トロンフォーラム

T-Kernelとは?

T-Kernelはトロンフォーラムで開発された組込みシステム向けのリアルタイムOSです。組込み機器分野で広く普及したμITRONの技術を継承し、高機能化していく組込みシステムの要請に応えて設計されました。

T-Kernelの展開

T-Kernelは2002年のリリースからバージョンアップを重ね、IoTエッジノードなどの小規模システム向けのμT-Kernelやマルチコアに対応したMP T-Kernelなど各種のバリエーションが開発されてきました。
また、T-KernelのOS機能を拡張するT2EX(T-Kernel 2.0 Extension)やTKSE(T-Kernel Standard Extension)※1も開発されてます。

T-Kernel 2.0
μT-Kernel 3.0
T2EX(T-Kernel 2.0 Extension)

AboutT-kernel_01

T-KernelのライセンスT-License

T-Kernelのソースコードは、オープンソースの利用ライセンスT-Licenseに基づいて公開されています。ソースコードは自由に改変することもでき、個人での利用はもちろん、製品に組み込んでの商利用※2も無償です。

T-License 2.2
https://www.tron.org/download/index.php?route=information/information&information_id=79

T-License FAQ
https://www.tron.org/download/index.php?route=information/information&information_id=57


※1 TKSE(T-Kernel Standard Extension)はT-Kernel 1.0用であり、現在開発は終了しています。

※2 製品に組み込んでの使用の場合は、T-Kernelを使用していることを、マニュアル等へのロゴや文章での表示が必要です。詳しくはT-License 2.2をご覧ください。

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