRON仕様OSの技術教育について、関係会員会社と連携して全体として効率の良い教育体系を構築しようとしています。
この一環として昨年11月のMST2001では講演会を開き、各社ITRON技術セミナの紹介とスーパーリアルタイムプログラマーの育成についてパネルディスカッションを行いました。ディスカッションの内容は (1)技術者の裾野を広げる為の導入教育をトロン協会で実施し、基礎知識を与える。(2)その上の実務レベルの技術教育は各社が開催する中級編/応用編に技術者をガイドする。 といったものでありました。今後さらに検討を加え、関係各社と連携して教育体制を整備し、リアルタイムシステム技術者の育成に注力してゆく予定です。
パネルディスカッション

超漢字康煕字典

パーソナルメディア株式会社の「超漢字康煕字典」は、中国の清(しん)の時代に編纂され現在使われている漢字の活字字体の典拠となっている「康煕字典」の全ページを収録した超漢字用電子辞書ソフトです。東京大学東洋文化研究所所蔵の、清朝宮廷内の内務府で発行された貴重なオリジナルの「内府本(ないふぼん)」と、江戸安永年間に日本で翻刻された「安永本」の2種類を収録。超漢字の文字検索で部首や読み、画数などから柔軟な検索が可能です。標準版25,000円(税別 )のほか高精度版があります。

詳しくはこちらをご覧下さい。http://www.chokanji.com/
超漢字画面1
超漢字画面2

新年のご挨拶

トロンプロジェクトでは昨年暮れ「T-Engine」プロジェクトを大々的に発表しました。
「T-Engine」は携帯電話、カーナビ、情報家電などのネットワーク情報機器を効率よく開発するためのスーパー開発プラットフォームです。
12月に開催されたTRONSHOWでは例年以上に多くの来場者があり、非常に大きな注目を集めました。「どこでも(ユビキタス)コンピュータ」時代を迎え、ますます情報機器の開発需要が高まっていることの証しです。
T-Engineでは多くのミドルウェアを流通させることによりネットワーク情報機器を少人数で短期間に効率よく開発することができます。T-Engineはまさに「どこでもコンピュータ」時代にぴったりのソリューションであるといえましょう。

今年もこのT-Engineを中心として「どこでもコンピュータ」時代の基盤技術開発を推進していきます。
トロンプロジェクトを引き続きよろしくお願い申し上げます。

坂村 健
TRONプロジェクトリーダー/東京大学教授

TRONSHOW02
T-Engine
TRONSHOW01

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