トロンフォーラム

食品トレーサビリティ公開講座(2017年度東京会場)開催のご案内(食品トレーサビリティの原理とucodeを使った実践 -今すぐに始める食品トレーサビリティ-)

トロンフォーラムでは、今年も東京大学 大学院情報学環・学際情報学府 総合分析情報学コースとの共同主催、京都大学大学院農学研究科生物資源経済学専攻の共催のもと、食品トレーサビリティ公開講座2017年度東京会場を以下の要領で開催いたします。

食品トレーサビリティに関係しておられる皆様の受講申し込みをお待ち申し上げます。

開催要領
日時

2017年9月19日(火)午前9時50分~9月20日(水)午後4時30分

会場

東京大学本郷キャンパス ダイワユビキタス学術研究館
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_14_04_j.html

主催

東京大学 大学院情報学環・学際情報学府 総合分析情報学コース
トロンフォーラム

共催

京都大学大学院農学研究科生物資源経済学専攻

後援

農林水産省、一般社団法人 農業開発研修センター、 一般社団法人 食品需給研究センター

協賛

株式会社 昭和堂

趣旨

日本ではユッケや浅漬けなどの食中毒菌汚染により、欧州では発芽野菜により、死者を含む被害者を出し、大きな社会的問題となりました。このような事故では、健康への影響の広がりを食い止めるために、汚染源の特定とそれの迅速な回収が必須であり、 このために食品の確実な追跡・遡及、すなわちトレーサビリティが大きな機能を発揮します。

欧州連合やアメリカでは、すでに、食中毒や食品汚染事故に備え、食品の移動を把握する基礎的なトレーサビリティの確保が広い範囲の事業者に義務化されています。しかし、日本では、トレーサビリ ティの確保が義務化されているのは牛・牛肉、米・米製品に限られており、完備されたとは言い難い状態にあります。トレーサビリティの原理や要件への理解もまだまだ進んでいません。そのような中で、すべての事業者への普及のために、農林水産省ホームページにおいて、『実践的なマニュアル』総論、各論(製造・加工、卸、小売、外食、漁業編、農業編、畜産編)、各論各映像が公表されています。

本講習会では、食品トレーサビリティの原理や食品衛生管理の講義とともに、ケースメソッドを導入し、ucodeを利用して食品ロットの識別とトレーサビリティを行う、実践的な演習を行います。 昨年度に続き今年度も食品事故に備える危機管理対応、食品事業者のトレーサビリティ導入や従業員のトレーニングの事例の講義を行います。これらによって、食品トレーサビリティの仕組みをつくる能力、初級程度の研修会の講師を務められる能力や知識が獲得できるようにします。

日程は、1日または2日間とし、参加しやすくしています。民間認定ですが、試験を実施し、「食品トレーサビリティ管理士(初級)」、「食品トレーサビリティ管理士(ユビキタス情報管理)」の資格を授与します(詳細は後述)。修了者には、全員に修了証書を発行しています。確実な習得のために、教材や演習方法の改善を進めており、合格率が向上しています。

本講習会は、食品トレーサビリティの管理者やアドバイザーなど専門家の育成を目的としています。企業や農場で品質管理・保証を担当する方々、国や地方自治体の立場で指導にあたる方々、農協同組合や団体・協会、情報システム会社などで支援にあたる方々にはぜひ受講ください。

研修対象

食品関連企業の品質管理・品質保証担当者、地方自治体・農協の食品安全対策担当者、農林水産省・農政局職員、団体・協会の職員、農業経営者、研究者、学生など

受講定員

全カリキュラム 50名

受講料

全カリキュラム 税込16,200円
講義のみ(1日目のみ)税込7,560円
実習のみ(2日目のみ)税込8,640円
(他にテキスト代税込2,600円が必要です。)


受講料は、申し込み後、受講者決定通知を送付します。通知書をお受け取りいただいた後、指定の銀行口座に振り込んでください。 一度納付された受講料は、欠席の場合など理由を問わず返還することができませんので、ご注意ください。

申し込み方法

a)申込み期間
2017年9月12日(火)まで
(定員になり次第、締め切ります。ただし定員に満たない場合は申込み期間終了後も受け付けます。)


b)申込み手続き
以下へ電子メールでお申込みください。
〒141-0031 東京都品川区西五反田2-12-3第一誠実ビル9F
トロンフォーラム事務局 食品トレーサビリティ公開講座係
Email: office@tron.org


c)申込みの受理
受講者決定通知及び講習会案内を電子メールでお送りします。


d) 講習料納入方法(銀行振込による)
振込先 三菱東京UFJ銀行 五反田駅前支店
口座名義 トロンフォーラム
口座 普通預金
口座番号 4622541

※2017年9月13日(水)まで
※振込み手数料は自己負担です。領収書は発行しません。銀行振込書が領収書に代わるものですから大切に保管してください。また、 振込はできるだけ銀行窓口で行ってください(備考欄には公開講座受講料と記入してください)。
※当事務局でお客様のお振込みを確認できない場合、上述したお客様のお手元にある振込み時の領収書(写)を、当方に郵送していただくか、FAX(03-5437-2399)まで送信していただく場合があります。

宿泊宿泊を希望される方は各自で手配してくださるようお願いします。
その他講習会についてのお問い合わせは上記「公開講座係」宛にお願い します。
食品トレーサビリティ講習会(2017年度東京会場)の講習内容と講師
プログラム
9月19日(火)講義

9:50~10:00

開講式

10:00~11:30

「食品トレーサビリティの原理」
立命館大学経済学部 教授 新山陽子


これまでの食品事故を通じて、トレーサビリティの必要性を明らかにする。そのうえで、トレーサビリティの目的と制約、事業者が実施するべき、識別と対応づけ、検査、記録保管、情報提供などを解説し、トレーサビリティの基本原理についての理解を進める。

11:45~12:25

「加工食品の衛生管理、トレーサビリティの仕組みづくりと運用について」
ヤマサ蒲鉾品質管理部 黒田信行


食品衛生のためのHACCPや、トレーサビリティの導入、従業員のトレーニングといった運用の具体例と実践等についてご紹介いただく。

12:25〜13:30

昼食

13:30~14:30

「さまざまな情報媒体とユビキタス」
東洋大学情報連携学部INIAD学部長 坂村健


電子情報システム利用の将来像を講じる。とくに、物を識別するためのコード体系、それを格納するバーコードやICチップなどの情報媒体、コンピュータシステムの相違を超えて情報の互換性を確保するゆるやかな連携の仕組み/ユビキタスコンピューティングの考え方を解説する。

14:45~15:25

「食品安全・衛生管理の考え方」
大阪樟蔭女子大学 准教授 工藤春代


食品安全のためのリスクアナリシスの考え方と枠組みを解説する。さらに、事業者レベルの食品衛生管理システムの基本的考え方を解説し、国内外の導入状態について述べる。

15:35~16:15

「過去の重大事故から学ぶ、食品企業の危機管理」
(一社)食品需給研究センター 研究員 山本祥平


食品事故発生時に迅速に対応するための事前準備と事故時の対応手順を解説し、危機管理の知識とトレーサビリティの役割を述べる。

16:30~17:15

「トレーサビリティシステム基本構想書と実施計画の作成」
(一社)食品需給研究センター 主任研究員 酒井純


フードチェーンを通してトレーサビリティを確保するためには、関係者の協議に基づきシステムを設計する。それをまとめた「基本構想書」と、各事業者の実施計画の作成について、実際の取り組み事例を交えながら解説する。農水省で作成された「マニュアル」を参照する。

17:30~18:00

資格認証のための試験問題への解答

9月20日(水)実習

10:00~16:00
(適宜、休憩を取ります。)

「すぐに始められる、ucodeを用いたトレーサビリティシステム
越塚登 東京大学大学院情報学環教授
新堂克徳 YRPユビキタス・ネットワーキング研究所


世界共通物品番号・世界共通場所番号である、ucodeを用いた食品トレーサビリティシステムを用いて実践します。実際に食品にucodeを割り当て、フードチェーンに各段階で発生する様々な情報 を保存し、後からその履歴をトラッキングする演習を行います。また、ロットの統合や分割といった典型的な処理の過程についても学びます。明日からでもすぐはじめることができるように、丁寧な講習を行います。

なお、実習の時間内に「食品トレーサビリティ管理士(ユビキタ ス情報管理)」の演習問題に取り組んでいただきます。

16:00~16:30

修了式

※なお、プログラムには、部分的に変更があるかもしれませんので、ご了承ください。

食品トレーサビリティ講習会の検定段位の運営について
検定段位

「食品トレーサビリティ管理士」検定を実施し、下記の検定段位を認定するものとする。

「食品トレーサビリティ管理士(初級)」(京都会場、東京会場とも)
「食品トレーサビリティ管理士(中級)」(京都会場のみ)
「食品トレーサビリティ管理士(ユビキタス情報管理)」(東京会場 のみ)

講習と講義(東京会場)

講習
1日目(講義6時間半)
2日目(実習約5時間)

試験
1日目講義に対する筆記試験
2日目実習に対する実習試験

段位の認定条件

初級は、1日目講義を受講し、それに対する筆記試験に合格した者
中級は、1日目筆記試験に合格し(または既に初級をもち)、2日目演習を受講し、演習試験に合格した者

ユビキタス情報管理は、1日目筆記試験に合格し(または既に初級をもち)、2日目実習を受講し、実習試験に合格した者
※1年目に初級を取得し、2年目に中級やユビキタス情報管理を取得するという、検定段位の積み上げが可能です。

※したがって、中級やユビキタス情報管理については、1日目、2日目を同一講習会で受講しても、別の年度の講習会で受講しても構いません(すでに初級をもっている方も、中級やユビキタス情報管理を取得する際には、再度1日目の講義を受講されることをお勧めします)。
※初級検定段位は、京都会場、東京会場ともに共通です。どちらの会場で取得されても構いません。

申込書

食品トレーサビリティ公開講座申込書
─ 2017年度東京会場 ─

食品トレーサビリティ公開講座事務局御中
(トロンフォーラム内)

下記のとおり、食品トレーサビリティ公開講座(2017年東京会場)に申し込みます。

2017年  月  日
氏名:
氏名(ふりがな):
所属(勤務先):
職名:
連絡先(電話):
連絡先(E-mail):
住所:〒
受講予定内容:
・9月19日~20日の講義講習と実習の通し受講希望
・9月19日全日の講義講習のみ受講希望
・9月20日全日の実習のみ受講希望
(いずれかを残してください)
受講者情報の共有について:
私は本申込書の記載内容および試験の結果について、東京会場および京都会場の講師と運営担当者が、食品トレーサビリティ 公開講座および検定段位試験を運営するために情報共有することについて承諾します。
□はい   □いいえ
(いずれかを残してください。もし、いずれも選択されていない場合は承諾したものとみなします。)
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振込予定日:
振込名義(カタカナ):
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