T-Kernel 2.0
T-Kernel 2.0
T-Kernelの基本コンセプトはそのままに、新しい時代に合わせ、さらにこの先の進歩にも十分対応できるように従来のT-Kernel(T-Kernel 1.0)をT-Kernel 2.0にバージョンアップしました。
1. 時間制御機能を大幅に強化
T-Kernel 2.0には、マイクロ秒単位での時間制御機能と物理タイマを制御する機能を追加しました。
2. 大容量デバイス対応
T-Kernel 2.0では64ビット符号付き整数を利用したAPIを追加し、より大容量のデバイスにも対応できるようにしました。
3. システム管理機能、ユーティリティ機能の強化
以下の機能をOS本体の仕様に取り込むことで標準化の範囲を拡大しました。
これにより、ソフトウェアの開発効率や互換性を向上させます。
- キャッシュ制御
- MMUによるアクセス権の設定機能
- アドレス空間の情報取得機能
- 高速ロック機能
4. T-Kernel 1.0の上位互換性を確保
T-Kernel 2.0仕様は、T-Kernel 1.0仕様の上位互換になっています。
新機能はT-Kernel 1.0のAPIとは別に追加することで、バイナリ互換性を確保しました。
T-Kernel 2.0では開発環境も合わせて公開します。
→FAQ
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