============================================================================ ■■■T-Kernel 2.0ソースコードパッケージ Ver 2.01.02 修正箇所 2012/06/25 ■T-Kernel Ver 2.01.02 修正箇所 ---- [K-20102-1]RAMロード用 T-Kernel のスタートアップを修正。 【修正内容】 RAMロード用 T-Kernel (kernel-ram.sys) のリンク時に、ROM 書込み用 T-Kernel (kernel-rom.rom) と同じスタートアップファイルをリンクしていた。 説明書の上では RAMロード用 T-Kernel を使用していないが、修正を行った。 【修正ファイル】 kernel/sysmain/src/Makefile.common kernel/sysmain/build_drv/Makefile.common [K-20102-2]エミュレータのプログラムを修正。 【修正内容】 ・RTC が動作していなかった障害を修正。 ・ネットワークコントローラのIRQ番号が間違っていた障害を修正。 実機ではIRQ172だが、QemuではIRQ127を使用していた(IRQ172に変更)。 ・ネットワークコントローラで、ドライバがパケットの破棄処理をすると、 それ以降、パケットを正常に受信できなくなる障害を修正。 - 具体的には、LAN9221の "Receive Data FIFO Fast Forward" の 機能を使用すると異常状態に遷移してしまう。 【修正ファイル】 emulator/tef_em1d/bin/qemu-tef_em1d.exe emulator/tef_em1d/build/qemu-0.12.4-tef_em1d.tar.gz ---- ■ ソースコードの修正  ○ソースコードのコメントに含まれるtypoなどを修正 ・ソースコード自体の変更はありません。 ---- ■ 資料の更新  ○「EclipseによるT-Kernel構築説明書(tef_em1d用)」 srcpkg/doc/ja/eclipse_guide.txt ・「5.1 ROM用カーネルのビルド」の説明を更新  ○「T-Engine リファレンスボード (tef_em1d) 用 エミュレータ (QEMU-tef_em1d) 説明書」 emulator/tef_em1d/readme.txt ・「3. 周辺デバイス」の「(c) タッチパネル」の説明にあるパラメータの値を訂正  ○「デバイスドライバ構築説明書(tef_em1d用)」 srcpkg/doc/ja/driver.txt ・「1. はじめに」にある仕様書名を訂正  ○「GNU開発環境・インストール手順(Cygwin)」 srcpkg/doc/ja/gcc_setup_guide_cygwin.txt ・「2. Cygwinインストール後の設定」にあるフォルダ指定の表記を調整 ・「3. ディレクトリ作成」にあるフォルダ指定の表記を調整  ○「tef_em1d実装仕様書」 srcpkg/doc/ja/impl-tef_em1d.txt ・「2.12 システムコール」にあるtypoを修正 以上 ============================================================================