トロンフォーラム

トロンフォーラムメールマガジン |2017年もTRONプロジェクトをよろしくお願い申し上げます

トロンフォーラムメールマガジン |2017年もTRONプロジェクトをよろしくお願い申し上げます

トロンフォーラムが毎月お送りするメールマガジンの2017年1月号をお送りします。

 2017年もTRONプロジェクトをよろしくお願い申し上げます

1984年に開始したTRONプロジェクトは、「オープンアーキテクチャ」という哲学のもと、組込みシステムで用いるリアルタイムOSの仕様を、世界中の誰でも、自由に利用できるようにしました。この「オープン」という哲学は、現在もTRONプロジェクト推進のバックボーンとして生き続けております。現在では、政府や自治体、公共交通機関などが保有するデータをオープンにして利活用する「オープンデータ」、さらにメーカやサービス提供者間の垣根を越えて利便性の高いサービスを生み出す「オープンIoT」を実現するための「オープンAPI」など、さまざまな領域に「オープン」の範囲を拡大し続けています。

昨年末の「2016 TRON Symposium TRONSHOW」では、IoT機器のノード側を開発するための標準開発環境「IoT-Engine」の実機を、関係各社のご協力により展示いたしました。すでにいくつかの機種は発売も始まっています。昨年から始まった、EUとの共同研究にも利用するため、オープンIoT環境下でのサービス連携や高度なアクセスコントロールを実現する「IoT-Aggregator」の構築も推進してまいります。2020年東京オリンピック・パラリンピックを見据えた、訪日外国人観光客や国内の移動者を支援する「おもてなし」の取り組みとしては、uIDアーキテクチャを利用したOPaaS.ioを構築し積極的に展開していきます。また、トロンフォーラムは米国IEEEとシスターアソシエーション契約を結び、未来のIoTの標準化を共同で進めることにしました。 

私は2017年3月で東京大学を退職いたしますが、4月からは新たな教育活動の実践の場として、「文芸理融合」のIoT時代に対応した教育を推進する全く新しいコンセプトの情報連携学部──INIADを赤羽の東洋大学新キャンパスに開校し、その学部長として活動してまいります。皆様のさらなるご支援とご協力のもと、新たなTRONプロジェクトの活動拠点がスタートいたします。今年もTRONプロジェクトの活動に、どうぞご期待ください。

坂村 健

「2016 TRON Symposium-TRONSHOW-」に多数ご来場ありがとうございました

 トロンプロジェクトシンポジウム 2016 TRON Symposium(TRONSHOW)が、12月14日(水)-16日(金)、東京ミッドタウンホール(東京・六本木)で、米国IEEE Consumer Electronics Societyとの技術協賛のもとで行われました。坂村会長による基調講演「IoT動く」-2016年のTRONプロジェクトと今後の展望- に続いて3日間にわたり、さまざまな講演やセッションが行われました。また、展示会場ではIoT-Engineパビリオンを中心に、IoT-EngineやT-Kernel、μT-Kernel、MP T-KernelなどのTRON系RTOSや開発環境に関する各出展者の展示が行われたほか、uIDアーキテクチャ、オープンデータ、2020に向けた各種おもてなしサービスに関する展示が多数行われました。

なお、基調講演をはじめ、各講演・セッションの発表資料をTRONSHOWのwebサイトに掲載しています。詳細は以下のサイトをご参照ください。

TRONSHOW公式webサイト
http://www.tronshow.org/
講演・セッション発表資料
http://www.tronshow.org/2016-tron-symposium/session-pdf/ja/data.html

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TEPS29th「おもてなしとイネーブルウェア」にパラリンピアン登壇 

TRONSHOW2016終了翌日の12月17日(土)13時30分から東京ミツドタウン カンファレンスで、TRONイネーブルウェアシンポジウム「TEPS 29th」が開催されました。今年のTEPSは「おもてなしとイネーブルウェア」をテーマに、利用者の立場からアテネパラリンピック銅メダリストの杉内周作氏とパラトライアスロン競技の富川理充ヘッドコーチに登壇いただきました。普段のTEPSではなかなか聞く機会のない、パラリンピックの舞台裏や、競技の概要、パラアスリートからみた「おもてなし」等についてお話しいただきました。

なお、坂村会長による基調講演「おもてなしとイネーブルウェア」を、TRONSHOWのwebサイトに掲載しています。詳細は以下のサイトをご参照ください。

TEPS 29th 公式webサイト
http://www.tronshow.org/2016-tron-symposium/ja/07.html
講演・セッション発表資料
http://www.tronshow.org/2016-tron-symposium/session-pdf/ja/data.html

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 1月25日(水)-26日(木)【実習】μT-Kernel入門(協力:FCT)キャンセル待ち受付中

 トロンフォーラム学術・教育WGでは、1月25日(水)-26日(木)に東京大学本郷キャンパスで【実習】μT-Kernel入門(協力:富士通コンピュータテクノロジーズ)を実施いたします。本セミナーでは、小規模組込み機器向けリアルタイムOS「μT-Kernel」の概要と基本機能の解説、およびリアルタイムOSのプログラミングスタイルを理解するためのμT-Kernelを使ったプログラミング演習を行います。実際のスタータキットでプログラムの動作を確認しながら、μT-Kernelの主要機能が習得できます。なお、本セミナーは現在キャンセル待ちを受付中です。詳細は以下のサイトをご参照ください。

トロンフォーラム セミナースケジュール
http://www.tron.org/ja/seminar/schedule2016/

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 1月31日(火)オープンデータセミナー申込み受付中 

トロンフォーラム学術・教育WGでは、1月31日(火)に東京大学本郷キャンパスでオープンデータセミナーを実施いたします。本セミナーでは、オープンデータに関する最新動向と、オープンデータを利用してまちの課題やマーケティング上の課題を解決する方法、またその際に利用できる技術を解説します。また、今日注目されているリアルタイムなオープンデータである公共交通オープンデータを使って、サービスやシステムを構築する方法についても解説します。本セミナーは、3講座からなります。政府の未来投資会議でも、オープンデータの積極的な利活用が取り上げられています。この機会に是非、オープンデータの可能性をご自身の目でお確かめください。参加申込方法等については、トロンフォーラムのセミナーのご案内ページをご参照ください。

トロンフォーラム セミナースケジュール
http://www.tron.org/ja/seminar/schedule2016/

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富士通製バッテリーレスフレキシブルビーコンをucodeタグに認定しました 

トロンフォーラムではこのたび、幹事会員の富士通株式会社が開発したバッテリーレスフレキシブルビーコン2機種をucodeタグに認定しました。いずれも認定クラスのカテゴリは2(アクティブ型の電子式タグ)です。これらのビーコンは、内蔵した太陽光パネルで発電するため、電池交換が不要です。本体はシリコンゴムで覆われており、自由に曲げることができるフレキシブルタイプですので、従来のビーコンでは設置が難しかった曲面への設置も可能とのことです。また防水対応となっています。本ビーコンは、2017年4月に東京都北区に開設される東洋大学情報連携学部の新校舎「INIAD HUB-1」内の数千カ所に設置される予定で、屋内ナビゲーションや学生の出欠管理、IoT関連のプログラミング演習など、さまざまな用途に使われる予定です。詳細は以下のサイトをご参照ください。 

ucode認定タグ一覧
http://www.uidcenter.org/ja/learning-about-ucode/certifiedtags/list
富士通株式会社プレスリリース
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2016/12/8.html

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パーソナルメディアが、IoT開発者教育用教材セット「IoT-Engine 教育&実習パッケージ」を新発売

トロンフォーラム幹事会員のパーソナルメディア株式会社は、IoT時代の組込み教育現場ですぐに使える教材セット「IoT-Engine 教育&実習パッケージ」を新発売すると発表しました。同社製組込み教育用パッケージの「リアルタイムOS 教育&実習パッケージ」をベースに、実行用ボードとしてIoT-Engineを採用したほか、IoT関連の講習用スライドや例題プログラムなどの教材を追加して、IoTの応用システムや関連機器の開発にも対応できるようにしたものです。詳細は以下のサイトをご参照ください。

パーソナルメディア t-engine4u.com
http://www.t-engine4u.com/press/iote_edukit.html 

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イーソルが、医療機器向け安全規格「IEC 62304」の要求を満たした開発プロセスで開発されたT-Kernelの提供を開始

 トロンフォーラム幹事会員のイーソル株式会社は、医療機器向け安全規格「IEC 62304」の要求を満たした開発プロセスで開発された同社製リアルタイムOS「eT-Kernel」の提供を開始したと発表しました。詳細は以下のサイトをご参照ください。

イーソル
http://www.esol.co.jp/news/news_220.html?

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T-Kernel/ITRONの採用事例募集中

トロンフォーラムでは、T-KernelやITRONの採用事例を募集中です。T-KernelやITRONを採用された事例をご紹介いただける場合は、入力フォームにご記入ください。T-KernelやITRONは、航空宇宙分野から産業機器、カーナビ、多機能プリンタ、電子楽器、デジタルカメラなど、さまざまな分野で多くの採用事例があります。

お送りいただいた採用事例は、トロンフォーラムのwebサイトやメールマガジンでご紹介させていただいたり、坂村会長の講演やTRONプロジェクトの技術情報誌「TRONWARE」などでご紹介させていただいたり、トロンフォーラムが主催または共催、協賛するイベント等でご紹介させていただく予定です。

是非、この機会に採用事例をご紹介ください。詳しくは以下のページにある入力フォームをご参照ください。
http://www.tron.org/ja/tron-project/provide-the-use-case/

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